早朝(朝5時半)に名古屋の自宅で簡単に食べて、すぐ白川郷へ走った私。 もう昼近くになると流石に腹が減ってきました。
「何時もの店で、何時もの美人オバサンの顔を見て、何時もの 飛騨牛のホウバ焼きを食うか・・・」
どうも白川郷に来ると、何時もこの飛騨牛のホウバ焼きを食べる習慣になっている。
霜降りの飛騨牛。 ホウバの葉っぱの上に鎮座しています。 具は飛騨牛の他は豆腐とネギの輪切りと、至ってシンプル。 具の下にホウバミソが敷いてあります。
「お田植え祭りに来たのね・・・」 と何時もの美人オバサン。 私のことを覚えているようです。
「アンタも早乙女役をやってるかもしれんと、探したけどいなかったな・・・・・」
「私はもう 歳だから お呼びがかからなかったわ」
「ふーん、アンタは美人だのにな~・・・。 そうか、お呼びがなかったか・・・」
肉が焼けるまで、何気なく外を見ていると、ドンドンと観光客が。
外国人が圧倒的に多かったですね・・・・。
この白川郷では、中華料理屋もないし、フランス料理店も、イタリアンの店もありません。 多くが昔ながらの蕎麦屋さんや飛騨の食べ物が中心。 外国人は蕎麦は食べられないし、持ってきたリンゴをかじったり、お菓子類を食べていました。 人気は飛騨牛のコロッケか串焼きぐらいでしょうか・・・。
飛騨牛のホウバ焼き、いい匂いがしてきました。
ホウバ味噌がグツグツと煮えてきて、その味噌に焼けた牛肉などの具を絡めて食べる。
「ご飯を多めにしておいたからね」 と美人オバサン。 確かにいつもよりご飯が多い。
我家で食べている昼飯の2倍の量でしたが、美人オバサンのサービスに応えて完食。
「これから帰るの?」 と美人オバサン。
「いや、何時も行く落人さんで食後のコーヒーを飲んで帰るわ」
「そう、これからも元気でね、また来てよね・・・・」
そうなんですよね、老人は毎年来られるという保証はないからね・・・・・。
何時もコーヒーを飲む店、落人さん。 やっぱりまだ店を開けてない。 休みかもしれん・・・。
その前の道路。 お田植え祭りの大役?を果たした早乙女さん達が帰っていく姿が。
観光客に取り囲まれていました。 彼女たちはサービス精神旺盛です。チャンと一緒に記念写真を撮ったり、報道関係の取材にも丁寧に応じていましたね・・・。
「そろそろ帰るか・・・・」
白川郷には毎年秋や冬にも来ていますが、そろそろ遠距離のドライブがシンドクなって来ています。 バスに乗ってくるのも億劫だし、これからはどうなりますかね・・・・・。
とても不思議なことなんですが、私食べ物の記事を見たり読んだりして底に感動すると、
その食べ物の香りがしてくるんです。そのことを忘れて、
「あらっ?焼き肉してたかしら?」とキッチンを見ていました。まだお昼前なので、食事の支度はしていません。
今、パソコンの前が焼き肉の香りプンプンなんですよ。
不思議でしょーーー
ごちそうまでした~
そうそう、車の運転気をつけてくださいね。
毎年 白川郷の行きつけの店で美味しそうな食事を。。。
牛肉が美味しそうですネ !!
羨ましい旅です。
お腹が空いたら地元でしか食べられない料理を頂く
街の美味しいランチでなく、又 中華・フレンチ・イタリアンでもない。
当地の食事の味を楽しめるのは、ある意味幸せでしょう。
一時蕎麦に拘ったのですが、最近はホウバ焼きです。
せっかく飛騨に居るのだから、ホウバ味噌を、飛騨牛をということに。
このホウバ焼き、自宅でやると、あんまり美味くないんですよね。