「なんですかね、あれは・・・」 「クルミの天日干しですよ」 と現地ガイドのGさん。
「バスを止めようよ。 近くで見てみたいわ」
旅の4日目。 その日はカシュガルからホータンへの移動だけなので、急ぐ旅でもない。
旅の中では予定外の情景に出くわすことが多々ありますが、そんな情景の方が有名な観光地より印象深く脳裏に残ることが多いものですね。 プラプラ旅が好きな私にピッタリです。
「しかし凄いね。一面に干してあるから、まるでクルミの洪水だ」
写真の画面に入りきれないのですが、大きなグランド一杯に茶色いものが広がっている。
「ほんとにクルミなの? チョコレートなんかに入っているクルミ?」
「近づいてみればわかるやろ。 クルミや」
確かにクルミですね・・・・。 それにしてもこれだけ多いと、変なものですね・・・。
この場所はホータンの大きなオアシスの一部なのかもしれません。
「農家がクルミを天日干しにして、それを買い付け業者がトラックで買いに来てるんだ」 とGさん。
そういえば、沢山のトラックが横付けされています。
クルミと言えば割合高いモノというイメージだったのですが、生産現場は全くそんな感じはない。 まるでジャガイモでも集めるような風景です。
袋に詰めるのはスコップです。 手で一つずつという感じは全くない。
これだけのクルミ。 このオアシスは豊かなんですね・・・・。
「そういえば、20年前は干しブドウもスコップですくっていたよ。 干しブドウが欲しいというと、スコップ一杯で幾らという感じだったな・・・・」
せっかくバスが止まったので、少し付近を散策。
ポプラの並木があって、静かな時間が流れていますね。
オアシスの村の一般的な表情なのでしょうね・・・。 私はこんな風景が好きですね。
お家は煉瓦と土で作られていますね・・・。 緑が豊かですね・・・。
またバスに乗って進むと、今度は何やら市場みたいなものが見えてきました。
バスを止めてくんないかな~ と思ったのですが、そんなことを繰り返していたら、ホータンに着くのが何時になるか判りませんね・・・。 私は止めてほしかったんですがね・・・。
私は世界遺産よりこんな田舎の市場の方が好きなんですが・・・・。
ホータンの街に着きました。
「綺麗すぎるな・・・。綺麗すぎる・・・。 中国の田舎町という感じしかないやん・・・」
なんとなく、なんとなくシルクロードのオアシスの町という感じがしません。
近代化なんですかね・・・。
夜、自分の部屋からみた街の様子。
大きなモスクの屋根だけがイスラムの街だったことを思わせる感じ。
ついつい土埃にまみれた、20年前の姿を懐かしんでいましたね。 どうも昔のことばかり思い出してしまっていますね。 今回はまるで追憶の旅という感じですね・・・・。
ところで、このブログの会社さんの都合でしょうか、はたまた私の操作ミスでしょうか、私のブログのIDが勝手に変化。 以前ミス入力したIDになってしまっています。 ログイン出来なくて苦労しましたが、よくわからない・・・。 題名とか内容は継続しているのですが、まだよくわからないままです。
takeshi_kanazaw がkanasant に勝手に?変化。 どうしてなのかな?・・・・。
胡桃、凄いですね〜
まさに洪水、
厚い絨毯を敷き詰められた広大な広場ですね。
もはや胡桃というか大きな砂利をスコップでごそっと
袋に入れてる感じですね。
全てのスケールが大きくて驚くばかりです。
クルミの洪水が凄いですね。
スコップですくって袋に詰めるのですね。
オアシスが緑があっていいですね。
エキサイトは最近不具合が多いですよ。
コメントの途中で送信されてしまったりいつも間にか
勝手に鍵コメになったりします。
凄いところですね、7000m級の山々いいですね~。
人々の暮らしなど行って感じてみたいものです。
年々、体力気力の衰えを感じる日々、素敵な感動を伝える写真に銘文、今後の旅も楽しみにしています。
コメント有難うございます。
私も体力が落ちていて、最近は海外旅行は少々しんどい。
写真の出来は相変わらずでしょう? なかなか上手になりません。
何とかこの旅行記の中で、一枚ぐらい褒められる写真をと、思っているのですが・・・。
この旅行記はまだ続きますので、お楽しみください。
そうなんですか、クルミは血液がサラサラになる?
後で思ったのですが、このクルミの殻をどうやって割るのでしょうかね。 人力では無理だから、多分機械化でしょうね。
この地域では作っている産地で小売りはやりませんね。
おそらく写真の袋一杯が一番小さい取引単位でしょうね。
少量なら タダで持ってけ かもしれませんが・・・。