スコタイ観光や、バンコク周辺でも象に乗るチャンスがあります。
今回のチェンマイから象乗りに行く場所は、街中を外れた山の中です。
「俺は昨日のガラパーティで、寝たのは1時半なんだけどなー・・・」
「8時出発ですよ~。遅れないでくださいね!」
眠気眼でバスに揺られること約1時間。
なんとなく象がいそうな雰囲気の森の中に・・・・。
「このつり橋を渡ると象の乗り場で~す」
「私、つり橋は苦手なのよね。最後に一人で渡るわ」という人も。
いましたね象が。
象使いに促されて、象がゆっくりと動いています。
「近くで見るとやっぱり大きいわ」
お客を乗せる順番を待っている間、象は実に静かです。
時折、お客を乗せる前に大きな鼻を出したりして、象もやけにサービスしますね。
象に乗った方はご存知のように、そんなに危険は感じませんが、ゆらゆらと大きく揺れるので、体をしっかり椅子に密着しておかないといけない。
下の写真のように後ろのイスに手を回しておくのが賢明。
さてさて、象に乗った写真を撮りたいと思うのが人情。
しかし、象の上に乗って象の写真はどう撮るの?
ゆらゆら揺れるし、落ちそうだし、後ろはなかなか振り向いてシャッターは押せないし・・・。
結局目に入るのは、目の前の象使いの背中ばかり。
よく見ると、象使いは足で象の耳の裏側を蹴って操作しているみたい。
耳の裏をけたぐられる象もいい迷惑だね・・・。
象の背中に少し慣れてきたので、カメラを構えてパチリ。
しかし、なかなかピントが合わないな~
かなりの枚数を撮ったんですが・・・・。
「象の背中からは無理だわね。降りたところで撮るしかないわね」
「うーん・・・・・・」
それではあんまり情緒がない・・・・・。
「今度は多分川に入って行くよ」
実は私はこの象乗りは3回目。イメージ通りに写真が撮れないのがちょっとシャク。
いよいよ象が森の中から、川へと入っていきます。
「頑張って写真を撮るぞ!」 と体をねじって後ろにカメラを向ける。
何とか写真が撮れます。
必死に体をねじってシャッターを押し続けました。
やっぱり川の中を象に乗ってるのは絵になりますね。
「結構象に乗るのも疲れるわね~」と一緒に乗った美人ちゃん。
「登りはいいけど、急に下る時がつんのめりそうになるよ」
「でも昔のタイの王様は象に乗って戦をしたんでしょう?」
「ラクダも乗るとガックンガックンするし、見た目のようにはいかないもんだ」
とにかく1時間半も象の背中にいると、何か筋肉痛が起きたような気分でしたね。