「チョット、スモーキングタイムです。」 と言って、30分おきにビル内の喫煙所へ。
だから、お絵描き教室では殆ど絵を描いていない。 変な生徒なんですが・・・。
「俺の場合、この教室に来ないと、多分絵なんて描かないようになるからな・・・」
それが、4年間も続いている主な理由なのです。
前回の題材は 紫陽花 であった。
紫陽花は写真をよく撮っていたので、珍しくチョット描く気になったのですが・・・。
「全然面白くないや。 平凡な絵にしかならない・・・・」 教室ではスモーキングタイムばかり。
何時ものように、そこで終わらせるつもりだったのですが、庭の紫陽花を見ているうちに、少し描く気がおきてきて、家の中でお絵描きを続行。
「雨でも降らしてやろうか・・・・」
ということで出来上がったのが、下の絵です。
「雨というのは、もっと真っ直ぐに降るものよ」 と専属批評家の我妻殿。
「風が吹いていて、少し雨が揺れてんだよ」 と私。
しかし、雨が降れば、紫陽花の葉っぱに 水滴 が出来るハズ。
「水滴ね・・・・・。 水滴ってどう描くのだろう・・・・」
今更描きなおしはね・・・・・・。
デモでも、透明な水滴、 どう描けばいいんでしょうかね・・・・・。
教室の先輩諸氏に教えてもらおう・・・・・。
紫陽花の水彩なのですね。
油絵は上塗りがドンドン出来るので手直しが出来ますが
水彩は気に入らないと書き直すしかないですね。
紫陽花は描きたい一輪に絞って大きく描いた方がいいかもです。
私の好みですが・・・
最初は写真の絞り優先感覚で、バックを黒くしたのです。
ところが真っ黒は意外と難しい。 よって、上から青を塗りたくって・・・。
あんまり何度も塗るので、私の場合は色の再現は出来ません。
付け足しというより、文章でいうところの推敲ですよね。
制作意図や主題をより的確にするための、表現。
写真でも後加工や合成は出来ます。
でも、写真、特に記録性のあるスナップや自然写真の場合だとなんとなく「改竄」みたいな気がするので、後ろめたさがあります。
多分私の絵は 水彩画 とは言えないものだろうとと思います。
一般に水彩画はもっと綺麗にサラッと描かれています。
何度も塗りたくっているのは、私ぐらいでしょうね。
私の絵も写真も、素人の自己流 ですが、 まーいいじゃないでしょうか。