早朝の7時にバリ島のデンバザールを飛び立ち、7時15分にジャワのジョグジャカルタに着きました。
バリとジョクジャカルタは時差が一時間あるんですね・・・。ほぼ一時間のフライトでした。
ジョグジャカルタはジャカルタが首都になる前の都。中部ジャワの中心都市です。
「ジャワ島は日本の本州の約半分の面積に、1億3千万人が住んでいます」
新しいジャワ人のガイドさん。(歌手の大川栄策にそっくり、写真を撮ってない!)
「ジョグジャカルタは日本で言えば京都に近い感じ。人口は市街地が50万、州では350万で、大学が100もあります。」とガイド。
ジャワの歴史は不勉強でよく判らないが、どうもジャワの繁栄はこの中部ジャワから始まったという感じで、その中心がジョグジャカルタ。
現在のジョグジャカルタは日本製のオートバイと車で混雑する大都会。
「看板は英語ばかりだね・・・・」 と私。
「うん? インドネシア語が一杯ですよ」 とガイドさん。
なんとインドネシアは1920年代に国の言葉を統一するため、アルハベットへ転換させてしまったんですって。 要するに発音通りにアルハベットを並べるらしい。
たとえば、「有難う」は「Terimakasih(テリマカシー)」
まー、ローマ字とほぼ同じと考えればいいみたい。 文法は全然知らない。
「インドネシア語は簡単ですよ。一か月でマスターした日本人がいましたよ」とガイド。
「ふーん・・・・・」 インドネシア語、アルハベットとはまったく知りませんでしたね・・・。
ジョグジャカルタで忘れてはならないのが ムラビ山。
ジョグジャカルタの南30キロの標高2,968mの活火山で、つい3カ月前にも爆発し、300人以上が死亡。つい数週間前には大雨で泥流が発生し、村が流されたらしい。
雲がかかって見難いですが・・・・。 ジョグジャカルタの何処からでも見える町のシンボル。
このムラビ山の噴火は1万年前頃から数年ごとに続いているらしく、その火山灰が多量に降り注ぐことになります。 当然地震も多いでしょうね・・・・。
このジョグジャカルタ観光の目玉は、世界遺産に登録されている次の二つ。
一つ目は 仏教遺跡の 「ボロブドゥール」
もう一つは ヒンズー教遺跡の 「プランバナン」
二つの遺跡は8~11世紀に建てられたものですが、いずれも地震で崩壊し、火山灰に埋もれていたらしく、発掘されたのが最近らしい。 しかも、現在でも地震の影響を受け続けている。
どうも日本の雲仙普賢岳のような噴火が、常時発生している感じですかね・・・・。
まー、とにかく、ジョグジャカルタの観光が始まりました。