ISIS(イスラム国)のこと  2.7

 通称ISIS(イスラム国)の日本人2人の殺害事件は衝撃的でした。

 遠い国の出来事のように思っていた テロとの戦い。 
 今回のことで身近な問題として感じられ、いろんなことを考えさせられますね。

 人道支援を主眼としてきた日本。そんなことなどお構いなしのテロですね。
 後藤さんの気持ちなど無視した蛮行としか言いようがないのです。
 多くの方が強い憤りを感じたと思います。私も同じですね。

 私は2010年、観光でシリア、ヨルダンを旅したことがありました。
 まだシリア内戦が始まる前でしたし、旅行社のパック旅行でしたから、特に危険な兆候は全くなくてノンビリしたものでした。(このブログの中東の旅を見てください)

 当時のダマスカス(シリアの首都)の市場。
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(再掲)子供ずれの家族が歩き、平和な日常が見られました。 恐らく現在は瓦礫の山になっているかもしれません。

 その後中東全体に アラブの春 という強権政治からの脱却運動が。私は将来中東地域は 穏健なイスラム政党が中軸となる と思ったのですが・・・。見事に予想が外れました。

 中東の政治混乱については多くの見方があるでしょう。
 2001年の9.11(アメリカ同時多発テロ)が引き金と見る人、もっと遡ってイスラム教とキリスト教との宗教戦争という見方も。

 現在ISISが占領していると云われるシリア北部。
 この近くには、世界遺産の パルミラ遺跡があります。
 私が訪れた時には、ノンビリしたアラブの片田舎という感じで、早朝にはコーランの声が町中に響き、人々は穏やかな顔をして迎えてくれました。

 この遺跡はチグリス・ユーフラテス川流域と地中海を結ぶ、隊商の道にあるオアシス。 周囲は砂漠というか土獏というか、ぺんぺん草の生える広大な大地でした。
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 現在この地域は恐らくISISと有志連合の戦闘の場となっているかもしれません。

 こんな場所で、戦車に乗って機関銃を持った集団がくれば、地域の人は逃げるのも難しい。外国人だろうと、地域の住民だろうとすぐに捕虜にされてしまいますね。 パルミラの部落の人達は今どうなっているのでしょうね・・・。

 マスコミ報道では外国人の人質問題が大きく報道されていますが、恐らく現場では多くの地元の人たちが逃げ惑っているし、殺されているのではないかと思います。シリア国軍も有志連合も地元住民を救えないでしょう・・・。

 5年も前の旅行当時のことを思い出しながら、事態の推移を見ています。
 穏やかな顔を持つ人もおれば、一方では荒々しい思考。
 厳しい自然の中で生きている砂漠の民は、やっぱり我々とは違うんですね・・・・。










 
Commented by odamaki719 at 2015-02-07 20:11
こんばんは??
 本当にショックでした。
丁度一週間になりますね。
日本に住んでいるイスラム教徒の人が
「どうかこれからイスラム教徒を憎まないでください。
私たちは後藤健二さんのために祈りました」と
話していたのが印象的です。
Commented by takeshi_kanazaw at 2015-02-07 20:33
odamaki さん。
狂信者は怖いですね。自分こそ正義だと信じている。
アジアでも中国の文化大革命、カンボジアのポルポト政権。
多くの人命が失われました。
第二次大戦前の日本も一種の狂信者集団だったのかも。
狂信者の影響を排除するのが大事かもしれません。
by takeshi_kanazaw | 2015-02-07 14:11 | 時事放談 | Comments(2)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


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