黄土高原を経て黄河へ  黄土高原の旅 その2

 旅の二日目。

 名古屋から飛行機で飛んできた太原に一泊し、二日目からいよいよ黄土高原の旅が始まります。
 さて、この旅のコースなのですが、説明する地図がなかなか見当たらない。

 旅行社から送られて来た中国地図を、自分で張り合わせて作ってみました。

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 「全然判らんじゃん!」 そうですね・・・。作った本人も見ずらいですね・・・。
 番号は宿泊した順番を表しています。 一日目は①の太原 で、二日目は②という感じ。 ピンクとブルーの線は旅のルートです。 

 少しイメージを説明しておくと、地図の右上から左下へ万里の長城が続いています。中央は黄河が北(地図の上)から南へ流れています。この黄河の右が山西省、左が陝西省(省都は西安)になります。北と東は内モンゴル自治区ですが、今回は立ち寄っていません。 時計回りにぐるりと廻ったわけですが、殆どは黄土高原の中をグルグル廻っている感じになります。

 さて、黄土高原なのですが、その概要がよく判りません。
 中国古代文明は黄河の中流ー下流地域に興った、黄河文明とされています。黄河からもたらされる栄養分のある土に支えられて農耕文化が発達したということらしい。それならば、その上流の黄土高原は随分豊かな土壌だろうと思ったのですが・・・。

 実態は?  これから現実の姿をドンドンと紹介していきますが、全然豊かじゃない!

 調べると、黄土高原は40万㎡~60万㎡と、日本より広い面積をもっているらしい。
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 茶褐色の部分が黄土高原と云われる部分で、北はゴビ砂漠、南は黄河の沖積平野。砂漠の砂より小さく、黄砂と云われる泥に近い粒子で覆われています。 水の保持力が小さく、すぐに流されてしまうので、植物の育ちにくい土壌だそうです。 まー、この旅の様子を紹介していくうちに、その実態がお判りいただけると思いますが・・・。

 我々のツアーはそんな黄土高原へバスで向かいます。
 バスの窓からの画像ばかりで見難いと思いますが、ご勘弁を。

 沖積平野のような場所から、何やら黄色い大地へ入って行きます。
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 黄土高原はこれまでも度々見てはいましたが、その中を走ったことがなく、ジーとバスの外に見入っていました。3時間ぐらい走っていましたか・・・。
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 最初は高速道路を走ったのですが、それでも周囲は黄色い土の山ばかり。途中から一般道へ降りてきました。黄土高原の谷は深いですね。如何にも水で浸食された地形だというのが判りますね。 谷の部分は雨が降った時には小さな川になるのでしょうか・・・。

 珍しく水が流れる川に出てきました。黄河の支流ですね。
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 人間はやっぱり水がないと生きられない動物ですね・・・。
 水が流れている僅かな部分に、やっと家が現れました。
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 手前の丘の下の家は ヤオトン ですね。 入口の明り取りの大きな丸い窓が特徴で、新しい家は土の中から前に建物が出てきます。

 我々ツアーの目指しているのは、大黄河の船渡リ場として栄えた 碩口古鎮 というところ。古いヤオトンが残っているらしく、それを見るのが旅の主な目的らしい。 クネクネと黄河の支流沿いに降りていきます。

 やっとたどり着きました。 碩口古鎮 です。
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 手前が支流のシュウ川、上の右手から左へ流れている川が黄河です。支流が土砂を流して、本流の黄河に溜り、流れをチョット堰き止める地形になっているため浅瀬が出来ています。黄河を行き交う船はこの場所で一旦荷物を下ろして、下流へ陸送して積み直すのだそうです。日本の川でも浅瀬で荷物の積み替えをする場所で、川人足や宿屋などの家が出来、小さな町が発達しますよね。

 この町の目の前に 大黄河 が流れています。
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 黄河は乾燥地帯を流れるので、長江に比べると水量は格段に少ない。

 我々はこの碩口古鎮で一泊し、ゆっくり町の様子を散策したのですが、その様子は次回以降へ。
Commented by odamaki719 at 2016-06-29 15:32
こんにちは!
 大黄河は広大ですね。
左のほうにボート?に乗った人が見えていますね。
Commented by miyakokoto at 2016-06-29 18:20
お帰りなさい<(_ _)>
 居ながらにして魅せて頂き有難うございます。
中国の事は、書道関係で硯、紙、筆を仕入れる事で
名前だけ知っているだけです。次を楽しみにして居ます。
美味しい物を頂きましたでしょうか?
Commented by takeshi_kanazaw at 2016-06-29 21:55
odamaki さん。
人ではなく船外機ですね。
黄河はもう船による運送の仕事は無くなっています。
有るのは写真のような小さな船だけでした。
Commented by takeshi_kanazaw at 2016-06-29 21:58
miyakokoto さん。
この地方の食事はまた載せていきますが、どうもね・・・。
この黄土高原はいわゆる中国風な食事ではないですね。
by takeshi_kanazaw | 2016-06-29 10:36 | 中国・黄土高原の旅 | Comments(4)

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