「あーあ、雪は降ってるし、寒いし、暗くてよく見えないし・・・・」
初めて三脚でカメラを固定して写真どりをしていたのですが、なかなかしんどい。
これまで三脚を立てて撮影をしている人を見かけた時は
「ご苦労なことだな~、それほどまでして写真が撮りたいかな~・・・」と思ってました。
明日は我が身じゃないですが、望遠レンズを付けて夜に写真を撮ろうとすると、どうしてもシャター時間が長くなってブレが出てしまうので、カメラを固定する必要があります。
「あれ? この三脚はなかなか開かないぞ。なんだこりゃ、カメラが固定できないや」
「レリーズ(手ぶれ防止のためのシャターを押す道具)はどうつけるんだ」
雪の中で悪戦苦闘です。
カメラを濡らさないようにマフラーでカメラをつつみ、撮影条件を選ぼうと・・・・
「暗くて数字が全然見えない!」 懐中電灯を取り出して・・・
本来は撮れた写真を載せるだけでいいのでしょうが、ブログはその絵を撮るのにどれだけ苦労したかを書けますね。
前置きが長くなりました。 とにかく撮れた絵を載せます。
「よし、この角度がいい」 と思ってレリーズを押したら、前に人が通過。
だんだん、カメラが雪に濡れ始めますし、少々イライラ。
「傘を指していたら面倒だ」 と傘を雪の中にほおり投げて・・
隣で同じく三脚を立てて撮影している夫婦ずれがいましたが、奥さんがちゃんと傘を指して助手役をしてました。
「まさしく内助の功だね・・・」
それにしても、雪が降っているのに雪が写らない。
「そうか、シャッタースピードが長いと、動いてるものは消えちゃうんだ」
また雪に濡れながら、懐中電気を照らして撮影条件を選び・・・
そのうちにカメラが三脚から落ちそうに・・・・。 まさに悪戦苦闘。
やっと雪が撮れた絵です。すこし画像がブレています。
実は撮影している時は、暗くて撮った絵の結果を見ることが出来ません。
そこで条件を適当に変えて撮ったのですが・・・
なにか撮影の苦労話ばかりになってしまいました。
撮れた写真を見直してみると、雰囲気としては前回のブログ(五箇山ライトアップその1)に載せた、コンパクトデジカメのホンワカした絵の方がいいかもしれません。
バスツアーの出発の時間が来てしまって、殆ど撮りたいところが撮れませんでしたが、2年前の写真よりはしっかり撮れたのがせめてもの慰めですか。
そうそう、五箇山は「こきりこ節」が有名ですね。
~さんさも デデデコデン~ という民謡。
聞きたい方は ここ をクリック。
私だったら、ただでは絶対やりません(笑)
コンパクトデジカメのふんわりした感じもいいですが、
やはり手間と良い機材が加わると、よりきれいに撮れますね。