龍虎山はカルスト地形で、川で削られた断崖絶壁の山が続いていて、その山々の間に川が流れているという、山水画のような世界。
川原のような場所では、竹の姿が何とも中国らしい。
この龍虎山は道教の聖地でもあるので、所々にお寺が散在する。大きな岩の壁の前にお寺があって、赤い提灯がぶら下がり、前に川が流れています。
このお寺の後ろの絶壁に、所々穴が掘られているのが判るでしょうか?
実はこの絶壁の穴には 棺桶 が置かれているというのです。
少しカメラをズームアップしてみました。
中国では彼方此方に、断崖絶壁の岩肌をくり抜いて棺桶を置くという習慣があるようです。 確か三峡下りでもそんな風景を見た記憶があります。
「なんで断崖絶壁に棺桶を埋葬すんやろ・・・・」
龍虎山の現場を見ると、死後、俗界を離れて山水画のような世界に眠りたい という死者の心境が判らないでもない。 どうも老荘思想の流れでしょうか。
「墓参りも大変やし、第一あんな所に棺桶を持ち上げるのが一苦労やで」
中国人は凄いですね。 その棺桶を断崖絶壁に持ち上げる作業を再現して、観光資源にしてしまっています。 まるでアクロバットのアトラクションです。
メインの棺桶あげの前には、なんと鵜飼ショウ。
「どういう風に棺桶をあげるのかな・・・・」
岩壁の上からロープが降りてきて、そのロープを伝って人が降りてきます。 当然?アクロバットの演技を披露します。 棺桶は川に浮かべた船が運んできます。 その棺桶を上から降りてきたロープに括り付ける。
「うーん、そうするしか方法がないかも。 昔もこうしていたんだろうな・・・」
棺桶を置く場所のほろ穴に人が待ち構えていて、 その穴からロープで棺桶を手繰り寄せるという仕組みでした。
岩壁の穴の中に埋葬されれば、風雨を避けられ、ノンビリと山水画の世界を楽しみながら、死後の世界を送れるということになりますね・・・。
日本や中国以外の国でも、同じような埋葬の仕方があるんでしょうかね・・・・。
こんにちは🌷
1枚目の竹林が美しいですね。
鵜飼ショウもあるのですね。驚きました。
竹林が美しいですね。
これは孟宗竹なのでしょうか?
それにしてもその奥!!
この穴はどうやって掘るのでしょう。
奥が繋がっているのでしょうか_?
出入り口はこの穴の方で同じなのでしょうか_?
???ばかりです。
やはり のめり込むか、全く興味持たない(食わず嫌いの様な・・・)かの
どちらかですね。
岩壁の穴。 繋がってはいないみたいです。
岩場の上には道が出来ていて、そこからロープで降りるスタイルです。
穴は、多分小さな割れ目を大きく掘り込むのでしょうかね。
この旅行の添乗員さんが面白いことを。
彼はヨーロッパの雰囲気が好きらしいのですが、添乗をしていると、お客さんはヨーロッパ派と中国派にクッキリと別れるのだそうです。
私なんかは何処でもノンビリしたところがいいですが。