象の孤児院なる施設に立ち寄りました。
「象さんが気持ちよさそうに水浴びしてるわ・・・」
「孤児院というから、象の病院みたいなもんかと思っていたよ」
「実は孤児になった象を治療するのですが、治療を終わって森へ帰しても、どうも野生の仲間と上手くいかないらしくて、また戻ってきてしまうんですよ」 とガイドのGさん。
という事情があって、大きな象も一杯います。
100頭ぐらいはますね。 かなりの大所帯です。
川で水浴びをさせたり、近くの森に遊ばせたり。
近くで見ると象はやっぱり 大きい!
余談ですが、ちょっと象さんの話を。
タイに滞在していた時、彼方此方で象さんに付き合い?まして、チェンマイでは何度も象に乗って、川や森林を遊びましたが・・・・。 我々が見るのは大部分観光用に飼いならされています。 チェンマイでは野生の象を捕まえて、家畜化するのですが、これが難事業。 象はそう簡単に人の言うとおりにはなりません。
野生の象というのは、殆ど見かけません。 森の奥深くに生息して人前には出てきませんが、野生の象に出くわすと非常に危険です。 タイのカオヤイの森で遭遇。ジープなんて簡単にひっくり返してしまいますから、息をひそめて象さんが行き過ぎるのを待つしかありません。
スリランカでも、象は戦闘用や作業用に飼いならされてきた歴史があるようですが、現在は5千頭にまで減少したそうです。 そうそう、シギリアロックに籠った王様。 弟との戦いに敗れたのは、乗っていた象が足をぬかるみに取られた為に負けたそうです。
この象の孤児院。 スッカリ観光施設化していましたね。
川べりに観光客向けの立派な食堂がありました。
「今日は少し変わったランチを用意しました。 スリランカのお弁当です」 と添乗員さん。
「どういう風に食べればいいの?」
「手で混ぜてそのまま食べればいいじゃん」
味は良かったのですが、手がベタベタになって・・・。 結局フォークで食べましたが。
そうそう、スリランカではもっぱらご飯は右手で食べますよ。
現地ガイドのGさんの食事するところをパチリ。
「さー、コロンボへ向かって出発しましょうか」
象の孤児院があるのですね。
100頭近くいると餌も大変でしょうね。
動物園では像が一番多く食べると聞いたことがあります。
葉に包まれたお弁当は美味しそうですが手で食べるのは
ちょと困りますね。
貫禄があります。