この日の夕方からは実にノンビリムード。
見学する場所もないし、買い物をするお店もない。
海外のパクツアーでは、世界遺産や有名な観光地を沢山廻るプランが多い。 そうしないと集客できないのだろうけど、私は何もない田舎が好きですね。
夕日が地平線に落ち始めました。
もう少しうまく撮れなかったの? そういう声が聞こえそうですが・・・。
ツアーの仲間もカメラを持ってやってきました。
旅行記を書いているうちに、もうモロッコを旅してひと月の時間が経過してしまいました。写真を撮っていたツアーメンバーの彼女たちは、今は毎日の仕事に追われて、モロッコの旅の記憶は薄らいでいるのかもしれません。
夕食後も実にノンビリした時間が過ぎていきます。
部屋はセミスートで豪華。窓からは夕闇の海岸がよく見えます。
お月様が綺麗でしたね。
こんな景色を見ながら、私は熱いコーヒーをすすり、タバコをふかして、ご満悦。
この大西洋海岸の田舎町をコースに入れたツアーは珍しい。 有名なフェズやマラケシュばかりを、効率よく廻るより、こんな田舎に一泊する方がいいですね・・・。
異国の地だと、もっと美しく感じるのでしょう。
一回きりの情景を、上手に切り取るのは難しいもんですね。