カテゴリ:相生山の四季( 90 )

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 幼少の頃、 「からたちの花」 という歌を聞いたことがあります。

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    からたちの花が咲いたよ。
    白い白い花が咲いたよ。

    からたちのとげはいたいよ。
    靑い靑い針のとげだよ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・
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 北原白秋作詞、山田耕筰作曲の日本の童謡だそうですが、出だしの一節だけが記憶に。

 秋になるとこの樹に黄色い小さな実が成るのですが、私はてっきり キンカン の実だと思ってました。
 昨年だったか、地元の人にこの樹が からたち だと教わったのですが、どうもピンとこなかった。

 今年に白い花を見て、改めて思い直すと、確かに北原白秋の詩のとおりですね。
 白い花が咲いて、棘が鋭くあって・・・。

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 しかし、このからたちの花、なんだか淋しそうな、頼りなさそうな・・・。
 鋭い棘とは対照的ですね。

 そうそう、そういえば島倉千代子の からたち日記 という歌謡曲もありましたね・・・。

 からたちの花。 あまり見かけない花ですが・・・。
by takeshi_kanazaw | 2018-04-09 14:34 | 相生山の四季 | Comments(4)

 星の瞳にホトケノザ

 変なタイトルですが、春の小さな花の話。

 春になると雑草も芽吹いて、花が咲きますね。 殆ど数ミリの小さな花。
 雑草という名の植物はない。 それぞれチャンと名前があって、懸命に生きているわけですが・・・。
 ガーデンで栽培もされず、ましてや花屋さんに並ぶこともない。 まさに 名もなく 小さく 美しい。

 一番バッターは 「星の瞳」
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 山道の傍に小さな青い花が眼に入ったことがありませんか。 数センチの草に数ミリの花。
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 正式の名前は オオイヌノフグリ。 この名前はひどすぎるという声もあり、別名が 星の瞳。
 この 星の瞳 という名前の方がピッタリですね・・・。

 マクロレンズで地面に座り込んでパチリ。 変な情景も写ってしまう。
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 白いものは花弁? いやいや、ひょっとしたら 白い小さな昆虫? 蜜を吸ってるかも。

 地面に座り込むと風景が違ってきますね。 周囲に一杯小さな花が見えますね。

 二番バッターは ホトケノザ。
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 葉っぱが仏座に似ているから名前がホトケノザらしい。
 花は唇のような小さな花弁がある。 よく見えない? 
 この唇状の花弁の花は結構ありますね。
 
 ホトケノザの傍に咲いていたのがこの花。
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 ヒメオドリコソウ という名前だと思いますが、この花も唇状の花弁が。

 少し離れた場所で見つけた花。
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 これもオドリコソウの一種でしょうか・・・。

 もう少し撮った小さな花を載せておきましょうか。 
 これはミミナグサだと思いますが・・・ 小さすぎて風に揺れて、撮るのに苦労しました。
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 植物図鑑で調べても判らない花も。
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 白くて綺麗で小さくて・・・。

 これは多分ヘビイチゴ?
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 この紫の花はよく見ますね・・・。 ツルニチニチソウ? 花は1センチ以上と大きい。
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 春の野原へ行かれたら、座り込んで周囲を眺めて見られては。 情景も変わって見えますよ。
by takeshi_kanazaw | 2018-04-08 13:08 | 相生山の四季 | Comments(2)
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 シャガという花をご存知でしょうか?  アヤメに感じが似ています。(アヤメ科アヤメ属)
 原産は中国、古から日本に来た帰化植物だそうです。
 それにしても豪華に見えませんか?

 少し角度を変えてもう一枚。

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 この花は写真写りのいい花?なんですね・・。 現代風でいえば インスタバエフラワー という感じ。
 実物は30~40センチのヒョロヒョロとした草の先に、3~5センチぐらいの小さな白い花が咲きます。
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 人家近くの少し湿った場所で、まるで草むらに花が咲いている感じにしか見えません。

 冒頭の写真のように、拡大してみると白い花弁が細やかなひだをつくり、青や橙色の模様が規則的にちりばめられています。 肉眼で見るより写真で拡大した方が、その豪華な様が見事に見えます。

 下手な写真撮りの私が、数年前に偶然に写したシャガの写真が、意外と?実物以上だったので、それ以来この花の咲く頃(桜の花が散ってしまった頃)は必ずカメラを片手に出かけることに。 写真だけじゃなくて、絵にまで描いてしまう拘りよう。 少々シャガにはまっているのかもしれません。
by takeshi_kanazaw | 2018-04-07 08:05 | 相生山の四季 | Comments(8)
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 ヤマツツジですね・・・・。
 
 昨日(4月5日) 何時も行く雑木林の相生山。
 なんとなんと、雑木林の中にピンクの色が。 
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 ヤマツツジらしいのですが、ツツジと言えば5月の連休の頃のイメージでした。
 「うーん・・・。今年は桜だけじゃなくて、春の花は例年より相当早く咲いているな・・・・・」
 この調子だと、シャクナゲや牡丹も早く咲くかもしれませんね・・・。

 そして、近くにはなんと藤の花まで見つかりました。
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 この相生山、10日前ごろにも来たのですが、僅か10日で様子が全く違っていました。
 今年の春は忙しい・・・・・。
by takeshi_kanazaw | 2018-04-06 08:34 | 相生山の四季 | Comments(10)

 一人で花見

 何時も行く雑木林の相生山。
 「ここの桜が一番早く咲くよ」 昨年相生山を歩いている老人に教えてもらった。

 握り飯とお茶、そして本を持って一人でプラリと相生山へ。
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 オジイサンが云ったとおりでしたね・・・。 もう満開ですね・・・。

 やおら本を出して、桜を眺めながらノンビリと・・・・。
 誰も来ませんね・・・。 握り飯を取り出し、パクつきながら・・・・。

 風はそよ風程度、少々暑いぐらいの日差し。
 見上げると、桜の花が青い空に白く輝いて・・・
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 「いやいや、日本の春じゃな~・・・・・」
 賑やかにお花見もいいですが、一人でノンビリのお花見も捨てたもんじゃない。
by takeshi_kanazaw | 2018-03-27 08:48 | 相生山の四季 | Comments(14)

 木の影

 木陰(こかげ)という言葉がありますが、夏の暑い日差しをイメージします。
 同じ自然現象ですが、この冬至の頃の木の影は、どうも木陰は表現がピッタリ来ませんね。

 雑木林の大きな木。 スッカリ葉を落として、落葉に写る影のその姿がまた面白い。

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 実はこの木の下に丸太を切ったベンチがあって、そこでユックリと握り飯を食べていました。
 何気なく見ていたら、木の影が目の前に。
 「いやいや、木の影もこうなると立派なもんだ」 変な所で木の力強さに感動?

 落葉に見とれて、次には木の影に見とれて・・・。
 この相生山の雑木林では唯一の整備された木道? 春には上に桜の花が咲きます。
 
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 前方は梅林があって、チョットした果樹園ゾーンのようになっています。

 梅の木はもうスッカリ裸状態。 その影がまた面白い。

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 クリスマスが近づき、暮の忙しい時に、雑木林の木の影を写して喜んでいる。
 「まー、俺らしくていいじゃないか・・・・」
 どこか浮世離れしてきたようですね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-12-21 09:20 | 相生山の四季 | Comments(5)

 枯れゆく者も美しく

 初冬の雑木林。 この時期の主役は 「枯れゆく物達」 です。

 雑木林の相生山には、殆どモミジはありません。
 僅かに畑があって、その傍に3~4本の小さなモミジの木。 この雑木林の唯一のモミジです。

 自然のままに、時間の経過のままに、木の下にモミジの落葉が重なっています。

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 ふんわりと重なって、まるでモミジの絨毯のようです。 そこに木漏れ日が・・・。
 「枯れてゆく物も美しいな・・・・」

 この雑木林で一番多い木はどんぐりの木。 おそらくどんぐりの木というのは私がそう呼んでいるだけで、きっと正式名称は違うのでしょうが、初秋の頃は一杯小さなどんぐりが落ちてきます。 この時期にはその上に落葉が重なって、もうどんぐりの姿は見えません。

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 写真では見づらいですが、その落葉の上に細い蜘蛛の糸が張り巡らされています。 木漏れ日にキラキラと光って、落葉の綺麗なさまの脇役を務めています。
 「枯れゆく物のステージのようだな・・・」

 雑木林には沢山の倒木が放置されています。 もう数年もそのままの木も多いですね。
 そんな倒木も枯葉に埋もれています。

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 倒木は毎年少しずつ小さくなっていきますね。 昔なら薪にされてもおかしくない。
 「虫に食われ、風雨にさらされた姿も綺麗じゃないか・・・・」

 
 枯れゆく物ばかりに目がいってしまうのは、自分も同じような時期になって来たから?
 私も 「枯れゆく者も美しい」 と言われるようになれるかな?
 まー、無理でしょうね・・・・。 老醜を曝さない程度にしたいもんですね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-12-20 08:24 | 相生山の四季 | Comments(6)

 落葉に埋まる雑木林

 寒くなりましたね・・・。 私は寒いのも暑いのも苦手・・・・。

 風のない、冬晴れの日。 何時も行く雑木林の相生山に、握り飯とお茶を持ってプラリ。
 初冬の相生山は、ビッシリと落葉が広がっていました。

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 雑木林ですから、自然のままに落葉が重なる様に積もっています。
 そんな誰も歩いた形跡のない落葉の上を歩くのもいいものです。

 落葉に木漏れ日が差していました。 なかなか綺麗です。

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 周囲は誰もいませんね・・・・。 鳥のさえずりもあまり聞こえないし、風の音もなし。

 一人でユックリゆっくりと歩いて行く。

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 土日だと時々子供ずれの家族に会うのですが、その日は平日でした。
 歩いている道には、何処も落葉に埋まっています。

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 チョット竹藪を覗いてみました。 ここも人影はなし。

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 誰もいない雑木林をプラプラと歩くのも悪くないですよ・・・。
 木々の中は意外と風もなく、木漏れ日が綺麗ですしね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-12-19 08:41 | 相生山の四季 | Comments(8)

 下手な写真

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 今回は少し写真のお話を。
 絵の展示会の場所には、他のグループの写真展示会も行われていました。
 プラリと覗いたのですが・・・・・。

 「俺にはこんな写真は撮れないな~・・・・・」

 これまで旅行の時など、沢山の写真を撮ってきたのですが、全てはスナップ写真でしたね。
 いやいや、写真を撮りに出かけた時にも、なかなか眼で見るように撮れない・・・。

 他の方の写真を見て、改めて 「俺の写真は下手やな・・・」
 構図や光の具合、色合い。 かなり考えて撮ってある感じです。
 優れた写真を見ると、写真を見る感覚が自然と鋭くなってくるのでしょうかね。


 何時も行く相生山の竹林。
 竹の間から漏れる陽光を撮りたいと思ってシャッターを押したのですが・・・。
 やっぱり、展示会で見た他の方の写真のように撮れない・・・。

 絵を描いてみてもそう思いましたが、写真もシッカリと学習した人には敵わない。
 簡単にはイカナイもんですね・・・・。

 と言いながらも、また下手な写真を載せ続けることになるのですが・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-12-16 08:13 | 相生山の四季 | Comments(8)
 自宅近くの相生山の雑木林。

 この雑木林に行くと、何時も一人で本を読んでいる人がいる。
 彼には何時も出会って雑談するのだが、以前の私の絵で、梅林で本を読む姿で登場した人。

 「今日は名古屋駅がよく見えるよ・・・」 と彼がいう。
 「えー? この相生山から名古屋駅が見えるの?」
 もう何十回もこの雑木林に来ているのに、まだ名古屋駅が見える場所があることを知らなかった。

 彼に教わって、雑木林を進む。

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 この雑木林には大きなどんぐりの木や、竹藪が多いのだが、背丈の低い灌木もおおい。
 なんといっても自然の雑木林、獣道ならぬ人が歩いて作った道があるだけ。

 10分ぐらいも歩くと、展望が開け、名古屋市内が見渡せる場所が現れた。

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 中央のビル群が名古屋駅である。 雑木林から10数キロ離れている。バックに薄らと見えるのは三重県の鈴鹿の山並み? いや、岐阜県の養老山系かもしれない・・・。

 この相生山の雑木林のすぐ近くにある地下鉄の駅から、名古屋駅までは約25分で行くことが出来る。
 関東や関西の方々がこんな風景を見ると、羨ましい と思われる? いや、やっぱり名古屋は田舎やな~と言われるかもしれない。 朝に雑木林を散策して、ゆっくり朝食を食べて、やおら地下鉄一本、約30分で名古屋駅の職場に通勤できるのである。

 実はこの雑木林の外側というか、名古屋駅と逆側にも住宅街や工場群が広がっている。 この雑木林は都市開発から免れた、ホントに不思議な場所なのである。 この山を全部削り取って、数千人が暮らせる高級住宅地にすればいい? 名古屋地区ではそんな感覚は生まれない・・・。 東京・大阪とは違う感じ・・・。 名古屋は人気のない大都市として有名だそうだが、それはそれでいいのだと思う・・・・。

 展望のいい場所から戻って行くと、辺りは大きな竹藪。

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 この雑木林の周囲には一杯竹藪がある。
 「早朝にでも来れば、竹藪に陽光が差して、きっと綺麗なんだろうな・・・・」

 この竹藪、初秋とはいえ、まだやぶ蚊が一杯。 早々に逃げ出してきてしまった・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-10-04 09:36 | 相生山の四季 | Comments(5)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw