三河の足助の町。 山が迫る川沿いの集落です。
大きな木は確か桜で、花が咲くと風情があります。
この町の周囲は大きな田圃が広がっているわけでもなく、川沿いに民家が続き、古くからの街道の町という感じです。 この町には 足助城とか足助神社があって、昔は三河の要衝だったようです。この川の下流へ10キロぐらい行くと、徳川家発祥の地である 松平郷になります。
町の中には古い民家が残っています。
足助の町の写真といえばこのアングルで撮ったものが多いですね。 左側は足助では珍しい由緒ある本屋さん。奥の土蔵は喫茶室になっていますが、タバコが吸えないので私は入りません。右側は醸造屋さんだと思いますが、今はどうなっているのか・・・。
古い町並みを売り物にしている町は多いですが、意外と昔風に新しく作った家屋や施設が多いものです。 この足助の中馬街道は、単純に昔の建物をそのまま残している感じです。
実はこの建物は崩壊の危険があるので、中に入らないようにという張り紙が。
こちらの蔵はまさに崩壊を待っているような感じですね。
街道に散在する残った建物は、大正から昭和初期の頃のものが多い。
この看板は何とも味がありますね。
ある古いお茶屋さんのご主人(現在はサラリーマン)と立ち話をしたのですが、古くて大きな家を維持するのが大変なので、町に寄贈するつもりだとか。生家を寄贈してしまうなんて、凄いな~ と感心してしまいました。
雛祭りの時期は古い街道も少しは華やぎます。
お菓子屋さんは、ご商売繁盛を目指して頑張っていますね。
家の中にお雛様を飾るだけでなく、家の前ににはちょっとオシャレな飾り。
なかなかセンスのある飾りが多いですね。
「美味そうやな・・・」
街道の彼方此方で食べ物も売っていました。ここでは素朴なアンが入った草餅が焼けています。
「そういえば腹が減った。 せっかく足助に来たから、少し変わったものを食べていきたいな・・」 山鹿の里らしい イノシシ鍋 でも食べに行きたくなりました。