しばらく見ていると、一人の青年がジョギングスタイルで、何度も同じ場所を走っているのを、カメラで撮っているようでした。
モデルとおぼしき青年は、何度も何度も同じ場所を走る。
そしてその都度、撮った写真をパソコンで確認。
「もう一回やろう」 そんなことが延々と繰り返される。
結構寒いので、撮影の合間にはスタッフの女性が、モデルにジャンパーを持ってきて着せていましたが、なかなかOKとならない。
「ふーん、モデルもこの寒い中大変だな・・・」
なんの写真なのか、ビデオではないから広告写真でしょうね・・・。
「後どのくらい係るのですか?」 と私が尋ねると
「いや、10分ぐらいで済みますよ」 とスタッフの人。
それからもかなりの時間やってましたね。
やっと終わったのか、店じまいのようです。
いやいや、写真一枚を撮るのに大変なことなのですね。
私なんて、ぽちょんとシャッターを押すだけなのに、本物の写真?というのは、大勢がそれぞれ役割分担して、大掛かりなものですね。
陸橋の撮影を切り上げた集団は、大きな車に乗ってサッサと次の場所へ。
写真というのも趣味で撮るのは楽ですが、商売となるとまさに仕事ですね。
「どういう背景で撮っていたのかな・・・」
同じ場所に立って撮ってみましたが・・・。
彼らの写真。どんな出来上がりか見てみたい気もしますね。