元陽の棚田と羅平の菜の花を見に行くツアーでした。
その時に撮った、元陽の朝日に輝く棚田の写真 を覚えておられますか?
「何とか絵に描いてみようかな・・・・」 このブログの雲南の旅でも云ったのですが・・・。
しかし、雲南の旅で報告したように、元陽の棚田は千枚田じゃなくて数十万枚田ですから、棚田を一枚一枚描くのは大変な作業になる。
「シンドイから止めようか・・・。 でもやってみようか。 恐らく歳を取ると描くことが出来なくなるだろうから、エネルギーの残っているうちにやろうか・・・・」
小さな画用紙では棚田が描き切れないので、水彩画では常識外れの大きな紙に。
横1050ミリ、縦800ミリの画用紙を、ハサミで切って作りました。 恐らく50号ぐらいの大きさ。水彩画というのは4号~10号ぐらいが一般的ですから。
まずは棚田を一枚一枚描きこんでいく。
まー、いろいろ苦労しましたが、朝日に当たっている棚田は、それぞれ光り具合とか、色合いが違う。 これを描き分けるのが意外と大変な作業。 それと、棚田や周辺に樹があったり、草があったり・・・・。
描き手の苦労話なんて、あまり言わないものなんでしょうね・・・・。
5月になってやっと完成しました。
写真ではイマイチ判らないですが、とにかく大きな絵です。
「せっかく描いたから額に入れておこうかな・・・。 2万円以上かかるけど・・・」
「こんな大きな絵を額に入れて、もし額が落っこちてくるとケガをするじゃない」 と妻殿。
妻殿は反対のようですが、自分の長時間の努力にご褒美のつもりで額に入れたいな・・・。