部落には白川郷の特徴になっている 合掌造り家屋 が散在しています。
3年前だったでしょうか、この神田家の御主人に合掌造り家屋の維持が大変だという話を聞きました。これはこの家だけじゃなくて、白川郷全体の苦労でもあるんですが。
「屋根の葺き替えが大変なんだ。この家は 茅葺き で出来ているけど、この茅が集まらない。それに昔は部落の人が相互扶助でやってたけど、今は組合に金を払ってやる方式だ」
「一回の葺き替えはどのくらいかかるんですか?」
「ウチぐらいの大きさだと、2千万円ぐらいかかるな・・・・」
「えー? そんなに・・・・。」
部落全体では大変な苦労があるようですね。茅葺きと言うのは ススキ などを使うのだそうですが、この茅が急にはなかなか集まらないそうです。
白川郷には合掌造り家屋がまだかなりあります。
その内訳は、和田家や神田家など、入場料を取っている大きな家は数件。多いのは昔からの合掌造り家屋を利用した食堂、民宿。それ以外は茅葺きの家屋が残ったもの。
下の家は確か農家兼民宿の家ですね。
合掌造りと言うのは 形が合掌をしているような形 から来たそうですが、 一階に大きな いろり があり、2階は居間、3階は繭を飼っているスタイルが一般的だったようです。 現在はどう使っているんでしょうね。 一度民宿に泊まると判るかも知れませんね。
少し路地の方へ入って行きたいのですが・・・。
この状態はまだ序の口で、雪下ろしをした雪を除雪のブルを出して始末するほどにはなっていません。これからですね、雪が本格的になるのは。
さてさて、お腹が空いてきましたね。行きつけの蕎麦やが休みだったので、この部落の繁華街? へ戻って腹ごしらえにしましょう。
白川郷へも一度は行ってみたいと思いますが雪の時期は
行けないでしょうからこうして見せて頂いて我慢をします。
1枚目が素敵ですね。神田家は有名ですね。
東京発のバスツアーで、多分一泊ぐらいで、白川郷、奥飛騨温泉のプランが出ているはず。今ならライトアップのツアーもあるかも。