「こいつら何やってるんや?」 というタイトルですが、接待を受けた官僚の話ではない。
今回は長男の赤ん坊の話。
我家には月に一度ぐらい、長男の家族がやってくるのですが・・・。
老夫婦二人で何時も静かな我家、この時ばかりは賑やかになるというか、落ち着かないというか。
上の子はもうすぐ4歳になり、4月から幼稚園に行くらしい。
「絵を描くぞ、爺の絵の具で絵を描く!」 3歳になってから、なんだか我家に来ると必ず絵を描こうとする。
私の部屋から絵の道具を持ち出し、描き始めるのですが・・・。
「うんうん、上手く描けるようになってきた」 と長男夫婦。 親ばかではあるが、子供は自由に描かせるのがイイ。
そんな兄の情景を・・・・、ジーと見つめているのが、生後半年の下の男の子。
赤ん坊は半年を過ぎる頃になると、なんだか、人の顔などをジーと見つめ始めるようになるようですね。
そうそう、電車の中で見知らぬ赤ん坊に、ジーと顔を見つめられた経験をお持ちの方も多いかと。
目がシッカリ見え始めたのでしょ、目の前人の顔や、周囲の状況をジーと見つめ続ける。
「あの奴らは 何やってるんだ?」
6か月も経つと自分で身体の向きを変えることが出来るんですね。
少々疲れたのか、今度は自分でゴロリと向きを変えて、こちらをジーと見つめ始める。
「この白髪の爺さんは、見慣れん奴やな・・・・」
長男の嫁は子供達の成長をジジババに見せるために、苦労して連れてきてるようだが、喜んでいるのはババ様。
何時も孫と一緒のショットを撮りたがる。
「変な恰好をして・・・、こいつらは何やってんだ?」
赤ん坊というのは、半年も過ぎると 歯が生え始めるらしい。
いやいや、人間という生物も、チャンんと生き残るために、確実に成長を続けるものですね・・・。
逆に私は腰の痛みに加えて、最近は肩も痛くなって日常生活も疲れるが目立つ。
時の流れは、子供の成長と爺様の老衰の同時並行が進んでいますね・・・・。
その日、私と長男は、我家の墓を何処に作るかの話をしていました。