「うーん、無人島になってまだ30年余なのに、こんなになるのか・・・」
軍艦島では、定められた歩道から中に入ることが出来ない。少し遠くからの写真ですが。
「しかし、人間が住まないと、こんなになるのだな・・・」
ふと草むらを見ると、何やら花が咲いていました。
「不思議と草や花を見ると、過去の人間が沢山住んでいた頃が、ドンドンと歴史になっていくような感じになる。時間が流れていることを実感するな・・・」
一番アパートに近い場所にやってきました。
多分、この界隈では多くの人が行き交っていたのでしょうか・・・・。地下には売店や共同浴場、一階には郵便局や床屋さんがあったとか。
しばし時間の流れの凄さを感じていました。
「そろそろ帰りの船の時間ですよ」
上陸できる時間は凄く短い。1時間もなかったと思います。
「結構外人さんが多かったね。」
たゆみなく波が押し寄せています。何かの排出口なのか、通路なのか。
軍艦島、自然の風雨にさらされ、時間という凄いパワーに、少しづつ押しつぶされていくことになるのでしょうね。
30年余でこのような廃墟になるのですね。
でも逞しく草木が育っています。
5枚目を見ると結構緑が見えますね。
海外の人はどの様な思いで見学をしたのでしょうね。
人間が今のような、エネルギーを浪費する生活は、そう長く続かないでしょう。
数千年か、いや、数百年後は、地球上のいたる所がこのような光景になるかもしれません。
鉄筋コンクリートの建物というのは意外と?もろいですね。
鉄筋の建物の耐用年数は何年でしたかね。
この軍艦島を見ていると、人間の作るものはたいしたことないね。
そして古代のオアシス都市が忽然と姿を消すという話を思い出しますね・・・。