カテゴリ:お絵描き( 137 )

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 長男の息子はまだ1歳と9カ月。 住まいが名古屋市内なので、月に一度ぐらい嫁が孫を連れて我家へやってくる。 ヨチヨチ歩きだったのが、数カ月で走れるようになり、来ると忙しく我家の彼方此方を探訪?している。

 私が絵を描いたりしている部屋にもやって来るのだが、絵の中から一枚を引っ張り出した。
 その絵をジーと見つめていたが、何を思ったのかその絵を持ち上げた。
 2~3ヶ月前に孫が仏壇の おりん を叩いている姿の絵なのだが、それを何処かへ運ぼうとする。

 F6の額に入った絵は、幼児には結構の大きな荷物。 母親の制止を聞こうともせずに、とにかくエンコラと持ってヨチヨチ歩きしながら、なんと仏壇のおりんの所まで運んでしまった。

 「これは誰?」 と母親が絵を指さすと、 即座に 「たっチャン(孫の愛称)」 と答える。
 そして、さかんに おりん を叩く。

 1歳と9カ月だから、簡単な言葉しか発しないので、” この絵は自分がおりんを叩いている絵だ ”  と態度で示したわけだ。 下手な絵だが、幼児にはチャンと理解されていたようだ。

 私が描いた絵は こんな絵でした。

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 孫の両親(長男夫婦)や祖母(私の妻殿)は、この絵を見て 「全然似てないじゃん!」 と見向きもされなかったのだが、本人である孫は、チャンと自分がおりんを叩いている絵だと即座に判ったのだから、描き手 としては、その方が嬉しいに決まっている。

 「うんうん、この孫は芸術をチャンと理解する能力があるぞ。 将来は芸術家になるかも・・・???」


 絵は大人があれこれと批評するより、子供に見せた方がいいのかもしれませんね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2019-02-10 11:20 | お絵描き | Comments(2)
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   (水彩画 F6号)

 空は青く、目の前にはシャム湾の青い海が広がって、砂浜には大きな椰子の木。

 まさに南国のムードです。

 ここは15年前頃行った、タイのキリカーンという小さな漁村、村はずれの海岸です。

 この場所はリゾートとは縁遠く、海岸には小屋はおろか、人影も見えません。

 「エーとこやな~・・・・。 静かでノンビリしていて・・・・」

 この様子は タイ追憶④ で既にこのブログで紹介していますので、参照してください。

 15年前頃の記憶ですが、不思議と印象に残っていて、絵に描いてみました。

 寒い日本で雪山へ行ったりしながら、南国タイの絵を描いているのもいいでしょう。

 なんだか幼稚な絵ですが、南国ムードが味わえれば良し、ということで。
 



 この絵は透明水彩の絵の具を使っていますが、透明感のある綺麗な色が出ませんでした。

 水彩画のダイナミックな筆遣いもなく、絵としてはイマイチ。

 昨年末からタイの思い出の絵を描いていますが、これで4作目。 まだいい絵が描けない・・・。

 「また描いていれば、そのうちに気分が乗ってきて・・・・」 さてどうなりますか・・・。

 キリカーンの場所を載せておきます。 □が首都バンコク、〇がこのキリカーンの海岸。

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by takeshi_kanazaw | 2019-02-06 09:56 | お絵描き | Comments(4)
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 (水彩画、大きさはF8号)

 私は海外旅行をすると、必ず一枚はその旅の思い出に絵を描くことにしています。
 これまで中国旅行が多かったので、どうしても中国の絵が多くなっていますが・・・。

 「うーん、気が付けば長期滞在したタイの絵がないわ・・・・・」 と、少しタイに滞在した時の絵を描こうかと・・
 昨年末から、” 夕日のワット・アルン ”  そして ” 洞窟の仏像 ” と描いてきましたが、今回は冒頭の ” 象に乗って川下り ” の絵を描いてみました。


 10年以上前に長期滞在をしたタイ。 日本のお正月の時期には、日本に帰国せずにタイ北部のチェンマイに出かけることが度々でした。 チェンマイ滞在時には密林の奥にまで出かけ、象に乗って約2時間、森の中や川の中をユッタリと散策。 多分合計3回ぐらい象に乗って川下りをしたのではないかと。

 密林の中では リス族 の部落を訪ね、象の背中に乗ってユラユラと川を下る。 真に優雅な?お正月休みを満喫していたわけです。 何度も象にのったので、片手で小さなカメラを操作する術に慣れ、結構象の背中でパチリパチリとやれるようになりましたね。 その後シルクロードではラクダの背中でも写真を撮れるようになりました。


 さてさて、描いた絵の方ですが・・・・・。

 「なんだか子供の絵本の挿絵みたいなムードになっちゃったな・・・・・」
 動物や人間が入ると、私の絵はどうも幼稚な絵になる傾向があります。

 透明水彩の絵の具を使ったのですが、何度も上塗りをするという何時もの悪い癖が出ました。
 透明感がないので、どうせなら更に恥の上塗りで、もっと手を入れてみようかなんて思ったり・・・。

 まー、自分勝手なタイの思い出の絵ですから、少々幼稚な絵でも残しておこう。


 それはそうと、日本のお正月の頃は、タイでは乾季で気温は30度を少し超えるぐらい。 
 北部のチェンマイの密林の中は、なかなか快適な感じだった記憶があります。
 どうでしょうか、来年のお正月休みには、チェンマイの密林で象に乗るというのもいいのでは?

 
by takeshi_kanazaw | 2019-01-18 09:45 | お絵描き | Comments(2)
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 (南タイの洞窟で見た情景。 岩絵の具使用の水彩画? 大きさは10号)

 私は海外旅行をした時には、必ずその旅の印象的な情景を絵に描くこととしている。
 しかし、長期滞在したタイの絵は全くない。 10年以上前には絵を描く習慣がなかったからです。

 「そういえば、長く居たタイの絵がないな・・・・。 チョット、タイの絵を描いてみるかな・・・・」
 先月には、小原和紙の上にワット・アルンの夕日の絵を描いてみました。 
 「さて、2枚目は何を描くかな・・・」
 
 この10日間ぐらいはズーと風邪気味で家に閉じこもり。 暇に任せてタイの絵の2枚目に挑戦。
 「やっぱり、2枚目は印象深い 洞窟の仏像 がいい。 洞窟に陽が差し込んでいた情景がいい」
 
 冒頭の絵が昨日やっと完成に。 洞窟に陽が差し込む感じが出ているでしょうか?
 (描いた絵を写真に撮ったのですが、少しピンボケ気味・・・。 現物はもう少し・・・。でもこの絵は手直しが必要だな・・)


 この材料となった写真は、タイ追憶で既に載せましたが、こんな感じでした。
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 「うーん、この情景は写真向きだな・・・。 絵にするとなんだかボケるな・・・」
 腕の悪さは棚に上げて、もっともらしい文句を並べていますが、写真も描いた絵もどうもイマイチ。

 原因はどうも我々は観光でこの場所に行ったので、「祈りの場」 の雰囲気が欠如しているせいでは。
 この時、同じ場所ではタイの女性は真剣に祈ってましたからね。
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 この洞窟は、見物する場所ではなく、祈りの場 なんですね。
 そんな感じで写真を撮り直せば、もう少し絵も良くなったのかもしれません。

 タイの人は、本当に必死に祈るんですよね・・・。 大きなお経などはあげず、ジーと祈る。
 現生利益を望んでいる感じではなく、どうも仏に対する感謝の気分が多いような・・・。
 その雰囲気は言葉にいい表しにくい。 我々日本人と宗教観が違うのかも。

 「まー、10年も前のことを反省してもショウガナイ。 さて3枚目は何を描くかな・・・」
by takeshi_kanazaw | 2018-12-24 08:04 | お絵描き | Comments(2)
 お絵かき教室の年に一度の作品展、先週1週間やったのですが・・・・。

 絵や写真などの作品展なるものは、日頃苦労して作った作品を皆さんにご披露するものですよね。
 ところが我教室の面々、教室に通っているはいるのですが、それほど意欲的ではない。

 「作品展の時期が来たから、皆さん出品作品を用意してください」 と会長さん。
 それから、やおら出す作品を描きはじめるという、ノンビリ屋さん揃い。

 それでも、作品展で自分の絵を人目に曝すことになるので、すこしは力を入れて描く。 額なども用意し、重くなった作品を会場まで運んで・・・・。 なんとなく、それなりに努力したような気分になる。

 「フー、出来たわね・・・・」 会場づくりまでが結構大変。

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 当番制で毎日会場に詰めて、またこれが結構苦痛。 ところが、来られるお客様は・・・・・。 
 会場の市民ギャラリーには、我々と似たような趣味の会みたいなグループが、10コマぐらい写真や絵の展示会をやられているので、ついでに我展示会ものぞかれる人は1000人と多いのですが・・・・。

 殆どの方が、我々の絵の前に立ち止まらない。 スーと眺めて通るだけ・・・。 たまに立ち止まるのは、教室の講師をやっているプロの絵の前だけ。 1週間の期間で我々の絵をシッカリ見たのは数人じゃないでしょうか。 プロの絵は見るけど、素人の絵は・・・・・。
 どうも我々の作品をキッチリと見たのは、我教室のメンバーだけではないか・・・。

 「しょうがないよ、どう見ても俺の絵は下手だし、迫力がないわ・・・・・」 と自覚する。
 まー、これが作品展の最大の成果?

 ブロともさんは写真を得意とされる方が多いけれど、写真の場合はどうなんでしょうか・・・・。 
 プロと素人の差は大きいのでしょうか・・・・。

 「でもさ、先生は絵を売ってなんぼやろ。 この絵が何ぼで売れるかで価値が決まる。  考えれば可哀そうなもんやで、生活のために絵を描くなんて。 ワシらの方がズーと幸せや・・・」 と負け惜しみ?

 まー、上手く描けたという錯覚と自己満足しか、描く意欲に繋がらないという感じですね。
 イイじゃないでしょうか、絵でも写真でも、自分が良いと思ってやらないで、誰がそう思ってくれますか。
 自己満足でもいいじゃないですか・・・・。
by takeshi_kanazaw | 2018-12-06 08:08 | お絵描き | Comments(6)

 水彩画作品展のご案内

 芸術の秋! 
 というわけで、通っているお絵かき教室、毎年一度の作品展が来週に開催されます。
 生徒の拙い作品展ですが、ご来場を願って案内させてもらっています。


 「第8回 中日文化センター 黒瀬教室作品展」

 期間;  平成30年 11月27日(火)~12月2日(日)
       AM9;30~PM6;00 (最終日はPM5;00)
       (私は土曜の午後と日曜日に会場に詰めています)

 会場;  名古屋市民ギャラリー栄 2B展示室
       名古屋市中区役所朝日生命共同ビル7階
       
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 私の出品予定作品を載せておきます。
 他の生徒さんの作品は静物画が多いので、私は出来るだけ旅行先の風景画を出します。
 この教室では、そう云うパターンが定着してしまっています。


 「晩秋 清朝山荘」  中国・河北省
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  大きさは20号。 万里の長城巡り の旅で出会った、承徳の清朝避暑山荘の庭の情景です。


 「張液丹霞」  中国・甘粛省
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  大きさは10号。  河西回廊の旅でみた 丹霞情景の一コマです。


 「王昭君の轍」  中国・山西省
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  大きさは6号。  黄土高原の旅で訪れた 雁門関 の情景です。


 「錦秋の長城」  中国・北京市
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  大きさは6号。  万里の長城巡り の旅で登った 慕田峪長城の情景です。



 これらの作品は、このブログの カテゴリ「お絵かき」で 既に紹介していますから、まるで棚卸?
 まー、実物が初めて 人目に曝される ことになりますが、シッカリ見るのは教室の仲間だけでしょうか。
by takeshi_kanazaw | 2018-11-20 08:00 | お絵描き | Comments(2)
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 何とも変な感じ?の絵ですが・・・・。

 これは 四季桜の里 小原村で作られる 「小原和紙」 に、タイで見た 「ワット・アルーン」 の夕日を描いたものです。 作者? こんな変な絵を描くのは 私 に決まっています・・・。
 どうしてそういう変な絵を描くに至ったか・・・・。

 小原村では室町時代から和紙が作られていました。 和紙の需要減退に、色を染めた和紙材料を使って模様を表現する技法を開発。和紙そのものを美術作品とする小原工芸和紙が誕生しました。

 例えば、小原和紙体験館のPR情報に載っていた絵 を見てください。

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 これは体験教室の例のようですから、ごくごく単純な絵柄ですね。

 和紙原料に染色すれば、それは原料そのものが 絵の具 になる。 「絵すき」「字すき」「一閑張」など使える分野は幾多も考えられますね。 着色原料を使えば、いろんな絵が描けるわけですから、小原和紙の作家が誕生することに。 山内一生氏などの有名作家の作品はご存じの方もあるかと。 もう工芸品というより芸術品の域に達していますね。

 私はそんな難しいことは出来ない。 工芸館で売っていた色つきの小原和紙。 F6の大きさですが、一枚500円。 この色つきの小原和紙を見た見た瞬間に、タイの寺院の情景(タイ追憶①で載せたワット・アルーンの夕日)が浮かびましたので、買ってきました

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 このペラペラの薄い小原和紙に、絵の具を塗って描いたものが 冒頭の絵 というわけです。
 描いていた時間は2時間弱。 なんといっても紙が薄いし、絵の具を載せると下地の色が混ざったり、すぐに破れてしまったり・・・。 なかなか難しかったですね・・・。 上から絵具で描くのもかなり苦労が要る。

 理屈から云えば、私が絵の具で塗った部分を それぞれの色つき和紙原料を使って、パッチワークのようにあてはめた後に 紙すき をすれば、本来の小原工芸和紙になるでしょうが、そう簡単には行かないだろうと感じます。

 小原工芸和紙、面白いかもしれませんが、やると大変そう?なので、絵の具を塗る程度がイイところですね。 白い四季桜と赤いモミジのコラボの情景を、小原工芸和紙で表現すれば面白いでしょうね・・・・。
by takeshi_kanazaw | 2018-11-16 08:16 | お絵描き | Comments(6)
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 時々我家に孫がやってくる。
 
 1歳と6カ月にもなると、いろんなモノに興味が湧くらしい。
 テレビのボタンや、コンピュータのキーボード・・・。 なんでも触っては確かめている。
 特に、画面が変ったり、音がしたりすると、何度も同じことを繰り返す。

 我家の小さな仏壇、前に おりん と線香建がある。
 長男夫婦が拝む様を見て、同じようにやってみたがるのだが・・・。

 一番のお気に入りは おりん。
 棒でたたくといい音がするのに驚き、おりん と 叩き棒 を抱えて、部屋中を走り回り、至る所でたたき続ける。 おりん は置く場所で音色が異なるので、その音を確かめながら、彼方此方移動をしながら実験?を繰り返す。

 「この子は耳はシッカリと聞こえているようや。 難聴ではないみたいだな・・・・」

 おりん の音を聞いている孫の表情が面白い。

 少し鉛筆で描いてみた。 デッサンというか、鉛筆画というか・・・・。
 最近は絵の具を使うのが 億劫 になっている。
by takeshi_kanazaw | 2018-11-09 08:24 | お絵描き | Comments(2)

 寡黙な一枚の絵

 とある展覧会の会場。 沢山の絵が展示されている。
 油絵の大きな絵が艶やかさを競っている会場に、地味な水彩画の絵がポツンと一枚。

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 賞の札もついているわけでもなく、誰もがチラッと見て通り過ぎて行く。
 その題名は ” 一瞬の輝き ” 、名古屋城の堀に咲く桜が、春の陽光に光っている様を描いたようだ。

 賞の付いた絵には多くの人が注目するが、この地味な絵は まさに無視されたようにぶら下がっている。
 賑やかな会場の中で、ジーと寡黙に時を過ごしている感じであった。

 一人の老人がその絵の前で何やらつぶやいていた。
 「こんな場所に連れてきたのは間違いだったな~・・・。 去年の奴はなんだか賞の札が付いたために、みんなからチヤホヤされていたけれど、お前の方がズーと可愛いよ。 お前の方がいい絵だよ」

 展示が終わると、老人はその寡黙な絵を大事そうに包んで、サッサと会場を後にしていった。
 「お前は部屋の中に居る方がいいよ。 悪かったな~、こんな場所に引っ張り出して・・・」

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by takeshi_kanazaw | 2018-10-18 08:53 | お絵描き | Comments(2)
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 今年の春、福島県・三春町の滝桜を、親戚の招きで見物しました。 その時に見た、ライトアップされた滝桜の印象が強く残っていたので、春から時間をかけて描きました。 この絵は既にこのブログにも載せましたが・・・・。

 「お世話になっても返礼するものがない・・・・。 描いた絵でも送ろうかな・・・・」
 自分としては、記念品になればという軽い気持ちで・・・・・。

 上の絵は縦が70㎝、横が100㎝ と、水彩画にしては大きい。 
 少しマットが合ってないので、専門業者に直してもらい、梱包・輸送まで依頼して、送ったのですが・・・。

 しかし、よくよく考えれば、下手な素人の絵、それも結構大きな絵を送られた方としては・・・・。
 「うーん、勝手に送ってしまったけれど、かえって迷惑だったかもしれんな~・・・」 一応お礼の手紙が来ましたが・・・。

 これまで私は絵などを買ったこともないし、先生に絵をあげると言われても断ってきました。 やっぱり絵は気に入った手元に置きたい絵を買うものでしょうね・・・・。 

 「まー、親戚ということで、勘弁してもらうか・・・。」 
 「今回は勇み足、これからはあんまり自分の絵は人に贈るのは止めた方がいいな・・・」
by takeshi_kanazaw | 2018-10-10 08:31 | お絵描き | Comments(4)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw