今年は申(さる)年。 猿を見に行かなくちゃ。私は申年生まれだからね。
ゴリラさんが居ましたが・・・。
このゴリラさん、なんだか気になって、しばらく見ていました。
少し顔を上げました。
「このゴリラさん、ノイローゼにかかっているんじゃないだろうか・・・」
お隣はチンパージンの館。
ここも広い遊び場があるのですが、みんな座りこんでいる。
「このチンパージーもチョットおかしくなってるのでは?」
二匹のチンパージー、互いに蚤取り中。
「そうだな~・・・。人間が動物園の檻に入れられて、毎日観客の眼に曝されていたら、きっと気が狂うかもしれんな・・・・」
やっぱり動物園は人間だけのためにあるもので、動物虐待施設かも。
こちらのテナガザル。 ふてくされたように、寝てばかりいる。
ところが何を思ったのか、急に観客にサービスを始めた。
「まるで人間を喜ばせる為に、ショーをやってる芸人みたいや」
なんとなく、悲しいショーのような・・・。決して威嚇ではなかった。
タイの熱帯林で遭遇したテナガザルは、森の大きな木を長い手を使って、自由に動き回っていたことを思い出しました。 本当は自然に帰りたいのでしょうね・・・。
どうも運動不足じゃないでしょうかね、猿さんも。
動物園って、昔(幼いころ)は、珍しい動物にあえて
楽しい思い出でしたが、大人になってからは、
どの動物も皆ストレスを抱えているように思えてなりません。
3年ほど前になると思うけど井の頭公園の動物園で、オナガを見たのですが、美しい青い羽を確かに持っていてオナガなんですが、どこか生気がなくて、艶もない。
やっぱり自然の中で苦心して食べる物を探し、
天敵を注意しながらでも生きていくことの方が
鳥にとって、生きる力がでてくるのでは?と、感じました。
私だって、一定の食事を用意されても、小さな檻の中に入れられ監視されたらストレスで鬱になってしまうわ。
だから動物園って、自然の中に作られて、人間が檻に入って
動物たちに気づかれないように眺めるというのが理想です。
極端な話ですが、、、
動物園の動物たちにいつも同情の目で見てしまう私です。
全く同感ですね。
動物園の動物たち、初めは面白く、よく見ると何だか可哀想。
タイで野生の象に出くわしましたが、凄く怖かった。
とてもじゃないが、車でも近寄れない。
自然というのは、人間だけのものではないということかな?