本式の中華料理を食べた後は、問屋街の探訪です。
「こりゃー確かに中華街って感じだね~」
中国文字の看板、真っ赤な色、それに沢山の人・・・・。
お正月が近いからでしょうか、赤いいかにも中国風の飾りが一杯ですね。
中国人が一番大事にするのはお金。それも「金」ですね。
お金が少しでも貯まると「金」を買う。中華街には金を売る店が多くあります。
「金の見分けがつかないと、とても買えないよなー」
「俺はまず買う金がない!」 「そうだそうだ、金の品質云々の前に買うお金がない!」
少し涼しい金行屋さんのロビーで休憩するのが、貧乏な我々にはマッチしているかも。
しかし、金を買ってるおばさんもあまり金持ちにはみえないが・・・・。
さて、いよいよ本通りから中華街のわき道に突入です。
ホンとに「突入」という感じなんですよ、これが。
そうですね・・・・それでも道幅は3メーターぐらいはあるでしょうが、店の商品が道路に溢れているので、人ごみの中を突入していく感じとなる。
最初の一帯はどうも履物の問屋街。いかにも小さな履物問屋という店が一杯。
時には宝石屋?さんも。
ダイヤモンド? ガラスに決まってるでしょう。
履物の問屋街から食料品の問屋街へ
道は狭く、ますます人が多くなります。
下の写真は? 魚の浮き袋を揚げたものと言うんですが・・・・。
次は乾物屋。
それにしても中国語は全然聞こえない(少し中国語が判るので・・・)
食料品の問屋街はどうも正月用品を調達する人でごった返しています。問屋と言いながら小売もやっているようです。
下はスルメですよね。中国でも正月はスルメを使う?
次は漬物屋
中国料理に欠かせない「ナマコ」
この中華街の多くの問屋は商品の搬入に一苦労。
履物街ぐらいの少し広い道路は「ツクツク」が運搬車で活躍。
しかし、食品街ぐらいの小道になるととても入ってこれない。
そこで、下の写真のようなおなじみの人力運搬車が主力になります。
「歩いているだけで疲れちゃうよ」
「最後はこの地区の代表的なお寺ですよ~」
お寺の周りにはやっぱり人の群れが
なにやら大きなお線香に火をつけてぐるぐる回っています。
きっとお正月が近いので、暮れの特別のお祈りかも知れませんね。
とにかくお寺の中に入っていきました。
「全然ありがたそうな仏じゃないなー・・・」
「それにこの線香の煙はどうだ。のどが詰まりそうだよ」
「写真は駄目!!」
おじいさんが大声で怒鳴ってきましたが、どうも撮影禁止みたいでした。
「とにかく人の多いのには疲れたなー・・・」
「春節にもう一度来てみる?」
「俺はもう遠慮するよ。一度見れば十分や!!」