貧困率 って知っています?  10.9

 今回のテーマは「貧困率」 少し硬いお話ですが・・・・
 貧困率というのは国民の平均収入の半分以下の人の割合ですって。

 今週はなんだかんだ企業訪問をする機会が多くありました。
 「景気? 悪いね。 ズルズルと悪くなって行く感じだよ」
 「もうしんどいよ。大変だよ、まったく」

 まー、企業の人はあまり本音を言いませんが、最近の景気が悪いとこぼす言葉は、口先だけではありませんね。本音を通り越して嘆きですね。

 一方、労働者側も悲惨な状態ですね。すでに一年前から派遣社員は契約を更新していない(派遣切り)ところが多いし、常用従業員の給料カットが目立ちますね。

 確かにリーマンショック以後の不況のせいではあるんですが、それだけではなくて、日本の企業や働く人の環境が壊れてしまっているのではないか。 そんな気がします。

 その原因の一つは、小泉・竹中ラインの構造改革かも知れません。
 
 グローバルな経済の動きに対応した日本の経済活動が必要だ、という彼等の主張は一見正当性があるように見えましたね。グローバリズムは一世を風靡?しました。

 株で大儲けした人(ホリエモンっていましたね)、企業買収、株主利益優先などなど、資本の論理優先の考え方が世界の正義? 日本は遅れているんだ・・・・。

 そんな風潮の中で生まれたのが「労働者派遣法改正」 製造業への派遣社員導入ですね。

 これはグローバリズムの流れからいえば、企業が国際競争力を維持するためには必要という判断なんでしょうが、これが現在の厳しい社会を生み出した元凶でしょう。

 働く人の考え方も変わって、終身雇用を望まなくなった とか、 自由な職業選択ができる とか、もっともらしい付録を付けて新しい派遣法が実施されました。

 企業サイドから見れば、派遣社員の採用は人件費を景気の変化で対応できる上で大助かり。確か、経団連会長さん企業のキャノンは、すぐさま積極的に利用されたように記憶してますが。 

 派遣切りは初めから仕組まれていたわけですね。不景気になれば切るつもりで派遣社員を契約しているのは、企業側の論理ではなんら矛盾はない。

 少し話がくどくなってきました。

 昔お会いした、ある中小企業のおやじさんが言った言葉を今でも覚えています。
 「従業員の首を切るくらいなら、俺は会社をたたむぞ」

 世の中の経済活動は、心情的な気分では運営できないのかも知れません。

 しかし、人の幸せのために経済活動があるのでは? 
 経済活動の結果から人の幸せが得られるのではありませんよね。 
 おかしいですかね? この考え方。

 さてさて、政府は実態を把握していないので、貧困率の調査を今から行うそうです。
 予想では日本の貧困率は、どうも世界でアメリカに次いで2番目に高いとか。

 
Commented by mikaty at 2009-10-10 20:15 x
日本の貧困率がOECDの調査では米国に次いで本当に2位だったらしいです!!そんなに高いなんて、衝撃( ̄Д ̄;;
今は所得が低くてもいずれ高くなるという希望の光を何とかして投げかけることが、急務ではないですか!
失業率が欧州やアメリカよりかなり低いからと言って、楽観できないのですね。
Commented by takeshi_kanazaw at 2009-10-11 00:49
日本では学校を卒業した時点で企業に就職できないと、あるいはしないと、その後はよほどの技術でもないと正式な社員になりにくい。労働市場が変に固定的で、契約社員の給与は正社員の半分以下。それがズーと続くのですから、すごく歪な社会ですね。
一度、世界の雇用システムの実態と日本の比較をしっかりして見るのも重要かも。契約社員だけ変にグローバルシステムを適用している。
by takeshi_kanazaw | 2009-10-09 02:19 | 時事放談 | Comments(2)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


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