名古屋から飛騨高山へ高速道路をブッ飛ばし、高山から国道361号で野麦峠を目指しましたが、結構遠いですね。自宅からは4時間以上かかりましたね。
野麦峠は北は乗鞍岳、南は御嶽山のちょうどまん中の峠。 飛騨の国から信州へ抜ける重要な道だったのですが、北の上高地へ抜ける158号線に安房トンネルが出来てからは、この道は殆ど使われていない。
むしろ野麦峠と云えば、女工哀史 「あ~野麦峠」の本や映画の方が有名かも。
野麦峠は標高は1600m余、高山から車で2時間弱も山道を走ることになりますが、山あり谷ありの道で、これを歩いた女工さん達は凄いなと思いながら・・・。
途中の奥飛騨の山里。田んぼではもう刈入れが終わっていました。
山里を抜けて行くと、ドンドンと山が深くなってきます。 標高1000mを超えてくると、急に山が色づいてきます。
現在の道の傍は、沢山のダムが出来ています。
ダム湖の周囲も紅葉していました。
「天気が良くなってきたな・・・」
青い空に、赤いカエデが綺麗です。
昔はダムもなく、谷沿いを行く道を歩いていたのでしょうね・・・。 どうも女工さんのことを考えると、車で走っているのが悪いような・・・。
国道361号から離れて、野麦峠への山道。麓の野麦という小さな部落を過ぎると、峠までの5キロぐらいは人家は全くありません。険しい岩山を縫う様な道ですね。
「お昼を食べ忘れた、お腹が空いたな・・・」
「野麦峠に食堂か何かあるでしょう。」
「そんなもの在ったかな・・・・」
現代人は本当に呑気なものですね・・・・。
素晴らしい彩りですね!