アメリカの錯覚?  9.6

 シリアの内戦が続いています。
 3年前にシリアを旅行した時、こんなことになるとは思いもしませんでした。

 この内戦に対して、アサド政権が化学兵器を使ったということから、アメリカのオバマ大統領はアサド政権側への軍事攻撃の意思を表明しています。
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 内戦の実情、シリア国民の気持ち、化学兵器使用の実態について、私は明確な情報を持っていません。 ただ、アメリカがシリアに対して軍事行動をとることについて、違和感を感じています。

「アメリカは自国が攻められたわけでもない。どうしてシリアを攻撃する 権利 があるのだろうか」

 アメリカは自由世界の盟主として、これまで、自国の青年の血を流し、多額の戦費を負担して戦ってきました。 ベトナム戦争、アフガン、イラク・・・。

 
 アメリカは正義の戦いをしてきた、自由と民主主義のため、世界平和のために戦ってきたと考えていると思います。自国が有利な立場になるために戦った面はあるにしても、私は、アメリカの行動は平和のための十字軍的な思考が支配していると感じます。

 「自分たちは正しい。 自分たちの行動は正義だ。」

 長い人類の歴史は戦争で明け暮れています。
 そして、その交戦国はそれぞれ、自分たちは正義を行っていると思って戦ったと思います。戦いの理由はそれぞれ自分の都合のいい解釈がされますが・・・。

 私は、「自分たちは正義だ」 と思うことは非常に危険だと思います。

 シリア攻撃の理由である、人道的見地からの攻撃というのは非常に曖昧で危険なものです。人権が無視されているとか、人民が圧政に喘いでいるなど、幾らでも理由が成り立ちそうです。

 現実にシリアでは多くの人が傷つき、隣国へ200万人超の人がのがれているのですが、アメリカが攻撃しても良くなるとは思えません。 アメリカの自縄自縛のためにシリアを攻撃するようにさえ思えます。

 そして、中東の人は決して親米でもないし、本当は西洋社会を好きではないですよ。歴史的に考えても、彼らはプライドが高い人達ですから。

 現在アメリカ議会で議論が進んでいるようですが、アメリカ国民も必ずしも賛成しているとは思えないのですが・・・・。

 我が国日本はどうするのか・・・。
 何時ものことですが、アメリカ追随しか手がない・・・・。

 そうでした、アメリカを批判する立場ではない。
 20サミットでも判るように、世界のパワーバランスは変化しているのですが、日本はしばらくは様子見しかないですかね。
by takeshi_kanazaw | 2013-09-06 03:07 | 時事放談 | Comments(0)

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