10年以上前に長期滞在したタイの思い出話。
 今回は、バンコクの北100キロぐらいにある、ロブリーという所の遺跡の話。

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 このロブリーにある遺跡は、アユタヤ朝(1351年 - 1767年)の時代の物です。 首都アユタヤがビルマ族の侵攻を受けた時、このロブリーに遷都もあり得たという大きな町だったようです。 そう言えば、雰囲気がアユタヤの遺跡と似ていますね。

 このロブリーという場所は、タイ中央のチョプラヤ平原から、東のラオスやカンボジア方面への拠点という場所になり、沢山の象(戦闘用)の訓練所や兵士の住まいがあったところ。 昔は東北タイはラオ族の世界でしたから、アユタヤ王朝にとっては重要地点だったのかもしれません。

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 現在のロブリーの遺跡は、何百頭というお猿さんの占拠するところとなっています。

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 なぜそうなっているのか、私はよく判りませんでした。

 我々が遺跡を見物する時は、金網に囲まれた場所を歩くことになります。

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 お猿さんが金網の中に居るのではなく、我々人間が金網の中に居るのです。 動物園で人間が金網に囲まれた小屋にいて、外から猿に見られている情景を想像してください。 そんな感じなのです。

 ロブリーの町は現在でも東北地方への列車の拠点ですが、お猿さんが線路の上を闊歩していましたし、路上に駐車している車にも猿が入ってきます。 そんな時は、まずはお猿さんが退去するのを待つらしい。

 この遺跡近くの人家は、窓は全て金網が被せられています。 猿の侵入を防ぐための金網ですが、本当に全部の窓がそうなっています。 この町はまさに猿に占拠された状態です。

 日本だったら猿が一匹でも街の中に出現すると大騒ぎですが、このロブリーでは猿を駆除するなんてことは思いもよらぬことで、どちらかというと、猿と同居して暮らしている感じでしたね。 タイ人の優しさというか、動物と一緒の生活が極々普通なのでしょうね・・・。



 
# by takeshi_kanazaw | 2018-12-10 08:00 | タイ追憶 | Comments(0)
 先日知人からメールが来て、寒い日本を脱出して、東南アジアに旅している便りが。
 「そうか、彼はこの時期になると、決まって暖かいところへ行くんだな・・・」
 もう70歳を超えても元気な人なんです。

 私? いやいや、もうそんな元気はないですね・・・。 
 まー、部屋を温めて、10数年前に暮らした タイのことでも思い出すぐらいですかね。

 タイ追憶、今回はコラート高原の話。 このシリーズも23回目になりましたか・・・・。

 「コラート高原へ 生姜の花を見に行こう」 バンコクに駐在していた旅仲間と出掛けたのですが。

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 コラート高原で見た ピンクの花。 これが 生姜の花 というのですが、私の記憶もあいまい。 本当に生姜の花と云ったかどうか、自信が無くなっていますが、とにかく初めて見た変な花。

 そうそう、コラート高原と云ってもポピュラーじゃないから、何時ものようにタイの地図を。
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 〇がコラート地方、□は首都のバンコクです。

 以前に、このタイ追憶のシリーズ記事で、タイの東北地方(地図の黄色い区域)は高原地帯だと話しましたが、コラート高原はその高原の入り口のような場所です。 エンコラと汽車に乗って・・・。

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 写真では温度は判りませんが、日本の夏のような感じでしょう? タイは30度を下回る気温は僅かの期間ですから、何時でも日本の夏のようなものです。 多分この列車に冷房はなかったような記憶が・・・。

 コラート高原は降雨量も少なくて、水田はなく、多くが草原か、トウモロコシ畑が続きます。

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 まるで日本の夏の高原を走っているのとそっくりですね・・・。 一般にタイの風景と云えば水田が広がり、運河が一杯の情景か、はたまた大木がそびえる熱帯林をイメージすると思いますが、こんな草原のような場所も結構あるんです。 タイの年間降雨量は日本の約半分しかないというと、信じてもらえないかも。

 高原の家の前には、大きな水瓶がありました。 水の確保が大変なんです。

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 この水瓶のある風景は、タイの彼方此方でも見られます。

 しかし、たかが生姜の花を見るだけにコラートまで?
 だんだんと思い出してきましたが、バンコク駐在の旅仲間に石油会社の人がいて、その方が講師となってコラートの石の探索も兼ねて行ったような・・・。 石油会社の開発者は予想以上に?地質学の専門家なんですね。

 「バンコク周辺の地形は、パリと同じで フェスタ地形である。 だからバンコクからコラート高原へ行くには、波上にうねった丘を何度も越えて行かないとたどり着けない。」
 「フムふむ、そう言われれば、コラートへ行くトラックが、荷物を積み過ぎると越えられないと聞いたことが」

 しかし、バンコク駐在のサラリーマン諸氏が、暑い中、わざわざ何もないコラート高原までやってきて、地形や石の探索をしたり、生姜の花を見たり。 変な話なんですが、タイ滞在の思い出にはそんな変な話ばかりが記憶に残っています。 バンコク滞在の旅仲間には、それぞれの分野の専門家が大勢いたので、結構知識が深くなりましたよ。

 コラート高原の情景。チョッピリでも夏の気分になられましたか?
# by takeshi_kanazaw | 2018-12-09 08:01 | タイ追憶 | Comments(3)
 なんか変な天気が続きますね・・・・。

 数日前、実に温かな小春日和、というより汗ばむぐらいの陽気。

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 妻殿の知人がカラオケ大会に出場。 妻殿がその会場から持ち帰った花。
 何とも貧乏くさい我家には似つかわしくないのですが、部屋がパッと明るくなりました。
 外は汗ばむくらいの陽気だったと妻殿。

 その数日後、お絵かき教室に出席するために、名古屋・栄の街へ。
 冷たい小雨が降り続いて・・・・。

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 「あ~さむい・・・・」
 寒がりの私。 寒いのは苦手ですね・・・・。

 常春の国 にでも行きたい気分ですが、 それもシンドイか・・・・。
# by takeshi_kanazaw | 2018-12-08 08:01 | Comments(0)

 写真とは何ぞや?

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(名古屋・栄 オアシス21でパチリ)

 先週には、複数の写真の展示会を見ましたが、そこで交わされた会話が面白かった。
 その中で気になったのは、 「そもそも写真とは何ぞや?」 という、変な? 話です。
 写真のことはよく判らない私が聞いていて、どちらの主張が正しいのか 判りませんが・・・。

 「写真とは 真(まこと)を写す ものだ」 と主張するグループの面々。

 このグループの方々は、ご年配の方で、昔のフィルム写真の頃に写真を撮られた人たち。
 「自然の美しさを、あるがままに、美しく、撮る。 まさに 真(まこと)を写さないとダメだ」
 
 そうですよね、写真というのは見たままを撮る、変に細工などしちゃ写真じゃないですよね・・・。


「写真を撮ることは、デジタル情報をキャッチしたことだ。 それをビジュアル化したのが写真だ」

 これは私の知人で、デジタル写真のソフトを駆使して、幻想的な写真を撮っている人の主張。
 「デジタルカメラの中にあるのはデジタル情報だろう? それをビジュアルにする方法がいろいろあるわけだよ」

 そう言われればそうですね。 
 デジカメで撮ったデジタル情報を、昔のフィルム風にビジュアル化するだけが写真じゃないですよね・・・。

 
 それぞれの主張を聞くと、私などはどちらにも 「なるほど・なるほど」 と肯いてしまいます。
 どうなんでしょうね・・・。 真(まこと)を写すのが写真なのか、デジタル情報を具現化するのが写真なのか・・。


 関連して、ブログなどで見る写真についての、我妻殿意見を載せておきましょうか。

 「見ている写真、本当の所は判らないのでは?」

 PCやスマホなどの機器、テレビもそうですが、情報はデジタルで交換されている。 それぞれの機器でビジュアル化されて人間が見ているのだけれど、その機器のビジュアル化ソフトはそれぞれ能力が違うはず。だから、自分の写真がどう見えているかは、受け手の機器のソフト次第 という考え方。 ホンマかいな?


 なお、冒頭の私が撮った写真は、デジカメで単純にパチリ。 PCに落として、縮尺してそのままブログに載せたものです。 真(まこと)を写しているつもりですが、デジカメ写真でもあるのですが・・・。 どう見えてますかね・・。
# by takeshi_kanazaw | 2018-12-07 08:08 | Comments(2)
 お絵かき教室の年に一度の作品展、先週1週間やったのですが・・・・。

 絵や写真などの作品展なるものは、日頃苦労して作った作品を皆さんにご披露するものですよね。
 ところが我教室の面々、教室に通っているはいるのですが、それほど意欲的ではない。

 「作品展の時期が来たから、皆さん出品作品を用意してください」 と会長さん。
 それから、やおら出す作品を描きはじめるという、ノンビリ屋さん揃い。

 それでも、作品展で自分の絵を人目に曝すことになるので、すこしは力を入れて描く。 額なども用意し、重くなった作品を会場まで運んで・・・・。 なんとなく、それなりに努力したような気分になる。

 「フー、出来たわね・・・・」 会場づくりまでが結構大変。

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 当番制で毎日会場に詰めて、またこれが結構苦痛。 ところが、来られるお客様は・・・・・。 
 会場の市民ギャラリーには、我々と似たような趣味の会みたいなグループが、10コマぐらい写真や絵の展示会をやられているので、ついでに我展示会ものぞかれる人は1000人と多いのですが・・・・。

 殆どの方が、我々の絵の前に立ち止まらない。 スーと眺めて通るだけ・・・。 たまに立ち止まるのは、教室の講師をやっているプロの絵の前だけ。 1週間の期間で我々の絵をシッカリ見たのは数人じゃないでしょうか。 プロの絵は見るけど、素人の絵は・・・・・。
 どうも我々の作品をキッチリと見たのは、我教室のメンバーだけではないか・・・。

 「しょうがないよ、どう見ても俺の絵は下手だし、迫力がないわ・・・・・」 と自覚する。
 まー、これが作品展の最大の成果?

 ブロともさんは写真を得意とされる方が多いけれど、写真の場合はどうなんでしょうか・・・・。 
 プロと素人の差は大きいのでしょうか・・・・。

 「でもさ、先生は絵を売ってなんぼやろ。 この絵が何ぼで売れるかで価値が決まる。  考えれば可哀そうなもんやで、生活のために絵を描くなんて。 ワシらの方がズーと幸せや・・・」 と負け惜しみ?

 まー、上手く描けたという錯覚と自己満足しか、描く意欲に繋がらないという感じですね。
 イイじゃないでしょうか、絵でも写真でも、自分が良いと思ってやらないで、誰がそう思ってくれますか。
 自己満足でもいいじゃないですか・・・・。
# by takeshi_kanazaw | 2018-12-06 08:08 | お絵描き | Comments(6)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw