スッカリ冬の雑木林。 その一角に忘れ去られたように、枯れてしまったガク紫陽花が残っています。
「今年も刈られることなく残っているな・・・・」
初夏の頃には薄紫の綺麗な姿を見せるのですが、畑の持ち主はそのガク紫陽花を摘んでしまうこともなく、毎年のようにそのまま放置されて冬を迎えます。 私はその冬のガク紫陽花の様に魅かれています。
綺麗だったガクの部分は葉脈を残して、スッカリ姿を変えてしまうのですが、葉脈だけに枯れてしまった様が、陽光を背にするとなんとも情調がある様に見えるのですが。
恐らく紫陽花の綺麗な頃を見慣れた方には、枯れてしまった姿は 哀れ に見えるかも。
少々拘りすぎているのかもしれませんが、枯れしもの に何処となく魅かれるのですが。
その日はちょうど雑木林にも雪が残っていました。
普通の目線では、まさに枯れた茶色い変なものが、寒そうに立っている感じです。
「枯れたものに眼が行くのは、自分が歳を取ったせいかな~・・・・・」
ガクアジサイが自然にドライフラワーなり
なかなかいい風情ですね。花ビラが透けているのがいいですね。
毎年のようにこの情景を撮っています。
ガクの部分が透けて見えるのが気に入っています。
我家のアジサイのドライフラワーは全然透けません。
やっぱり土に植わったままだから、透けるのだろうと思います。