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 最近絵を描く意欲が減退気味です。
 「花の絵も描く気がしないし、海外旅行にも行ってないからな・・・・」
 そうでした、海外旅行に出かけると、一枚はその地の絵を描いてきたのですが・・・

 「まー、何か描いていないと、全く描くこともしなくなる恐れが出てきたな・・・」
 そこで、やおら筆 じゃなかった 鉛筆を取って描いたのがこの 孫の絵 です。

 「孫はこんなに賢そうな顔じゃない。 全然似てないじゃん! とても本人とは識別できない絵だ・・・」
 前に孫を描いた時も、妻殿や孫の両親から、 全然似てない と不評でした。

 爺さんや婆さんなら 皺や黒子、痣など、何処か特徴があるのですが・・・。
 「孫は1歳と3ヶ月。もう少し赤ん坊の可愛さが出てこないのはどうしてか・・・」
 いくら直しても、個別識別? が出来る絵にはならない・・・・。

 この絵を描いていた時、お絵かき教室の先生曰く
 「家族の顔なんて描くもんじゃないぞ。 文句ばかり言われるのがオチだ」
 プロがそういうのだから、素人は家族の絵なんて描くもんじゃないですね・・・。

 写真のない時代、肖像画を描くのが画家の重要な仕事だったようです。
 似てない肖像画を描くと、もう御飯の食い上げですよね・・・。

 モナリザの微笑 の絵。 本人と似ていたのでしょうかね・・・・。
 ひょっとしたら、本人より美人に描いてあるのかもしれませんね。

 この絵はどうする?
 もちろん家族には見せませんよ。 物置にでも入れて置きますよ。






 
by takeshi_kanazaw | 2018-09-30 08:35 | お絵描き | Comments(6)

 名は体を表す?

 「紫式部」 という植物を知っていますか?
 秋の頃になると、野山に紫色の小さな実をつけるのですが、この紫色が印象的。
 松平郷でも見つけました。

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 「なかなかいい名前をつけたもんだ・・・。 紫式部か・・・・・」
 植物音痴の私でも、この紫式部という名前はスグ覚えました。

 ところが、以前にこのブログに他で撮った紫式部の写真を載せた時、「紫式部」 じゃなくて 「子紫」 ではないか? という意見も。 紫式部と子紫、どう違うんだ?? 感じが違う紫色の実も見つけた。

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 陽の光の当たり具合で印象が違うので、どっちが紫式部で、どちらが子紫なのか?? 
 一応、検索して区別を調べましたが・・・・。
 「よう判らん! どちらでもいいわ、紫式部という名前が気に入ったから、全部が紫式部や!」


 彼岸花、彼方此方に見つけました。

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 彼岸に咲くから彼岸花。 ところが曼珠沙華という名前も。 仏教で天上の花という意味で曼珠沙華というらしいのですが・・・。 「昔は便所の近くに咲くから 便所花 と云っていたわよ」 これは我妻殿の説。
 いやいや、やっぱり 彼岸花 がいいでしょうな・・・。

 彼岸花の近くに咲いている、小さな青い花。 「露草」 ですね。

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 「露草・・・・。 背丈も小さいし、ホントに露が付きそうな感じだし、この青色や淋しげな感じが名前とピッタリ」
 他に名前があるのでしょうかね・・・・。 いやいや、これは 露草 でいい。 露草がいい・・・・。

 そろそろ腹が減りました。 松平郷に来ると必ず立ち寄るのが 「天下茶屋」
 この名前は・・・・・。 天下というからには豪華で美味な料理? いや茶屋だから洒落た献立?
 このお店の定番メニューは 「麦とろ定食」 です。

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 麦飯にトロロ汁、そして冷たい掛けそば・・・・。
 名前は体を表す?    天下茶屋ね・・・・・。 意外と家康の食事は質素だったのかも・・・。
by takeshi_kanazaw | 2018-09-29 09:37 | Comments(6)
 毎年のように松平郷に来ているので、今回は少し松平氏と徳川氏の微妙な?関係を。
 あくまでも私の勝手な感じですが・・・・。


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 徳川発祥の地 とされる 松平郷 には、「産湯の井戸」 なるものがあります。
 正面には、徳川の家紋である 「三つ葉葵」 が、あしらわれています。
 水戸黄門のドラマじゃないですが、「この紋所が見えないか!」 という感じです。

 徳川発祥の地、家康の産湯、三つ葉葵の家紋・・・。
 ごく当たり前のイメージなんでしょうが、「なんだか変やな・・・」 

 説明書によれば、徳川家康(松平竹千代)誕生の時、この井戸の水を水筒に入れて、早馬で岡崎まで運んで産湯に使ったというのですが、水筒の水で産湯になるか? まー、松平氏代々の井戸の水という象徴的な意味合いかもしれませんが、どうも後からのこじつけ?

 徳川氏というのは家康の作った個人的氏名であることを載せましたが、「三つ葉葵}の家紋も、徳川家の独占的使用を定めたもので、将軍家しか使えない将軍紋が有名。徳川御三家でも同じものではなく、少しデザインを変えているという。 「松平郷で三つ葉葵の将軍紋は使えないはずやがな・・・・」


 徳川家(徳川宗家)と松平氏との関係を簡単に表した資料がありました。(豊田市の松平郷案内HP)
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 上段は岡崎へ進出した一族で、下段が松平郷に残った一族というわけです。
 「徳川は松平氏の ” 新家 ” やからな・・・・」 と松平郷の古老は云っていました。

 家康の天下取りの後、この下段の松平郷の一族(当主は代々松平太郎左衛門を名乗る)は、ズーと450石の旗本のままで明治維新まで続きますが、この一族から幕閣に入った人はない。 ましてや、小藩の大名にすらなっていない・・。松平氏の発祥の地への扱いとしてはやけに冷たい? 松平郷の人達はどう感じていたのでしょうかね・・・・。

 松平郷で一番大きくて立派な施設は 「松平東照宮」 です。
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 東照宮というと 日光東照宮 が有名ですが、家康を祀ったものですよね。 この松平東照宮、その説明文が面白いので紹介すると、
 ==はじめは、八幡宮と称して松平家の屋敷神でした。1619 年( 元和5 年) 家康を合祀し1965 年( 昭和40 年) 親氏公(松平氏の開祖)を合祀しました==
 要するに、松平郷に居る松平氏の神様を祭る場所だが、家康さんもついでに祀ってやった ということか?
 
 松平郷は三河山間地の小さな部落に過ぎません。
 「此処が松平氏発祥の地だ!」 と云っても大きな声をあげても、世間の人は眼を向けない。 やはり 「徳川発祥の地だ」 と言わなければ、インパクトがない。 でも、何処かに 「この地こそ松平発祥の地で、本流だ!」 という気分が残っている感じがしますね・・・。

 松平東照宮、いや八幡さん、の庭。 草を焼く煙がゆったりと上がっていました。
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 日光東照宮では観光客が溢れているが、この松平東照宮は実に静かな時間が過ぎています。
by takeshi_kanazaw | 2018-09-28 10:28 | Comments(3)

 紅ハギ 白ハギ

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 中秋の名月と言えば、ススキにハギ、そして月見団子。 ハギは昔から日本人に親しまれた花ですね。

 徳川発祥の地 松平郷 にも一杯ハギが咲いていました。

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 「今年のハギはえらく元気に咲いているな・・・・・」
 毎年のようにこの季節にはこの場所に来ている。

 「今年は白いハギが咲いている・・・・」

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 ハギにも 赤い紅ハギと白い白ハギというのがあるんですね・・・。

 「紅白揃い踏みを撮らなくちゃ・・・」

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 この松平郷には黄色い土壁が続いていて、ハギの写真が日本画のように見えるので、このブログでも写真を何度も載せました。 昨年などは金箔の色紙にその絵を描いてしまったこともありました・・・。

 「まー、毎年、同じ時期に、同じ場所で、同じような写真を撮るのもイイじゃないか・・・・」

 これは ミズヒキソウ ですかね・・・

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 花が小さすぎて雰囲気だけでも楽しんでくだされば・・・・。

 今年も日本画風に描いてみる?
 いやいや、最近は絵を描くい意欲がイマイチ・・・・・。
by takeshi_kanazaw | 2018-09-27 11:24 | Comments(2)
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 徳川発祥の地とされる 松平郷。 松平城跡の坂道に咲いていた彼岸花です。
 ちょうど彼岸の中日の日、白と赤の彼岸花が、まさに満開でした。

 この松平郷でよく行く 天下茶屋 のオヤジさんが何時も云うのですが、 ” 彼岸が来ると、ちゃんと咲くんだよね、彼岸花が・・・”  この言葉に曳かれて? お彼岸の頃には必ず松平郷へ車を走らせます。

 黒い蝶々が飛んでました。 彼岸花に蝶々、不思議とよく見る情景ですね・・・。

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 蝶々というのは落ち着きがない? ゆっくりとシャッターが押せないですね・・・。

 さて、徳川家というのはよく知られていますが、徳川という氏名は家康個人が新しく起こした氏名で、彼は松平氏の9代目に当たります。ですからこの松平郷が徳川発祥の地とされるわけですが。 ちなみに徳川を名乗れるのは、家康個人と繋がる徳川御三家などの人に限られるとか。 その他の親戚は松平氏を名乗り続けます。

 ここ松平郷に、始祖である 松平親氏 が作ったとされる、松平城があります。
 といっても、ヒノキの木々が生い茂る小高い丘の上に、その跡が残されているだけですが。
 松平氏がこの城に居たのは、家康の生まれる100年以上前の話ですからね・・・。

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 松平城は三河山間部の彼方此方にある 典型的な山城 ですね。 頂上は30m×20mぐらいの平坦部があり、山城としては結構大きい方の部類でしょ。 今は城郭など何も残っていません。

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 「うーん、つわものどもの夢の跡という感じやな・・・・・」

 城跡の丘から見える道。 この道を4キロばかり下ると矢作川にたどり着き、その矢作川をズーと下ると岡崎城のある、岡崎市にたどり着きます。 松平氏は9代目の家康の時代まで、100年近くを掛けてこの地方の戦国大名に成長していったことになりますね・・・。

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 もう500年近く前の話ですね・・・。
 そのころにも 彼岸花が咲いていたんでしょうか・・・。
by takeshi_kanazaw | 2018-09-26 08:47 | Comments(4)
 八ヶ岳の北側メルヘン街道を東から西へと走る。
 苔の白駒池からスグに この道の最高地点(2127m)の麦草峠を越えて進むと、カラマツ林の遠方に南アルプスが見え始めます。

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 薄らと見えているのが、多分南アルプスの北岳かも知れません。 手前からズーとカラマツの林が続いていますが、黄葉の時期には黄金色に輝いて実に綺麗ですよ。

 「ここまで来たんだから、御射鹿池に寄って行こうか・・・・」
 御射鹿池というのは日本画家の東山魁夷が 「緑響く」 と題して、この池の絵を何枚も描いたことで知られています。 これまで数回来ているのですが、殆ど蓼科側から登っているので、逆の道はよく判らない。
 
 「地図で見ると、このメルヘン街道に近いから、何処か道が繋がっているハズや・・・」
 ハンドルを握っている妻殿、何やら温泉が近くにあったことを思いだして、それを目当てに・・・。
 車がやっと通れるような細い林間道路に入って行きます。

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 「うんうん、カラマツ林の中はエーなー・・・・」
 何処を走っているのかはともかく、私はカラマツ林の中を走るのが大好き

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 私たちの車以外は誰も通らないので、気に入った場所で何度も車を停めてパチリ、パチリ。

 何とか 御射鹿池 に到着しました。

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 東山魁夷の絵を見たことがない方は、御射鹿池を見ても全然面白くもないかもしれません。 そもそもこの池は農業用のため池に過ぎず、たまたま東山魁夷が題材にしたから知られるようになったのですから。

 やっぱり 東山魁夷の「緑響く」の絵を載せないと、ピンときませんね。
 緑響くの中で、私が一番気に入った一枚をインターネットから取ってきました。

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 どこかで見たことがある?  
 もちろん、実際は池に白い馬などが来ることはありません。 画家のイマージネーションです。

 私は勝手に想像するのですが、東山魁夷さんは、この池の水の色に触発されたのではないかと。

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 深い緑というか、群青色というか・・・。 この水のイメージが広がって、緑響く の絵になったのだろうと。

 「東山魁夷はどの方角から池を見たのかな・・・・」 池の対岸を眺めながらウロウロ。
 この辺の角度でしょうかねー・・・・・。

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 いやいや、同じ場所に立っても、あの 「緑響く」 のような着想は出来ませんね・・・・。
 以前に来たときに、それじゃと私も御射鹿池の絵を描いてみたのですが、無理でしたね・・・。

 この 御射鹿池 も前とは全然雰囲気が異なり、大勢の人が。 これも吉永小百合の影響だそうです。
 「こんな観光地風になってしまったら、もう来る気は起きなくなったな・・・・」
 農業用のため池のままがいい・・・・・。

 ドンドンと下って行くと、蓼科の南、諏訪湖の田圃の広がる場所へ。
 「そうか、もうすぐ稲刈りのシーズンか、実りの秋やな・・・・」

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 そして、田圃の畔には野菊が・・・。

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 暑い暑いと云ってきましたが、確実に秋が来ていますね・・・・。

 八ヶ岳の周辺を廻るプラプラ旅、これにて完。
by takeshi_kanazaw | 2018-09-25 07:59 | Comments(8)

 苔と遊ぶ 白駒池

 八ヶ岳を東西に横断するメルヘン街道とやらをドライブ。 
 道路から少し入った、標高2000m付近の白駒池に立ち寄ってみた。

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 陽の光が一杯で、眩しいくらい・・・・。 池までは500mぐらい森が続く。
 
 この白駒池、 地面一杯に苔が生えて、紅葉の頃は池の周りが美しい。
 まずは苔に覆われた道を進んでいく。

 苔の美しい場所というと、京都の苔寺に代表されるように、お寺などの庭が多い。
 この八ヶ岳では 白駒池周辺のように、山の中に自然の苔が一杯あって、樹木はもちろん、地面も苔で覆われて情景はダイナミックです。 私の見た苔の情景では一級品ですね。

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 「うーん、マッコト綺麗な苔のジュータンなんだけど、光が強すぎて・・・・」
 肉眼では綺麗な緑の苔が、写真では光に負けてしまう・・・・。

 しかし、苔の光る様は実に美しい・・・。 少し光が弱い場所を探して・・・。

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 真上からみた苔、どうでしょうか? 天然の苔はイキイキしてると思いませんか?
 周囲は全て苔に覆われています。 どの場所も苔が生えている感じです。
 木漏れ日が苔を照らすと、何とも言えないほど豪華な情景に見えてしまいますね。

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 小さな草の芽が、まるで苔に生えた花のようにさえ見えてきます。
 こちらは本当に苔の花? 

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 マクロレンズでもあれば、より面白い写真になったかもしれません。

 木々もみんな苔むしています。

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 「これは曇りか雨の日の方がいいわ。 苔を撮るなら曇りに限る! 今日は光が強すぎる・・・」
 少しシンドカッタですが、白駒池まで登って行きました。
 「うーん、紅葉はまだだな・・・・」

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 木の向こうに結構大きな池が広がっていて、周回することが出来ます。 でも少々疲れた・・・・。

 「うーん、今日は光が強すぎる・・・。 影の場所を探しても光が入って苔が綺麗じゃない、どうすべかな・・・」

 「そうだ、こんな時は発想を転換して、苔の緑を無視して、白黒で撮ってみよう!」
 素人は時々変なことを考えます・・・。

 モノクロで撮った写真を載せていきます。
 まずは上から苔を撮ってみると・・・・。

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 「うんうん、意外と面白い!」
 次は苔むす森をパチリ。

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 苔の森をモノクロで撮ろうとする人は、きっといませんね・・・・。

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 どうですかね、変なモノクロ写真。 やっぱり苔の色を上手く撮った方がいいのでしょうね・・・・。


 余談ですが、私は数年前にも白駒池に来たことがありました。 実はメルヘン街道には殆どトイレがなく、この白駒池の前に小さなトイレがあるので、トイレ休憩を兼ねて白駒池を見た記憶があります。 来る人もまばらで、実に静かな場所だったのです。

 ところが今回は、大きな有料駐車場が出来て、トイレも有料。大勢の人で一杯。
 「どうしてこうなったのかな・・・・。 別に白駒池も苔の姿も昔と同じなのに・・・・・」

 その原因は・・・、吉永小百合 さんでした。
 JR東海の 大人の休日倶楽部 のPRで、吉永小百合さんがこの白駒池の苔の森に登場。 名古屋では全く見たことがなかったのですが、その吉永小百合さんのPRポスターを見て、大勢の人が押し掛けるようになったらしいのです。

 そのPRポスターとやらをインターネットで探してみました。
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 (インターネットより)

 CMというのは恐ろしいもんですね・・・。 一枚の写真でこんなに観光客が来るのですから・・・。
 写真が得意な諸氏、一度トライされてはどうでしょうか。
 まー、写真の上手さも大事ですが、モデルがポイントなのかもしれませんが・・・。
by takeshi_kanazaw | 2018-09-24 08:28 | Comments(4)

 八ヶ岳越え

 八ヶ岳越え と云っても、登山靴に履き替えて八ヶ岳に登る気はありません。
 あくまでも車で八ヶ岳を越えて帰りたい。

 「来た道と同じルートで帰るのもシャクやな・・・・。北側に確か麦草峠を越える道があったはずだけど・・・」
 「そのルートだったか忘れたけど、浅間山が見える場所があるはず、何処だったかな・・・」
 「浅間山? それなら小諸から軽井沢へ行くルートじゃないか?」
 「そうじゃなくて・・・・。遠くから浅間山が見える場所なんだけど・・・」

 そろそろアルツハイマー気味の老夫婦。 まっこと曖昧で明確な記憶がない・・・・。
 今回は全て同行の妻殿ペース。 とにかく小海線沿いに141号を北へ向かうことに。

 小海にまで来ると、麦草峠方面への道路標識が。 とにかく八ヶ岳へ登って行く。
 道路脇に 松原湖 という看板が。
 「松原湖? 聞いたことないけど、チョット寄って行こうか・・・」 実にいい加減なプラプラ旅。
 湖に降りて行くと、これが意外といい景色。

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 「ホイホイ、八ヶ岳が湖面に映って、なかなかいいじゃん」

 「あのオジサン。 ノンビリと一人で釣りをしているぞ・・・・」

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 八ヶ岳の周辺は、清里辺りは観光客が多いですが、そこを離れると実に静かです。

 周囲は古い木が彼方此方に。 これはクルミの木ですが、なかなか立派なもんです。
 池の傍にある八幡さんを覆うように、堂々と枝を伸ばしていました。

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 車に戻って・・・。それから何処をどう走っているのか、イマイチ判りませんが、とにかく登って行く道は一本だけ。
 見晴らしの良い場所に来ました。 八ヶ岳が眼前に広がっています。

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 「いやいや、八ヶ岳が見えるというのは・・・。 八ヶ岳の北側を走っているのか・・・」
 道端のススキ越しに、八ヶ岳をパチリ。 近くに何やらサイロみたいなものが・・・。

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 何かの施設なのかよく知りません。 ここからは全く人家はなし。

 そこからはズーとカラマツの中を走ります。 クネクネした山道をドンドンと登る・・・。

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 「八ヶ岳と言えば カラマツや。 まだ色づいていないけど、季節になるとカラマツが黄金色になって・・・」
 信州は彼方此方にカラマツ林がありますが、私は八ヶ岳が一番だと思っています。

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 こんなカラマツの林の中をドンドンと登って行きます。

 何か道の駅のような小さなお店がありました。 以前に来た時はつぶれそうだったのに、新しくなって・・。
 「此処や、此処やった。 ここから浅間山が見えたのよ」
 この場所は北の八千代高原と麦草峠の分岐点。 そう言えばすぐ私にも判ったのに・・・。

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 「残念、今日は浅間山は雲の中だわ・・・・」
 「下は佐久平やな・・・。」

 旅の話はどうも地図がないとイマイチ判りにくい。
 我々はどうも 小海から八ヶ岳の北側を東から西へと走っているようです。
 
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 南は中央高速、東は清里、 北は小海、 西は・・・・。 走っている道は蓼科へいく道ですね・・・。
 途中からは メルヘン街道 という変な?名前が付いています。
 地図を見直して、八ヶ岳は南北に連なる山塊であることをやっと理解しました。
 
 丸印は我々が車を降りて散策した場所になります・・・。
 その後は、苔で有名になった 白駒池 。 そして標高2127mの麦草峠を越えて、日本画家・東山魁夷が『緑響く』を描いた御射鹿池(みしゃがいけ)へと進みます。




 
 
by takeshi_kanazaw | 2018-09-23 08:52 | Comments(4)
 八ヶ岳周辺のぶらり旅。 宿は野辺山高原の小海線最高地点のすぐ傍のホテル。

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 「ナニナニ、鉄道最高地点、標高1375m 。 そんなに高いのか・・・」
 前に踏み切りがあって、後ろに見えるのが泊まるホテルです。

 周辺は一面の畑と牧草地の広がる高原です。 結構高原野菜の生産地なんだそうです。
 踏切近くのレストラン兼土産物屋さん、と云ってももうつぶれていましたが、傍の木は紅葉してます。

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 木の種類は判りませんが、標高が1375mですから、もうこんなに赤くなってるのに少々驚きです。

 ホテルに着いたのは午後の3時過ぎ。 年寄りは早く着きたがるのです。 ゆっくりと大きなお風呂に入って、ノンビリとするというスタイルが、妻殿のお気に入りのようです。 部屋の小さなベランダに出ると、目の前は八ヶ岳が広がっています。

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 「な~んや、殆ど雲に覆われているジャン」 
 そう云いながらも、雲の動きや雲間からの陽光が面白いのですが・・・。

 温かいコーヒーを入れて(自宅から持ってきたコーヒーパック) ベランダに椅子を出して、ノンビリと雲に覆われている八ヶ岳を眺めていました。 

 「頂の周辺だけが雲に覆われているんだな・・・。 頂きと離れた空は真っ青なのに・・・・」

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 雲と云うのは、水分を含んだ空気が山にぶち当たって発生することがよく判りますね。
 コーヒーを飲み、タバコを吸いながら、1時間以上パチリパチリ。

 雲間から瞬間的にではありますが、頂が顔を出す時もあります。

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 肉眼では微妙な雲の感じが見られるのですが、カメラにはそんな感じが出てこない・・・・。
 何枚も撮ったのですが・・・・・。
 「ブロともさんの山の写真とは大違い。 そりゃそうだ、そんなに簡単に山の写真は撮れないよな・・・」
 山までどのくらい距離があるのか、はたまた、空気が湿っていてクリアーじゃないし・・・。

 「夕方には赤くなるかも・・・・」  下手でも何とかなるかもしれないと・・・・・。
 部屋のテレビで相撲を見ながら、時々外も眺めて・・・・。
 5時過ぎから少しずつ雲がピンクになってきたのですが、山は黒いまま・・・。

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 夕日を撮るのが上手なブロともさんがいますが、同じようにはいかない・・・・・。
 「なんで雲の色がへんなピンクのままなんや? 赤くならん!」

 なんだかんだと言いながら、気が付けば4時ごろから2時間以上粘って 八ヶ岳と格闘していました・・・。
 「もう暗くなってきた、やっぱり素人では無理や・・・・」 ということで、格闘の第一ラウンドは終了。

 「メシや、飯や」 と夕食場へ。

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 何やらいろんなものが出てきました。 野辺山は高原野菜の産地ですから、メニューもそんな感じ。
 次から次へと出てきました。
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 私は 貧乏人の早食い という言葉の通り、酒も飲まないし、すぐにパクパク。
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 殆どが野菜中心の献立でした。 このホテルは女性向きですね・・・・。

 このホテルでは毎晩 星空見学会があるという。 しかし、老人夫婦はそんなものには行かない。
 部屋に帰ると、妻殿が3脚を取り出してベランダに設置。
 
 「ふーん、夜空の星を撮るつもりか・・・・。 でも雲が一杯や・・・・」
 それでも彼女は根気よく雲が晴れるのを待ち続けます。 私? テレビを見たり、本を読んだり・・・。

 肉眼で見えたのは飛行機の飛んでる灯り。 でも雲間にチラチラ程度。
 結局、妻殿の夜空撮影は成功しなかったようです。 まー、自然には勝てないということですね。

 翌朝、5時前から、八ヶ岳との格闘第2ラウンド。 懲りないんですね・・・・。

 山裾に朝霧が出ますね・・・・。

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 どうしてか判りませんが、早朝になると山裾にたなびく霧の帯が出るんですね・・・。

 朝日は山と反対側から登ってきます。 薄らと朝焼けが始まりました。

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 夕日がダメでも朝焼けがあるさ! と言いたいところですが・・・・。
 肉眼では、八ヶ岳の山肌が、少しずつ色づいてきているのですが、何とも写真では上手く出ない・・・。

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 朝焼けはアッという間に終ります。 第2ラウンドはスグに終了・・・・・・。

 「うーん、俺には山の写真は無理やな・・・・・・」

 八ヶ岳との格闘は KO負け と言ったところですね。
by takeshi_kanazaw | 2018-09-22 08:33 | Comments(6)
 八ヶ岳の裾野の原始林の中、何処をどう走っているのか、私はよく判りません。

 「俳優の柳生博っていたでしょう?」 と妻殿。
 「ウム 柳生博? うーん・・・。 そうか、少し頼りなさそうな、真面目そうな俳優か・・・」
 「その柳生博が作った山荘みたいなのがあって、一般にも開放してるのよ。八ヶ岳クラブっていうのよ」

 山荘のような建物と思いきや、結構広い敷地に複数の建物。 周囲は沢山の車が止まっていました。

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 車が多いのが気になりますが・・・。 雰囲気はよさそう。

 建物の入り口はこんな感じです。

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 「初めは柳生さんの家族や友達のための山荘だったらしいわ。 今は簡単な食事が出来るレストランや、お茶を飲める場所があって、外にも何か陶芸品や手芸品の展示場なんかがあるんだけど。」
 どうも妻殿は以前に友達と来たことがあるらしい。

 「時々柳生博さんも出てくるわよ」 と妻殿。
 そう云っていたら、ホントに彼がプラプラと園内を歩いていました。
 「うんうん。 確かにあの柳生博やな・・・・」 
 本人に了解を求めて 一枚パチリ。

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 「テレビで見た時より、ふっくらとされてますね」 と声を掛けたら。
 「そうかな・・・・」 と上着をたくし上げて腹の周りをなでなで。 気さくな人柄の方ですね。

 この八ヶ岳クラブ。 周囲は白樺などの木々に覆われて、静かなたたずまいです。
 森に面した場所の喫茶でコーヒーをゆっくりと飲みました。

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 この八ヶ岳クラブ、入場料は取らないし、駐車料金も取らない。 コーヒーは確か560円だったか・・・。
 「うーん、これでよく維持できるな・・・。 まるでボランティアみたいやな・・・」

 秋らしく、栗がポツリと手すりにおいてありました。

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 ちょっとした遊び心?  そんなセンスもイイじゃないですか。

 喫煙所以外はタバコが吸えないのが難点?ですが、静かでノンビリムード。

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 その日は平日でシーズンオフだったのか、お客でごった返すような感じはなし。
 白樺に木陰が映ったのを、何気なく眺めていたり・・・。

 「そろそろ秋やな・・・・。 少し木々が色づいてきてるわ・・」

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 と言いながら、私は喫煙所と何度も往復していたのですが・・・・。

 「俺だったらこんな場所なら、一般に開放なんてしないよ。 静かに家族や友達と過ごす方がいいわ。 この施設では儲からないし、柳生さんはエラク出来た人やな・・・・」

 園内は散策することが出来ます。

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 木道が敷かれていて、良いムードがあります。
 この木も柳生さん植え、木道も自分の手で作ったらしい。

 「ホレ、面白いものが置いてあるよ」 と妻殿。

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 どうもガサツな私では、目立たない場所に小さなリスの置物を置くなんて、こんな細やかなセンスはないですね・・・。 なんとなくスタッフも含めて、この八ヶ岳クラブはたおやかな人が多いのでしょう・・・。

 どうも二度も此処へ来たということは、妻殿のような女性陣には向いているのかも。

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 私は何度も喫煙所を往復し、妻殿はノンビリとした時間を過ごしていましたね・・・。

 この八ヶ岳クラブ、どういういきさつで作ったのか興味が湧いてきたので、少し検索。
 経緯は ここをクリックしてください 「八ヶ岳クラブ」

 案外、柳生さんは根っからまじめ人間のような気がしましたね。
 今回はなんだか 八ヶ岳クラブ の宣伝ブログ のようになってしまった?




 
by takeshi_kanazaw | 2018-09-21 08:46 | Comments(6)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


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