「やけに鳥が多いなー」

 バンコクの東南100キロ弱の漁村にいます。
 マングローブの林に鳥が沢山いるようです。

 「この2~3年だよ。前は全然いなかったんだけど」
 イルカ見物の漁船の船長の話です(ガイドから聞いた)
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 「この鳥は”スキハシコウ”といって、本来は淡水に生息する鳥ですよ」とガイド。
 「ということは・・・。バンコクの都市化で近郊の湿地から追われたということ?」

 「それにしてもすごい数だね」
 どんどん鳥の数が増えていきます。
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 「こりゃ一万羽は越えてるんじゃないか」
 「マングローブの木に一杯だ」
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 「あすこに固まっているのが見えるよ」
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 「鳥も数羽いるとかわいいけど、これだけ多いと何か不気味だね」
 「そうそう、ヒチコックの映画の鳥を思い出すね・・・」

 この鳥達も好き好んでマングローブの林にいるわけじゃない
 「そう言えば、日本でも都市化で鳥がドンドン住処を変えてるよな・・・・」

 バスでバンコクへ帰る途中に、タイ陸軍の保養地へ(と言っても観光地みたいなもの)
 「ここではカモメに餌をやるのが観光の目玉になってまーす」

 カモメはたしか海鳥。海岸に居るのは当然ですが。
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 しかし、これだけカモメが集まっているのは、観光客の与える餌が目的。
 餌をばら撒くと、凄い勢いで集まってきます。
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 「カモメも凄いね。餌をやる動作をしただけでも集まってくるよ」
 「うーん・・・・・・・・・・」

 自然の中に生きてるとばかり思っていた鳥も、人間と付き合うと変わっていくんですね。
# by takeshi_kanazaw | 2008-12-11 16:05 | タイ週報(半年分) | Comments(0)
 熱帯地方の海岸線にはマングロープの林があることはご存じですね。
 「マングロープというのはいったい何なんだ?」

 
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 ホントに海岸線はほとんどこうゆう状態です。
 昼飯を食べたレストランから見たマングロープの林。
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 前にも書きましたように、海に木が生えてるというのは実に変な風景です。

 ガイドの説明によると、マングロープというのは別に木の種類ではなく、熱帯の泥海に多くの木が生えている状態を指すようです。

 「考えれば海の中にも植物はいるわなー」
 「しかし、塩害といわれるように、地上植物は塩に弱いんじゃないか」
 「別に海の中と、陸地の中間派がいたっていいんじゃないか?」

 くだらない議論が続きましたが、日本人のように温帯に生活する人間には奇異に感じても、タイのように熱帯の人は別におかしくは感じない。

 「マングローブの林の中はいったいどうなっているんだろう?」
 泥海に生えている所を覗くと、根っこなのか、茎なのか、新芽なのか分かりませんが、変なものが一杯顔を出しています。
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 少し離れたところでは、多分根っこが複数出ていました。
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 「どうしてこんなに根っこが必要なんだ?」
 「いやいや、普通の木でも地中には多くの根があるんだか」

 どうも木の種類によって少しずつ形態が違うようです。
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 そろそろ太陽が西に傾き始めました。
 しかし、やっぱり海の中に木が生えてるのはどうも変な感じです。
 まるで、増水した川やダムに木が生えてるみたいで・・・・
 しかし、ホントに海の中なんですよね・・・・・
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# by takeshi_kanazaw | 2008-12-11 02:25 | タイ週報(半年分) | Comments(2)
 「それにしても何しにタイへ行ってるの?」

 いくら私のブログを読んでいただいても、遊びに行った話ばかり。
 「毎日プラプラしてんじゃないの?」 そう思われる方が多いのでは。

 そうですね・・・。
 何時もブログでは仕事の話は書きませんからね。
 まー、それなりにやってるということで・・・・・。

 今日はちょっぴり硬めの話。
 「技術移転とは・・・・」 少し仕事に関係する話題です。

 「上手いね! 講義は俺よりズーと上手いよ。ホントに」
 「コップンカップ!(有難う) 先生」 一応私はタイでは先生ということになっています。
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 学生(社会人の大学院生)へ講義をしているのは、我々日本の専門家が6年前に経営管理を教えた生徒さん。ですから、私は”先生の先生”ということに。

 タイでは女性が活躍しています。
 先生役の彼女の講義は歯切れが良くて、これも上手かったですね。
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 実は私の役目は講義の内容のレベルチェック。後ろで黙って聞いている。

 講義は当然全てタイ語ですし、テキストもタイ語。
 通訳さん? ボランテア活動では通訳代が出ないから、通訳さんはいない!

 それでレベルチェックが出来るの?
 それが不思議と出来るんですね・・・・・・・。まー私も一応専門家ですから。

 話題が少しそれました。技術移転の話でした。

 この講義をしている人たちに集まってもらって、少し相談事をしました。
 「みんな経験も積んだから、この辺で皆の知識と経験をまとめて本を書いたらどう?」

 何時までも日本からの技術を勉強するより、この国独自でやってみる時期かなーと
 私なりのストーリーを示して、みんなの意見を聞いてみました。

 「先生、主旨はよくわかるし、いい意見だと思う。けど・・・・」
 「出来るよな! 出来るさ。このメンバーしか出来る人はいないぞ」

 「先生がズーと面倒を見てくれるんでしょしょうね」
 「そりゃ無理だ。出来上がるまでに俺は死んでるさ」

 「先生! タバコを止めなさいよ。タバコはダメ」
 「それとこれとは話が違うだろう!」

 どこかで読んだか、誰かの意見だったか忘れましたが、
 ”技術移転とは学んだことが出来るだけではなく、それをもとに独自の技術を作りだして初めて技術移転が完了したと言える”

 この観点からいうと、日本は欧米からの技術移転の優等生かもしれませんね。
 その典型は自動車産業。アメリカのビッグと日本のメーカーの状況が一目瞭然。

 現在日本の企業は盛んに海外進出をしています。現地の人への技術移転の先兵みたいなものかも知れません。しかし、意外と自分たちの力でやろうとする国が少ないようです。

 「外国メーカーの車を作っていた方が安全ですよ。自国の資本で頑張ると失敗します」
 まー、ある一面では正解ですが・・・・。

 現在日本では政府の評判が良くないようです。しかし、高度成長時代に輸出振興、資本自由化制限という方向で、自国産業を強くしました。これが出来る国はホントに少ない。
 何かその辺に技術移転の速度差があるような気がするんですが・・・・。

 技術移転が終了したらどうなるんでしょうかねー。
 日本はもっと新しい技術を開発していくしかないんでしょうね・・・・。


 
# by takeshi_kanazaw | 2008-12-10 23:27 | タイ週報(半年分) | Comments(2)
 気がつけばもう12月なんですね・・・・。

 先月はメイホンソンへ「首長族」と「ひまわりの丘」を見に行きました。
 その後の空港占拠騒ぎで、もっぱらそのニュースばかりを見ていました。

 「もうそろそろいいだろう。騒ぎも一段落さ」 ということで、また田舎めぐりを。
 
 「ひまわりを見に行かない?」 旅行社の社長の誘い。
 「またひまわり? まーいいか。暇だからな」
 今度は普通の?ひまわりだそうです。
 
 目的地は「パーサム・ダム」の近くだという。
 バンコクから東北に約150キロ。東北地方の乾燥の高原の入り口みたいなところ。
 下の地図で言えば、黄色と水色の境で、多分7番の県(サラブリー)
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 タイの国鉄はひまわりの時期になると「ひまわり列車」を仕立てるようです。
 そう言えば、10月にもSL列車でアユタヤへいきましたね。

 「パーサム・ダム」は例の「王様プロジェクト」の一つだそうです。
 水のないこの地方に約10年前に巨大なダム(といっても水深は1メーターぐらい)を作った。
 列車はその真ん中を走ります。
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 このダムの近くでは車窓から「ひまわり」が見え始めます。
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 特別列車ですから、ひまわりの沢山咲いている場所で列車を止めてくれます。
 「今日は40分間の停車だって! さー行きましょう」

 まー、ひまわりを見に来たのですから、やおらカメラを持ってひまわり畑に。
 「ウーン・・・。ひまわりだね・・・・・」

 木の間からヒマワリが見えます。ここの木も少し紅葉してますね。
 「紅葉とひまわり? 変な組み合わせ・・・」
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 ひまわり畑の中に入っていきました。
 花の背丈はそんなに大きくはない。私の胸ぐらいの大きさ。
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 少しアップにしてみると
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 メイホンソンで見たひまわりより大きくて、日本や中央アジアで見た普通の品種です。

 何処を向いてもひまわりばかり。
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 このひまわりは油を取ったり、種子を食べたり、ミツバチの蜜を取ったりするそうです。

 ブログはあまり長くなると読み難いし、書き手も疲れます。
 続きは次回。
# by takeshi_kanazaw | 2008-12-07 10:46 | タイ週報(半年分) | Comments(0)
 「停車時間は40分ですよ」

 タイ国鉄のひまわり列車には、優しそうなおじさんが乗っています。
 拡声器を持って全員の様子を見ているようですね。
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 お客のほうは我勝ちにドンドンひまわり畑に入っていきます。
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 「タイの人は豊かになったな・・・・」 そう思いましたね。
 休日に列車に乗ってひまわりを見る豊かさ、それに殆どのグループが最新のデジカメ持参。
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 実は私の小さいデジカメはほぼ10年前のもの。
 タイのデジカメは日本製が圧倒的に多いのですが、日本人の私のは実に貧弱。
 この日はもっぱら一眼レフのデジカメを使っています。

 さすがに一眼レフのデジカメを持ってる人は少ないようですが、中には三脚を持ち込んで撮っている人もいますね。一眼レフのデジカメも小さくて性能が良くなったようですね。

 「少し上の角度から撮りたいんだけど」
 椅子を持ってるおばさんに無理を言って、上からの角度で一枚。
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 あんまり変わんないか・・・・

 下は植物図鑑みたいですが、拡大で一枚。
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 そうしてるうちに大きな汽笛がなって時間が来たことを知らせます。
 みんなゾロゾロと汽車に戻ってきます。まー大半は土産物を買っていたんですが・・・
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 それでも名残惜しそうにひまわり畑で写真を撮ってる人もいます。
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 「まーこんなもんか・・・・」
 とにかくひまわりは撮れたのですが・・・・・

 「これからバスに乗って昼ごはんですよ」
 バスの窓越しにひまわり畑が一杯見えます。

 「バスの運ちゃんが、もっと綺麗なひまわり畑があると言ってますが、どうしましょう?」
 「行こう行こう、せっかく来たんだから行こうよ」

 ということで、運ちゃんが推薦のひまわり畑へ足を(バスに乗って)伸ばしました。
 そこは普通の農家が栽培している場所のようで、ヤシの木があったりして面白い。
 「ヤシの木でもないとひまわりだけじゃねー」
 運ちゃんはそこまで考えいたかどうか・・・・
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 ところがひまわりと言うのは、午後になると首を垂れるんですね・・・・。
 どうも花に元気がない。
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 少々ひまわりの写真も撮りあきたので、周囲に目を向けると、チョット変わった草花が。
 これは「猫じゃらし」じゃないですかね・・・。
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 その隣に変な木が。どうも大きな豆みたいなものは、どこかで食べたような・・・・。
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 「運転手はまだいいところがあると言ってますが・・・。でもこの調子だとバンコクに帰ると夜になってしまいますが・・・」

 「まー、ひまわりも首を垂れだしたし、この辺で打ち止めにしようか」

 こんな調子でひまわり見物を切り上げ、エンコラ2時間以上をバスに揺られてバンコクに帰りました。

 空港占拠による非常事態宣言も解除されたようですから、またフラフラとタイの田舎でも巡りますか・・・・ 続報をお楽しみに・・・。
# by takeshi_kanazaw | 2008-12-07 01:00 | タイ週報(半年分) | Comments(0)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw