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突然変な物が出てきましたが・・・。 カエルの素焼きですね・・・。
10年以上前の旅の記憶なんて、実にいい加減なものですが、ゲテモノ食いのことはよく覚えています。

チェンマイへの 冷凍列車 から解放され?たのは、チェンマイの手前のランパン駅。
 
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多分ランパンの観光をしたらしい? のですが、記憶がアヤフヤ。 記憶に残っているのはゲテモノ。
写真も残っていました。 これは何でしょうか?


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これはコウモリの干物ですね。 この話を日本に居た知人に報告したところ、「コウモリの干物から採ったスープは高級品だよ。」とのことでした。しかしね・・・、いくら高級品だと言われても、姿かたちが・・・。
年配のタイの方に聞いたのですが、昔はよくコウモリを食べていたそうです。 捕りすぎて数が激減したとか。

記事を書いていると、少しずつ思い出してきました。 
ランパンからチェンマイへ山を越えてバスで行った時、その山の中の草ぶきの露店にゲテモノが有った。
メインはランパン名物の パイナップル でしたが、我々はゲテモノばかりに注目。

蛇のようなものや、いろんな食材が並べてありましたが、試食コーナーも。


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昆虫類の佃煮ですね。少し食べてみましたよ。
まー、日本でも小魚の佃煮は一杯ありますから、それと同じと言えば同じ感じですかね。
但し、写真の右側、ミノムシみたいな物の唐揚げ風。 これはイケマセン。
食べてみると、中から腸の液がグチューと出てきて・・・。

ゲテモノと書いてきましたが、冒頭のカエルでもフランス料理で使いますよね。コウモリの干物は中華料理の高級品です。ところで日本のナマコなんて、外国人から見ればゲテモノ? ナマコの腸の海鼠腸なんて珍味ですよね・・・。単に習慣の違いと言ってしまえばそれまでなんですが・・・。

海から離れている山の中、これらのゲテモノ?は貴重なタンパク源だったに違いありません。
現代のタイ人、特にバンコクなどの都会人は、こうした食べ物は食べたことがないでしょうね・・・。

誤解を避けるために云っておきますが、ランパンはタイで一番の陶磁器の産地で、街は花馬車観光などが売り物の綺麗な古都(モン族)ですから、念のため。
そんなことを書いているうちに、記憶が甦り、私もランパンで花馬車に乗りましたし、ゲテモノじゃない美味しい昼飯を食べたことを想い出しました。 でも・・・、写真が見つかりません・・・。

(地図、〇で囲んだ57番。ランパンはチェンマイの南、山に囲まれた綺麗な盆地です)
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# by takeshi_kanazaw | 2018-10-22 07:55 | タイ追憶 | Comments(9)
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 タイ・バンコクの ホワランポーン駅(バンコク中央駅) 大勢の人が汽車の出発を待っている。
 この日は確か12月30日。 タイのお正月は4月のソンクラン(水かけ祭り)ですが、新年休みも少しある。
 「なんだか、上野駅の感じやな~・・・・。 昔は年末になると帰省するために、上野駅で汽車を待つ姿が見られたもんや・・・」 上の写真をご覧になって、そう思いませんか?

 私を含めて、バンコク滞在の日本人十数名。 正月休みを利用して チェンマイ へ夜行列車に乗って行こうと、このホワランポーン駅に集合。気温は25度ぐらいで、寒くも暑くもない。
「井沢八郎の歌った あ~上野駅 という歌を思い出してしまったしまったよ」

 上野駅のような大きな声のアナウスもなく、列車の出発する場所もよく判らない。この辺は上野駅と随分違う。
 列車がホームに入ってきました。 蒸気機関車? タイでも、もう蒸気機関車は観光列車だけです。

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 少し旅のムードが出てきた? チェンマイまで半日以上かかりま~す。
 最初の方は良かったのですが、そのうち底冷えがするほど寒い。
 「これは冷房列車じゃなくて、 ” 冷凍列車や! ” 」
 タイの人は冷やすのをサービスと思っている。 タクシーもホテルもガンガンと冷やす。

 10時間以上の震えながらの夜行列車の旅。 トイレでタバコを吸いながら(本当は禁止)温かい外の空気を見ながら、列車が走っている様子を撮った写真。

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一般にチェンマイへ行くのは飛行機を利用します。バンコク=チェンマイはタイ航空のジャンボが飛んでいるくらい沢山の便があるのですが、企画した旅行社の女社長、一度は汽車の旅でも経験させようと茶目っ気を出したのか、暮で飛行機便が確保できなかったのか・・・・。

とにかく この ” 冷凍列車 ” だけは忘れられませんね・・・。


(地図、〇で囲った58番がチェンマイの場所。 四角で囲ったのはバンコクです)
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# by takeshi_kanazaw | 2018-10-21 08:25 | タイ追憶 | Comments(10)
 一昨日だったか、何の気なしに NHKの旅番組 タイ2度目 というタイトルが付いた番組を見た。 若い旅行者が観光地以外の場所を探訪して、限られた予算内でいろんな食べ物を食べたり、買ったり。
 「なんだか変やな・・・。 こんな食べ物が800バーツ(2500円)? 俺が知ってる値段の10倍、タイ人が食べてるものと違い過ぎる。 まー、観光客値段やからしょうがないか・・・」

 そんなもんでしょうね。 日本へ来た外国人も、スキヤキ、てんぷら、すし、懐石料理・・・・。 芋の煮っ転がしや、サンマの塩焼きは食べないでしょうからね・・・。

 そんなことを考えていたら、タイ滞在中に食べたものを思い出して、タイ追憶の話を続けることに。
 ということで、今回のタイ追憶第6回目は、滞在中に食べていた食べ物の話。

 最初に登場するのは、ナマズの素焼き。

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 まさにナマズをそのまま焼いただけのもの。 これは結構美味くて、よく食べました。一匹20バーツ(65円)日本ではナマズのかば焼きは2000円ぐらいしますね・・・。 
 これがタイ料理? いやいや題名通り、タイで食べていたもの ということなんです。 タイではもう少し手を込んだ味付けをして、野菜などと混ぜたりして食べるのかもしれませんが・・・。

 前のタイ追憶の記事で書きましたように、アパート住まいだった単身赴任の私。 屋台ばかりにも行けないし、周囲に日本食レストランもなし。 食べられるものを探すのも重要な仕事でしたね。 よく通った近くの市場。

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 日本人はおろか、外国人の姿は皆無。 言葉? いやいや買い物は指さしとお金さえあれば大丈夫。 ナマズの素焼きもこの市場で調達。

 しかし、重要なのはご飯をどうするか・・・。 タイのご飯は1パック5バーツ(16~17円)で売ってますが・・・。
「自動炊飯器を買おう! 飯だけは作らなきゃダメだ」 ということで、東芝製(タイで生産)の炊飯器を買ってきた。値段は確か1500バーツ(4700円ぐらい)だったと思う。 日本の半値以下だけれど、性能は全く同じ。

 それから食材の調達。 有難いことにバンコクでは日本人滞在者向けのスーパーがある。その名もフジスーパー。 味噌・醤油はおろか、日本の調味料が揃う。 豆腐・あげなどなど、日本のスーパー並み。 バンコクに長期滞在した日本人にはお馴染みの店ですね。

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 東芝製の炊飯器でご飯を炊いて、味噌汁を作って・・・。 私のバンコクの朝ごはんです。

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 米は秋田こまち(タイで生産)、竹輪は紀文(紀文タイの工場製)・・・・。全てフジスーパーで調達。
 この写真を見た知人が、「貧弱な食事やな・・・。お前大丈夫か?」 と心配してくれたことが。 いやいや、外国で日本風の朝飯を食べられるということは、実に貴重なのです?・・・。

 何回か カレー を作りました。 といってもルーはフジスーパーで買った日本の固形カレールーですが。
 ニンジン・玉ねぎ、インゲンなどと豚肉。 煮てルーを入れるだけ。ところが量を作りすぎるんですね・・・。
 対策を講じて、まずは同じ材料を煮て、半分はシチューにし、残りはカレーに。なんと一度材料を煮ると、全部食べるのに一週間かかりました。 笑い話ですが、これが現実でした。

 週に一度ぐらい行ったのが、アパート近くの イーサン料理 の屋台風レストラン。 イーサンというのはタイの東北部の田舎を差し、日本でいえば東北の田舎料理という感じですかね・・・。

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 主に鶏肉を焼くのと、ソムタム(パパイヤのサラダ)。 ソムタムというのはパパイヤを細かく千切りにして、インゲンやピーナツ、トマトなど、石の臼のような器に入れて棍棒みたいなものでトントンとつぶす。 調味料は多分魚から取ったナンプラー。 時には生のカニを入れて、甲羅ごとぶっ潰す?

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 このソムタムと焼き鳥(ガイだったか?) それにカオニャ(蒸かしたもち米)、水(有料)が私の定番で、合計65バーツ(約200円)。 週に一回の贅沢?でした。

 仕事場の日本人スタッフが時々食事に誘ってくれました。 バンコクでは中華料理が多いですが、これが意外と美味い。中華街の中華料理は本場より美味いぐらいです。 それに、イタリアン がなかなか。 中にはイタリア人のコックが居る店もあって、日本のイタリア料理よりズーと美味しい店もありました。(写真はなし) それから、意外とバンコクで流行っていたのがベトナム料理や日本料理。 タイ風のカツ丼も食べましたし、握りも食べましたが、日本料理はあまり美味くないですね・・・。

 「それはそうと、トムヤンクンやタイスキが全然出てこないじゃないの? 食べてたんでしょう?」
 それがですね・・・、長期滞在中に食べたのは一度きりで、あまりに高いので・・・・。 おかしなもので、日本人向けのお店になると、変に恰好をつけて値段が10倍に跳ね上がるんですね・・・。 バンコクにも日本人社会みたいな世界が出来てまして、そんな人たちとの飲み会などは1500~2000バーツ(5000円前後)。 別のそれほど金に困っていたわけじゃないのですが、なんだか日常とかけ離れて・・・。

 毎日のお昼は、殆ど20~25バーツの普通の?食事をしていました。 ご飯と野菜の炒めもの。
 少し高いお店の食事の写真が残っていました。

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 こんなパターンが一般的な食事ですね。 ホークとスプーンで食べます。麺類は箸を使いますが。

 一般家庭ではもう少しシッカリした食事だと思いますが・・・。 
 写真を探すと、よく利用していた旅行社の女社長の家で行われたパーティの食事の写真がありました。

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 どうも水草や自然の植物を煮込む料理が多いですね。 中央は豆やキュウリの生ですが、昔はタイ人は野菜より野山の植物の葉っぱを主に食べていたそうです。葉っぱの種類や効用の知識が豊富なんだそうです。

 余談ですが、野菜というのは中国系の住民が来てから食べるようになったらしい。よくタイ料理の名前が付いた食べ物が紹介されますが、半分以上が中華料理系ですね。 タイはあまり油で炒めるという料理法は使わないのだそうで、現在のタイ料理は昔からのタイ料理とは幾分違うようです。

 一度だけ、タイの昔の王宮料理というのを食べたことがあります。その時の写真がいくら探しても出てきません。 その王宮料理たるものは、葉っぱの上にもち米や豆類などで作られた料理がチョコチョコと10種類以上別々に載せてあって、日本の薬膳料理のようでした。

 少し感じが似ている写真が、タイ王国発祥の地であるスコタイで ロイカトン(タイの雨期明けの盛大なお祭り) 見物の時の食事の写真がありました。 食べた王宮料理のイメージとしてはもう少し素朴ですが。

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 左の駕籠はカオニャ(もち米を蒸したもの) 手前は甘いもち米のチマキですね。


 いろいろ載せてきましたが、結局タイ料理らしい?ものは出てきませんでしたね・・・。 長期滞在者と言っても、私はやっぱり外国人ですからね・・・・。 

 今回の話題はまさに 私個人の追憶 という感じでしたね。
 やはり、タイ国内の彼方此方へ旅に出た話の方が面白いかもしれませんね・・・。
# by takeshi_kanazaw | 2018-10-20 08:28 | タイ追憶 | Comments(6)
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 通っているお絵かき教室のビルが、耐震強度不足で建て替えることになった。
 教室は他のビルに移動するため、教室のガラクタは捨てられることに。

 「これは何だろうな・・・。 多分誰かが絵の題材に持ってきたものかも」
 白い棉と枯れ切った実や枝、そしてドライフラワーになった花。
 私がこの教室に通って8年ぐらいになるけれど、絵の題材に一度も使ったことがない。

 「面白いじゃん、捨てるのはもったいない。 俺にちょうだいよ」
 私は家の庭に咲いていた紫陽花を枯らして、3年分も保存しているぐらいだから、このお絵かき教室のガラクタは貴重な素材に見えてしまう。 昔人間なんですね・・・・。

 世の中 断捨離 という言葉が流行したぐらい、要らないものを断ち、使わないものを捨て、物への執着を断つ という流れなのに、私はこのガラクタを自宅に持って帰った。 まさに 逆断捨離 。 我家では断捨離が大好きな妻殿が待ち構えているので、隠すようにわが部屋に。

 「さて、このガラクタ、どうするかな・・・。 何かオブジェのような感じだし、写真や絵のいい題材や」
 まずは木曽路で買ってきた竹筒に差してみる。
 「うーん、平凡すぎるな・・・・。 棉は一杯あるから、南知多の海岸で拾ってきた貝や、シルクロードのホウタンで集めた石や、枯らした紫陽花・・・・。赤い実か花と組み合わせても面白い・・・」

 しかし、なかなかいいアイディアが出てこない・・・・。

 昔気質のオジイサンは、断捨離とは全く逆のことを続けています。
# by takeshi_kanazaw | 2018-10-19 08:10 | Comments(4)

 寡黙な一枚の絵

 とある展覧会の会場。 沢山の絵が展示されている。
 油絵の大きな絵が艶やかさを競っている会場に、地味な水彩画の絵がポツンと一枚。

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 賞の札もついているわけでもなく、誰もがチラッと見て通り過ぎて行く。
 その題名は ” 一瞬の輝き ” 、名古屋城の堀に咲く桜が、春の陽光に光っている様を描いたようだ。

 賞の付いた絵には多くの人が注目するが、この地味な絵は まさに無視されたようにぶら下がっている。
 賑やかな会場の中で、ジーと寡黙に時を過ごしている感じであった。

 一人の老人がその絵の前で何やらつぶやいていた。
 「こんな場所に連れてきたのは間違いだったな~・・・。 去年の奴はなんだか賞の札が付いたために、みんなからチヤホヤされていたけれど、お前の方がズーと可愛いよ。 お前の方がいい絵だよ」

 展示が終わると、老人はその寡黙な絵を大事そうに包んで、サッサと会場を後にしていった。
 「お前は部屋の中に居る方がいいよ。 悪かったな~、こんな場所に引っ張り出して・・・」

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# by takeshi_kanazaw | 2018-10-18 08:53 | お絵描き | Comments(2)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw