私の予想より1~2日ぐらい早い終結でした。 王様の出番もなかったし・・。
タイの正月のソンクランの時期なので、赤シャツ派は支持派が多い田舎からバンコクに人が集めにくかったのも大きな要因だったのかも知れません。タクシンの地元のチェンマイはソンクランの水かけ祭りが観光の目玉ですから、皆商売に忙しかった?
インターネット写真を少し。
涙を流しているデモの赤シャツのおばさん。そのおばさんから花を差し出された兵士の顔。何となく今回のデモ騒ぎの一面を感じさせますね。
兵士の前を歩く僧侶とその僧侶に合掌する兵士。これもタイの一面ですね。
これだけすばやく騒乱が収集されたのは、赤シャツのデモ隊の統制が意外と取れているという証拠ですが、とにかく大きな惨事にならなくて幸いでしたね。
そう言えば昨年の空港封鎖デモのケースでも、収集と決まると撤収は早かったですね・・・。これがタイのやり方なんでしょうか。
ソンクランですから、お正月にデモ騒ぎでドンパチやってるのは一般大衆はえらい迷惑ですね。現地に居ないので雰囲気がイマイチつかめませんが、私の住んでいた郊外のアパート付近では、デモと関係なくソンクランの”水かけ祭り”をやっていたかも・・・。
下の写真は一寸パロディ風ですが、デモも”水かけ祭り”で終結?
私の友人が10日からバンコクに観光旅行していますので、帰国したら現地の感じを聞いてみたいものです。多分我々がマスコミから受け取る情報と全然違うと思いますが・・・。
これでタイの騒乱は終結?
どうでしょうかね~・・・・。少なくともバンコクでのデモ騒ぎはしばらくは起きないかも。
「もうデモ騒ぎはうんざり」 とタイ人も思っている?
とにかくデモでタイ社会を混乱させることをどう防ぐか?を考えないといけないでしょうね。
しかし、黄シャツの空港封鎖デモと今回の赤シャツのデモで、両陣営ともデモの責任をどう取るのかはうやむやになりそう。現政権が赤シャツに責任を追及すれば、黄シャツ(現政権派)の空港封鎖デモの責任をどうするかという問題が起きそう。 ウーン・・・・。
今回のデモは一応終結しましたが、タイの政治構造はなんら変わっていない。
「今回は敗北ではない!」 と赤シャツ派が行ってますが、単なる負け惜しみじゃないですね。方法とタイミングを計って、再度戦うでしょうね。 要求は多分「早期に総選挙を実施すること」でしょう。
私の予想が外れて、これからタイが平穏になればいいのですが・・・・。