幼少の頃、 「からたちの花」 という歌を聞いたことがあります。
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からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
からたちのとげはいたいよ。
靑い靑い針のとげだよ
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北原白秋作詞、山田耕筰作曲の日本の童謡だそうですが、出だしの一節だけが記憶に。
秋になるとこの樹に黄色い小さな実が成るのですが、私はてっきり キンカン の実だと思ってました。
昨年だったか、地元の人にこの樹が からたち だと教わったのですが、どうもピンとこなかった。
今年に白い花を見て、改めて思い直すと、確かに北原白秋の詩のとおりですね。
白い花が咲いて、棘が鋭くあって・・・。
しかし、このからたちの花、なんだか淋しそうな、頼りなさそうな・・・。
鋭い棘とは対照的ですね。
そうそう、そういえば島倉千代子の からたち日記 という歌謡曲もありましたね・・・。
からたちの花。 あまり見かけない花ですが・・・。
北原白秋の「からたちの花」はよく知っていましたが
近くには咲いていませんでした。初めて見たのは大人に
なってからです。不思議に白い花は覚えていないのですが
棘だけ覚えているのです。よく考えると垣根にしている
お宅があったのですね。
散歩をしながら、思わず、口ずさみたくなりますね。