先週はGMの話や天安門事件など、少し硬い話が続きました。
今回は「ささゆりの里」の写真です。
何々の里とか何々街道とネーミングをつけるのがはやっていますが、「ささゆりの里」は愛知県の三河地方で岐阜県に近い山里、豊田市松嶺町です。こんな場所は全く知りませんでした。 何時もの通り今回も我妻殿に連れられての道行です。
「どうも西三河から美濃地方への街道ぞいの山村だね」
岡崎へ流れる矢作川の上流の山間に、小さな部落が散在していますが、「ささゆりの里」もそんな小さな山村の一つですね。
山裾に小さなお地蔵さん(チョット違うか?)がありました。日本の山村ですね・・・・。
山村というのは、家が密集する平地の農家と異なり、山の斜面にパラパラと家がありますが、この部落はそれぞれが結構花を植えています。この家は竹を植木鉢代わりにして、なかなかセンスがいいですね。
ささゆりとやらを見るには、山の中まで歩いて行かないといけません。
「緑が綺麗だね・・・・」 初夏の日差しを受けて、草木が輝いてましたね。
さてさて、お目当ての「ささゆり」ですが・・・・・。
名前のとおり、まるで笹が生えているような場所に、ひっそりと咲いています。
葉っぱは確かに笹そっくりですね。花はゆりなのですが、光が当たると透けているように薄い花弁。少々可憐な感じの花ですね。
「ホントに花びらが透けて見えるな・・・・・」
ささゆりは自然に群生しているらしく、山の斜面にぽつぽつと咲いています。
「植物図鑑みたいだけど、ついつい拡大写真を撮ってしまうな・・・」
ささゆりはホントに笹の葉に隠れるように咲いています。
「この花も見頃はわずか1週間ぐらいだって」
「それより今日は随分山道を歩いてるよ。息は切れるし、足は重いし・・・・」
やっぱり”敬老手帳”が届く年齢なんでしょうね・・・・・。
私は大きな百合(カサブランカとか)って好きではないのですが、
これくらい華奢な感じだと、百合もきれいだな、と思えます。