このお地蔵さん。 お寺の説明書にもあまり詳しく書かれていないが、千体地蔵と名づけられているように、すごい数でしたね。
お地蔵さん、すなわち 地蔵菩薩 というのは、古くからの庶民信仰の代表格。
調べてみると、地蔵菩薩はサンスクリット語では「大地を母胎とするもの」という意味があるらしくて、日本では田圃や子供に関する多くの地蔵さんがあるようです。
「ここの地蔵さんは何だろうな・・・。子供を授かるようにとか、安産祈願とかのような雰囲気なんだけど、よく判らない」
理由がよく判らないのだけれど、この寺の地蔵さん、全て赤い風車が供えてある。
飛鳥時代にやって来た仏教は国を治める手段としての色彩があったのだけれど、平安以降には地蔵菩薩のように、庶民の救いや願いの対象となっていったのでしょうね。
「それにしても足が痛いな~・・・」
痛い足を引きずりながら、金剛輪寺を後にしました。
ひとつひとつ、由来があるのでしょう。
歴史のあるお寺ですね。
地蔵さんに個人の名前が書いてありましたね。