政府の新成長戦略    12.31

 昨日政府は成長戦略を閣議決定したようです。
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 「なんやピンとこんな~・・・・」
 今回は基本方針だけなので、どうもイメージが湧いてこないんですよね・・・。

 すでにご承知のように、重点分野は(1)環境・エネルギー(2)健康(3)アジア(4)観光・地域活性化(5)科学・技術(6)雇用・人材 の6項目だそうで、成長率は年3%。

 「数字だけじゃなくて、何というか、ストリーというか、理念というか、何か欲しいな~」

 まったくの自己流の問題提起なんですが・・・・

 この5~6年間、気になっていることがあります。
 一つは格差の問題。正社員と派遣の格差は社会の在り方として大問題。
 二つ目は、いわゆるカジノ資本主義。 いくら自由経済でもおかしい。

 この二つは数字上の成長率とは直接関係ないかもしれませんが、庶民の眼から見ても、歴史的な流れからみても、日本の大きな問題だと思うんですが・・・・。

 少し話が硬くなりますが・・・・

 まず格差の問題。 
 
 企業は生き残るためには、これからも需給調整弁役の労働者を欲しがる。
 これを法律等で縛ろうとすると、事業を海外へ移すことになるでしょうね。
 
 雇用形態は世界的には流動的なスタイルが多いですが、日本はちょっと特殊。
 日本は長らく終身雇用スタイルを主としてきましたから、正社員にはそれを堅持して、調整はすべて派遣などの非雇用労働者で行う形になってしまっています。

 正社員の労働界は、自分を守るために、派遣問題は真剣に取り扱わない。
 本来仕事を分け合う”ワークシェア”を労働界からプッシュすべきでは。
 
 どうも袋小路に入ったままですね・・・。

 この問題は自由経済での宿命的なところがあって、小手先では無理かも。
 社会主義を取り入れた新しい自由経済主義みたいな哲学がないとダメでしょうね。

 新成長戦略にはそんな哲学を入れてほしいんですが・・・・
 世界でもまだないスタイルになるでしょうが・・・。

 次はカジノ資本主義。
 
 アメリカのウオール街が開発した、お金がお金を儲ける道具となる手法に違和感を感じます。
 ちょっと変な表現ですが、 ”ウオール街は資本主義の恥部” ではないかと。

 共産主義のように分配に重きを置く経済が破たんし、資本主義の勝利となっていますが、資本主義が完全なものだと決めつけるのもおかしいかもしれません。
 リーマンショックでどのくらい多くの人が苦しんでいるか・・・。 

 経済のことは全くの素人ですが、余剰資本を社会の発展のため使う仕組みは判りますが、一時的な利潤を確保するための投資(と言えるかどうか)はどうなんでしょう? 金融の調整にとどまらず、その取り扱いが本来の投資ビジネスを逸脱している。

 この間、金融取引にわずかの率の環境税をかけてみてはという案も聞きましが、カジノのような金融を野放しにしておくには危険すぎますね。

 まったく素人っぽい話かも知れませんが、カジノ資本主義は社会の精神荒廃を招きますね。
 それを良しとする政権を誰も信頼しませんね。きっと。

 今回はまさに素人の勝手な話に終始しましたが、”チェンジ” を標榜する政権ですから、日本発のシステム開発みたいな感じで、新しい社会を目指してみては。

 以上、昔あった ”ぼやき漫才” みたいでしたね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2009-12-31 19:24 | 時事放談 | Comments(0)

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