この奥三河の地域は殆どが山ですから、いわゆる山間農業で、人家のある場所では棚田が散在しています。 四谷千枚田は周囲を小高い山に囲まれ、割合広い谷の部分がすべて棚田になっている、この地方で一番有名な棚田です。
「霧が残っていたな・・・・」 霧のある千枚田を撮りたかったのです。
この四谷千枚田は、2年前に川売の梅を見た時に偶然立ち寄ったのですが、奥三河の雰囲気がよく出ていたので、再度の訪問です。( 2年前の記事です )
前回ここへ来た時は、確か、中国・雲南省の世界一の棚田を見た後でしたから、日本の棚田は ” 小さくて可愛いな~ ” と感じましたが、今回はそれなりに雄大に見えます。
面白い看板がありました。
「よう来たのん!」 というのは、三河弁。 「よく来ましたね」という意味。
愛知県は西の尾張地方と、東の三河地方では方言も気質もかなり異なる。
私は関西生まれなので詳しくないですが、尾張弁だと 「よう来やーしたなも」
余談ですが、同じ愛知県でも三河と尾張では気質が随分違うようです。 三河地方はどちらかというと「農民気質」 徳川家康もそうですし、三河武士団は質実剛健がモットーで、どこか素朴なところがあります。
それに比べて尾張地方は「商人気質」 織田信長・秀吉は素早い動きで、機を見るに敏ですね。秀吉が名古屋ではなく、大阪に城を作ったのもうなづける感じ。
面白いのはこの気質は現代にも引き継がれているような気がします。
世界一の自動車メーカー トヨタ は、組み立て工場や関連の部品工場の大部分が三河地方にあります。その生産システムはどこか素朴で律儀。まるで昔の三河武士団のような雰囲気です。
それに比べて、尾張地方の生産者は何となくトヨタ嫌い。関西企業とのご商売の方を好まれる傾向にあります。同じ愛知県内でも随分と気質が違いますね。
「この棚田は中を歩けるけど、どうする?」
「うーん、マーいいわ」 と今回は敬遠気味の妻殿。
「それじゃー、ぐるりと廻って反対側の上から棚田を見てみようか」
棚田の中央部分が谷底で、その周囲の山際がズーと棚田になっている感じですね。
棚田の山際に人家が見えます。
周囲に白い梅や赤い梅の花(桃花かも?)が見えますね・・・。
この四谷千枚田。 殆ど観光客の姿はありません。 川売の梅の里から4キロぐらいしか離れていないのですが、写真好きの方々にはあまり興味を持つ人が少ないのか、それとも単純に情報が不足しているのか・・・。この四谷千枚田、いい場所だと思うのですが。
景色を撮ると大きい方が雰囲気が出ますね。
人物もそうかもしれません。特に雲南省等民族衣装を着た人たちなどは。
ここのところ水戸の終い方とパソの不調が重なって、
ちょっとアップアップしています。
今水戸ですが、これを我孫子に持ち帰り正常に使えるかどうか、、、
今日、夫が遅いと言うので、私は電車で先に我孫子へ。
車の私が座る助手席まで荷物を積み込んで、なんだかゆさゆさするように車が出ていきました。
来週もう1泊して小ものは全部運び出す予定です。
一瞬、違うブログだと思われるかもしれませんね。
これまで大きな写真を小さくして載せていました。
このスキンだと、比較的原画に近い感じが出ます。
逆に、写真の拙さも出てしまうようですが。
引き続き、ご愛顧のほどを!
トヨタはもちろん、松坂屋、JR東海、ノリタケグループ、名鉄と優良企業が多いですしね。
僕が個人的好きなのは、カゴメですね。
トマトジュース、好きなのですよ(笑)
個人株主の多い、ユニークな会社です。
ちなみに、最低単位株数(20万円位です)で年2回1,000円分の商品が、株主優待で貰えるから、それだけで年利1%で、結構お得かも。
そうですね、愛知県は製造出荷額日本一を30年近く続けています。全国の15%ぐらいで、九州全体より多い。
GDPは世界の中で、中進国一国より大きいのではないでしょうか。
名古屋が長くなったので、第二の故郷自慢?です。