「新首相は民主党の党首のアピシット!」

 「アピシットってどんな人?」
 多分日本のテレビでも紹介されたかも知れませんが、44歳のハンサム。
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 上の写真の黄色い花輪を持った美男子。

 「そう言えば、民主党の党首に就任したことを薄っすら覚えてるけど・・・・」
 
 タイの政局は例の空港占拠、憲法裁判所の判決でのソムチャイ首相退陣とゴタゴタが続いていますが、その後タクシン派の一部が民主党側に鞍替え。今回の首相選挙前は、タクシン派が鞍替えした議員を再度復帰させようと動いたようですが。

 新首相のアピシットはニューカレドニアかどこか外国生まれで、オックスホード卒の秀才。
 ハンサムで、頭が良くて、家柄がよくて・・・。

 まー男は”顔じゃないよ”というご意見もありましょうが、あんまりハンサムなので逆に大丈夫かなーという感じもなきにしもあらず。史上最年少の首相らしいしね。

 タクシン派はおさまらない。
 裏切った人への怨念や、おさまらない気分が、またデモへと駆り立てるみたいです。

 タクシン派はおそらく総選挙を要求するでしょうね。
 「選挙をすれば俺達が勝つ!」 つい一か月前は選挙反対だったのにね。

 まーこんなわけで、日本の皆さんは空港占拠が解消されれば、後のことは関心がないようですが、タイの政局は全然安定化へは行ってませんね。

 「先生、またタクシン派が空港を占拠しますかね?」 例の大学教授に聞きました。
 「それはないでしょう」
 「どうしてですか?」
 「うーん、多分やらんでしょう」

 タイの人は楽天家ですから、日本人みたいに先のこと考えない。
 その時はその時だ! 臨機応変にやればいいんだ!

 皆さんもタイ人に見習って、先のことはあまりくよくよしないことですね。でもねー・・・。

 ある日本人が面白いことを言いました。タイ人についての割合ポピュラーな言い方ですが
 「タイ人は友達としては面白いけど、一緒に仕事をするのは絶対嫌だ!」

 
# by takeshi_kanazaw | 2008-12-15 22:34 | タイ週報(半年分) | Comments(0)
 「ヒマワリばかり見ていたな~」
 
 そうでしたね。先月は北の首長族の住むメーホンソンに行って、ひまわりの丘を。
 先週はひまわり列車に乗ってダムの近くのひまわり畑を。

 「少し変わったところへ行きたいな~」
 ヒマなオジサンはのんびり本でも読んでればいいんですが・・・・

 バンコクの東南100キロ弱のシャム湾沿いに「イルカ」が姿を見せるという。
 「そう言えば、山や高原にばかり行っていたから、漁村でも見るか」
 
 目指す場所は、バーンパコン川沿いの漁村。
 と言っても分かりにくいでしょうが、名古屋で言えば幡豆、大阪で言えば岸和田ぐらいの感覚ですかねー。

 バンコクから高速道路で行きます。
 バンコクから15分ぐらい走ると、あたりは湿地帯というか荒地というか、とにかく雑草の生い茂ったところが続きます。
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 「バンコクも昔はこんな感じだったんだろうな~」

 ところどころに川というか、運河というか、水路がある場所の周辺は人家が見えます。
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 つい最近できた新空港(この間デモ隊に占拠された)はこの写真の20キロぐらい北。
 「荒地に空港を作るんだから、楽だわな・・・」

 とにかく意外と早く目的地に着きました。
 「確かに漁村ではあるけど・・・・・・」
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 どうも日本の漁村とはイメージが違うのです。
 「あっちこっちに竹の棒ばかり差してあって、漁船がほとんどないじゃないか」
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 その理由は実に簡単というか、当然というか・・・・
 「シャム湾は殆どが泥海で、海岸は泥とマングローブの林ですよ」とガイド。

 泥で船を着ける岸辺がない!
 そのために竹の杭を打って魚の養殖が漁師の主流になるというわけ
 
 海岸の両脇は養殖の網で埋め尽くされている。
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 よく見ると海岸はすべて椰子とマングローブの林で、土など見えない状態。
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 植物が海の中に生えているというのは変な感覚ですね。
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 それでもちらほら網を打っている漁師も見えました。少々貧弱な漁ですが。
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 川沿いから離れてシャム湾へ出たところで、夫婦の漁師が見えました。この夫婦以外に殆ど漁をしている漁民の姿がない。
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 そんなシャム湾から大きな運搬船が引き舟に引かれて、川へと向かっていきます。
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 いかにものんびりと、ゆっくりゆっくり進んでいました。

 「さー、イルカはいるかな?」
 シャム湾の大海原に乗り出していきます。
 

 
# by takeshi_kanazaw | 2008-12-11 23:44 | タイ週報(半年分) | Comments(0)
 「イルカはホントにいるかなー?」

 バンコクの東南100キロ弱のバーンパコン川の漁村から船に乗りました。
 別に遊覧船ではなく、まさしく漁船ですね。
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 漁船はのんびりとシャム湾に向かっていきます。
 「ホントにイルカがいるのかなー」

 漁船の先端に花が飾ってありますが、どの国でも漁師はエンギを担ぐもの。
 何か意味があるのかも知れません。とにかくドンドンシャム湾へ進みます。
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 さーシャム湾の中に入ってきました。
 「こりゃ無理だよ。こんな広い海でイルカを見つけるのは至難の業だぜ」
 「シャム湾というより、シャム海だよ。まるで日本海のように広いよ」
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 薄っすらと岸辺の町が見えます。とてもバンコクは見えません。
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 「無理だ、無理だ。こんな広いところでイルカが発見できるわけがない!」
 それでもイルカ見物の船が数隻集まっています。

 「あんなに船がいるということは、ひょっとしたら見えるかも?」
 「一番初めにイルカを見つけた人に商品でも出したらどうだ」
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 乗船した全員が目を凝らして海面を見ること数十分・・・・。
 
 「× × × !!」 一緒に乗っていたタイの娘が指をさして叫びます。
 雰囲気からして、「見えたよ! あすこ」 と言ってる感じ。

 「何処? 何処よ!」
 そう言ってるうちにイルカの姿は海の中。

 イルカというのは群れる習性があるらしくて、タイ娘が見つけたすぐ後に、
 「あー! 見えた、見えた」と日本人の子供の大きな声。

 「うん。確かにイルカはいるな・・・」
 そのうち船のあちこちこちから「見えた、見えた」の歓声が上がりました。

 私を含めて日本人はほぼ全員がカメラを持っています。
 「見えたけど、イルカを写真に撮るのは奇跡的幸運だよなー・・・」
 
 とにかく、肉眼で見えたスグあとには、イルカは海の中。とてもカメラを構える余裕はない。
 「うーん。どうすべーかなー」

 「イルカは息継ぎをするから、見えた周辺にカメラを構えて、瞬間にシャッターを押せばいいんだよ」
 「理屈はそうでも、何処に出てくるか判んねーじゃないか!」

 イルカを写真に撮るのは諦めました。

 しかし、せっかく来たからシャッターだけは押しておこう・・・・・。

 その後は数十分、イルカの姿が見えた瞬間パチャパチャと。
 「でも全く自信はないよ。写ってるのは海面ばかりだろうなー・・・・」

 ところが意外と写っていたんですね、これが!
 何か黒い物が見えますが、背びれのあるイルカですね。
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 遠くに白いイルカも見えます。
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 どうもこの遊覧船風の漁船の船長が、無線で大きな声で連絡しています。
 互いに情報交換して、イルカがいそうな場所を教えあっているようです。

 「あんなに船が集まってきたぞ」
 「近くにイルカがいるんだ。きっと」
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 予想通り、いましたね、イルカちゃんが。
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 カメラの焦点がどうの、ピントがどうのという世界ではありません。
 ただただ、しゃにむにシャッターを押す!

 意外と近くのイルカが撮れました。
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 「あー・・・。肩が凝ったなー。とにかく2時間近く、いつ見えるか分からないイルカをジーと待って、見えた瞬間にシャッターを押すなんて作業はホントに疲れるよ」
 「イルカの写真を撮りたければ水族館へでも行った方がいいよ」
 「それは、そうだけどな・・・・・」

 とにかく写真を撮ることに肩を凝らした我々は、またゆったりと船に乗って漁村へ帰りました。
 
# by takeshi_kanazaw | 2008-12-11 21:07 | タイ週報(半年分) | Comments(0)
 「やけに鳥が多いなー」

 バンコクの東南100キロ弱の漁村にいます。
 マングローブの林に鳥が沢山いるようです。

 「この2~3年だよ。前は全然いなかったんだけど」
 イルカ見物の漁船の船長の話です(ガイドから聞いた)
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 「この鳥は”スキハシコウ”といって、本来は淡水に生息する鳥ですよ」とガイド。
 「ということは・・・。バンコクの都市化で近郊の湿地から追われたということ?」

 「それにしてもすごい数だね」
 どんどん鳥の数が増えていきます。
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 「こりゃ一万羽は越えてるんじゃないか」
 「マングローブの木に一杯だ」
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 「あすこに固まっているのが見えるよ」
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 「鳥も数羽いるとかわいいけど、これだけ多いと何か不気味だね」
 「そうそう、ヒチコックの映画の鳥を思い出すね・・・」

 この鳥達も好き好んでマングローブの林にいるわけじゃない
 「そう言えば、日本でも都市化で鳥がドンドン住処を変えてるよな・・・・」

 バスでバンコクへ帰る途中に、タイ陸軍の保養地へ(と言っても観光地みたいなもの)
 「ここではカモメに餌をやるのが観光の目玉になってまーす」

 カモメはたしか海鳥。海岸に居るのは当然ですが。
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 しかし、これだけカモメが集まっているのは、観光客の与える餌が目的。
 餌をばら撒くと、凄い勢いで集まってきます。
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 「カモメも凄いね。餌をやる動作をしただけでも集まってくるよ」
 「うーん・・・・・・・・・・」

 自然の中に生きてるとばかり思っていた鳥も、人間と付き合うと変わっていくんですね。
# by takeshi_kanazaw | 2008-12-11 16:05 | タイ週報(半年分) | Comments(0)
 熱帯地方の海岸線にはマングロープの林があることはご存じですね。
 「マングロープというのはいったい何なんだ?」

 
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 ホントに海岸線はほとんどこうゆう状態です。
 昼飯を食べたレストランから見たマングロープの林。
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 前にも書きましたように、海に木が生えてるというのは実に変な風景です。

 ガイドの説明によると、マングロープというのは別に木の種類ではなく、熱帯の泥海に多くの木が生えている状態を指すようです。

 「考えれば海の中にも植物はいるわなー」
 「しかし、塩害といわれるように、地上植物は塩に弱いんじゃないか」
 「別に海の中と、陸地の中間派がいたっていいんじゃないか?」

 くだらない議論が続きましたが、日本人のように温帯に生活する人間には奇異に感じても、タイのように熱帯の人は別におかしくは感じない。

 「マングローブの林の中はいったいどうなっているんだろう?」
 泥海に生えている所を覗くと、根っこなのか、茎なのか、新芽なのか分かりませんが、変なものが一杯顔を出しています。
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 少し離れたところでは、多分根っこが複数出ていました。
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 「どうしてこんなに根っこが必要なんだ?」
 「いやいや、普通の木でも地中には多くの根があるんだか」

 どうも木の種類によって少しずつ形態が違うようです。
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 そろそろ太陽が西に傾き始めました。
 しかし、やっぱり海の中に木が生えてるのはどうも変な感じです。
 まるで、増水した川やダムに木が生えてるみたいで・・・・
 しかし、ホントに海の中なんですよね・・・・・
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# by takeshi_kanazaw | 2008-12-11 02:25 | タイ週報(半年分) | Comments(2)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw