肩の凝りを直しがてら、お寺の境内をカメラを持ってプラプラ。
「あれ? これは萩の花?」
この花は派手ではありませんが、古いお寺にはマッチしますね。
「萩の花には白い花もあるのかな?」
「これは萩の花ですか?」
「そやよ、萩の花や。もう他では花が散ってるけどな~。ここではまだ咲いてるな~」
関西の親切なオバサンが教えてくれました。
「あすこに、紫式部が綺麗に咲とるよ。ほれ、紫の玉みたいなのがあるやろ」
このオバサンは親切ですね。関西ではこんなタイプの人が多い。
お寺の中にある花は、あまり派手なものより、落ち着いた花がいいですね。
そうそう、「あおによし 奈良の都は・・・・」という和歌があります。
「あお」というのは写真の中の緑色の格子の あお の色ですね。
「に」 というのは 柱のベンガラ色ですね。
あお と に の色をバックに紫式部の紫 というのもいいかも。
難しいお経の中身は別にして、古いお寺や仏像が現代人にとって ” いやし ” になっているのは、それはそれなりにいいじゃないですかね・・・。