「今日は天気がよさそうですね」 と宿の奥さん。
早めの朝飯をサッサと食って、8時前には宿を出発。 安房トンネルを抜けて上高地へ。
何時も上高地へ行くのにシャクなのは、自家用車乗り入れ禁止。
折角上高地の入り口まで来たのに、駐車場まで10キロも下らなくてはいけない。
しかし、自家用車を乗り入れたら目茶苦茶になるから仕方ないけどね・・・・・。
皆さんご存じの上高地。
穂高の前に開けた標高千五百メータの細長い盆地。そこを流れる梓川の水がまた綺麗。
シャトルバスを大正池で降りて、カッパ橋までの4キロを梓川沿いに散策。
後ろの山は穂高、前は大正池へ流れ込む梓川。立ち枯れの木があって、上高地の大正池おなじみの風景ですね。
” 青空に 穂高の雄姿 梓川 ”
2年前は穂高に雪があって、綺麗でしたが・・・・・。
「黄色くなったカラマツが撮りたいなー・・・・」
ご存じのように私はカラマツに少しこだわっています。信州の蓼科の新緑のカラマツが綺麗だったので、今度は黄色くなる秋のカラマツを上高地で撮りたいと・・・・。
朝の9時過ぎに上高地に着いたのですが、とにかく空が真っ青。
似たような風景ですが、梓川を登って行きました。
余談ですが今年の春にスイスへ行きました。モンブランの麓のシャモニーが少し上高地に似ているとこのブログで紹介しました(このブログのカテゴリ西欧旅行記参照)
”上高地にはスイスのように氷河はないし、山の高さが4千メーターはないのでチョットね”
でも梓川が流れ、外界と遮断された上高地の雰囲気はシャモニーよりいいかも。
周囲に沢山鄙びた温泉地も散在しますから、上高地は意外と世界に誇る保養地ですね。
もう少し宿泊施設があればなーとは思いますが・・・・。
さてさて、カラマツの紅葉を撮らなくちゃ・・・・。
上の絵はカラマツが穂高の雄姿と真っ青な空に負けちゃってますね。
それにしても、空の青さと雲が綺麗でしたね・・・・・。
大正池からカッパ橋までの散策路は、梓川沿いにカラマツと白樺の林の中を通じています。
秋の陽光が木漏れ日となって、なかなか良い雰囲気でしたね。
「そうだった! カラマツの紅葉を綺麗に撮らなくちゃ!」
ある意味写真を撮る人種は哀れなもんですね。 せっかくの風景を楽しむことが出来なくて、何とか良い写真を撮ろうとばかりするんですね・・・・。
まーそれはさておき。
カラマツの林を歩いていると、予想外に綺麗な絵がイメージできましたね。
実際はもう少し秋の陽光に輝いて綺麗だったのですが・・・・・。
「まー、こんなもんか・・・・・」
少しでも気に入った絵が一枚でも撮れると、その日は満足ですね。
「少し疲れてきたな・・・・。腰も痛いし・・・・」
最近どうも腰が痛くて、毎日シップのお世話になっています。特に長いドライブの後はいけません。
「ゆっくり行くしかないか・・・・」
まだカッパ橋の散策路は続きます。