天香具山に登る   5.26

 今回のドライブ旅は、奈良盆地から十津川村を経由して、熊野灘へ抜けることしか考えていなかったので、計画らしきものはありません。
 途中に立ち寄る場所は、その時の気分次第という、何時ものいい加減な旅でした。

 名古屋を出発したのが午前7時。 私にしては結構早出です。
 西名阪道路の大和郡山から24号線でひたすら南へ。

 「チョット飛鳥に寄って行こうかな・・・・」
 橿原(かしわら)から東へ行けば飛鳥へ行くはずなんですが・・・

 何処をどう走っているのかよく判らない。(私の車はカーナビがない)
 「あれ? 天香具山? 」 畑の道を走っていると、小さな看板が。

 降りてみると、小高い丘が見える。
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 何の変哲もない雑木林の丘である。
 「ここがあの天香具山なんですか?」
 写真に写っているトラクターを運転しているお兄ちゃんに聞いてみた。
 「そうですよ、この山が香具山で、入り口の大きな建物は天理教さんですわ」

 奈良では古代と現代が同居しているんですね・・・・。

 大和三山(香具山 畝火山 耳成山)はご存じだと思いますが、香具山は持統天皇の歌で有名?
 「春過ぎて 夏来たるらし 白たへの 衣干したり 天香具山」
 ちょうどこの季節の歌ですね・・・・・。

 このノンビリした感じの歌の作者 持統天皇ですが 天智天皇の娘 天武天皇の妻、そして女帝なんですが、かなりの苦労人? ホッとした時に詠んだんですかね・・・。

 「何かの縁、チョット登ってみるか、 天香具山。」
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香具山はハイキング気分で登れる小さな丘。標高は僅か150m程度。

 香具山は雑木林に覆われ、荘厳な感じもない、ただの丘ですね・・・。
 頂上には小さな社がありますが・・・
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 誰にも会いませんでしたね・・・。 まるでどこかの裏山に登っている感じですね・・・。

 頂上からは木々が生い茂って飛鳥は見渡せません。
 「あれは畝傍山かな・・・・」 
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 遠くは葛城の山ですかね・・・。 まほろば紀行第二弾で走った辺りですね。

 飛鳥の近辺は万葉集で歌われた場所が散在します。 古代の雰囲気が漂う場所なんですが、実際に歩いてみると、香具山も小さな丘ですし、飛鳥川も細い小川なんですね・・・。

 飛鳥は日本の歴史発祥の地というイメージがあるのですが、今は長閑な小さな田舎の雰囲気が残っています。 都が平城京、平安京と移って、とり残されていたのが幸いしたんでしょうか。

 「ついでに飛鳥の里へ行ってみるか・・・」
 まさにその時の気分ですが、チョット コーヒーも飲みたくなったことだし・・・・
Commented by odamaki719 at 2013-05-26 18:23
こんばんは!
 これが有名な「天香具山」なのですか?
鄙びた感じがいいですね。
立派なのもいいですがこのような風景もいいものです。
Commented by takeshi_kanazaw at 2013-05-26 20:38
そうですよ、これが有名な「天香具山」ですよ。
ちゃんと私が自分の足で登りましたからね。
本や教科書で習うイメージと、実態を合わせてみるのが面白いんですね。
Commented by small-talk at 2013-05-27 20:37
標高150mでも、展望は良いのですね。
そういえば、奈良は、高層ビルはないのでしょうか。
150mというと、大体40階建てくらいですから。
Commented by takeshi_kanazaw at 2013-05-28 11:37
奈良盆地の南部はあんまり高層ビルはないようです。
ビルに囲まれた大和三山という感じではありませんね。
飛鳥は幸いにもあまり都市化してませんね。
by takeshi_kanazaw | 2013-05-26 12:01 | まほろば紀行 | Comments(4)

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