何時ものとおり、旅行社のツアーに、一人で乗っかるスタイルです。
今回の行くところは 「河西回廊」 ですが、シルクロードの導入部みたいな場所。
前回の「新・シルクロードの旅」では、飛行機で河西回廊の上を飛んでいましたが・・・。
このブログで「新・シルクロードの旅」を読んでいただいた方には、お馴染みの地図を見てもらった方が判りやすいかもしれませんね。
上の地図の右側、蘭州から酒泉の間に 「河西回廊」 とありますね。 こんな場所です。
中国に馴染みのない方は、それでもよく判らないかも。
河西回廊と言うのは、河すなわち黄河(中国では河と言うと黄河を差します。江と言うと長江)の西、北にモンゴルの陰山山脈、南西に祁連山脈と青海チベット高原に挟まれているため、回廊のようになっている場所と言う意味ですね。 この場所は中国の甘粛省(かんしゅくしょう)になります。
大体のイメージはつかんでいただいたでしょうか。
実はこの河西回廊には、30年前頃、最初のシルクロードの旅で行ったところです。
ガタガタ道をバスに揺られて、何日も掛けて行きましたが・・・。
再度行きたい と思って今回行くと 思われるかもしれませんが、実態は全然違うのです。
今回の旅はクラブツーリズムという旅行社の中国五千年倶楽部企画というもので、中国の変な場所?を中心の企画を続けている名古屋限定のもの。 その企画者のW嬢とある催しでバッタリ。
彼女は去年の黄土高原の旅で添乗をしてくれたことがある。
「久しぶりやな・・・・。 今年は新しい企画はあるんかいな・・・・」
「武陵源はどう?」 「もう行ったことがある」 「それならこれは?」 と長々と・・・。
企画者は中国生まれの女性。 私は女性に弱い・・・・。
「今年から始まった、こんなのはどう?」 と言うことで、何気なく参加することになったのが今回の旅。
旅行社の付けた旅の名称は、何とも長い。
『大黄河を望む炳霊寺、驚異の張掖丹霞と天空の鏡チャカ塩湖 8日間』
まー、これまでの経験から、日本では知られていない中国の田舎の観光地巡り という感じ。
地図で調べると、移動距離は1000キロ前後とそんなに長くはない。
カッコでくくったのが今回の訪問地。チャカ湖なんて地図に載っていない・・・。
「河西回廊は30年前とは雰囲気が全然違うだろうな・・・・。 まー、いいか・・・」
何ともいい加減な発想です。
と言うことで、このブログも6月12日~18日まで、お休みにします。
無事帰国すれば、またこの旅の旅行記でも載せて行く予定です。
旅のご報告、楽しみにしています。