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 昨日(3月24日)深夜近くに、中国・江西省の旅から帰って来ました。
 少々疲れましたね・・・。 寄る年波には勝てませんね・・・。

 出発前の記事で、今回の江西省の旅で、中国へ旅が20回を超えるという記事を載せました。なぜそんなに中国へ? というコメントもありましたが、確かに少し多いですね。

 私が中国へ何回も行く理由は簡単。 最初の中国の印象が強かったからです。 江西省の旅行記を始める前に、少しその辺の話を。

 1986年、開放政策を取って間もない中国へ仕事がらみで2か月滞在しました。
 「日本のすぐ隣に、こんな国があったかのか・・・」
 街にあふれる人、人、人。 着ている服は人民服、乗り物は自転車・・・。
 自分が小さい頃の日本とよく似ていました。

 例えば、その当時の上海・南京西路(最大の繁華街)の様子です。
 中国追憶  江西省の旅 1   3.25_d0140806_1762439.jpg
 

 その後の中国は毎年のように変化して、上海などは昔の面影は在りません。
 「1986年頃の中国の姿が残っている場所はないかな~・・・」
 ということで、中国国内の北へ行ったり南へ行ったり、西のシルクロードへ行ったり・・。気が付けば20回を超えていた。 そんな感じですね・・・・。

 ですから、私の中国旅行記は自分の追憶の記録のような感じになってしまいます。 お読みいただく方には、有名な観光地が殆ど出てこないので、退屈かもしれませんが・・・。

 さて前置きが長くなりました。
 今回の江西省の旅も田舎まわりです。
 中国語の地図で申しわけないですが、今回の行程の概要です。
 中国追憶  江西省の旅 1   3.25_d0140806_1714913.jpg
 訪ねた場所はマークしてありますが、上海、杭州などの知られた町から、行った場所の位置関係を推定してください。

 しかし、本当に観光したのは上の地図にも乗らない、場所なのです。 と云っても、別に秘境ではなくて、日本では知られていないけれど、中国人がよく行く観光地です。

 旅の出発は上海虹橋空港(主に国内便用)
 中国追憶  江西省の旅 1   3.25_d0140806_1720899.jpg
 なぜこんな写真を載せたかというと、1986年に私が初めて訪中したときに降り立った空港でした。(当時浦東空港はない)
 昔は周囲に一杯お店が在り、空港の前の道路は穴ぼこでぬかるんでいました。当時の写真はないですが、この空港に来ると何時も30年前を思い出します。 どうしても追憶の旅になってしまいますね・・・。

 虹橋空港から黄山空港まで飛びます。黄山空港は屯渓(とんけい)区にあります。約1時間のフライト。
 眼下に広がる風景です。
 中国追憶  江西省の旅 1   3.25_d0140806_17315787.jpg
 近代化が進んだ上海などとは大夫雰囲気が違いますね・・・。

 畑の方を見ると、一面菜の花畑です。
 中国追憶  江西省の旅 1   3.25_d0140806_17334487.jpg
 中国では米を作った畑は、春には殆ど菜の花畑になるようです。日本でも昔はこうだったのでしょうね・・・。この旅では最後まで、至る所で菜の花畑が見られます。

 アッと言う間に黄山空港に着きました。
 中国追憶  江西省の旅 1   3.25_d0140806_17362945.jpg
 我々が乗って来た飛行機以外は殆ど見当たりませんね・・・。 田舎の空港はいいですね・・・。

 さー、ゆっくりと旅をして行きますか・・・・。

 
# by takeshi_kanazaw | 2015-03-25 17:44 | 中国・江西省の旅 | Comments(6)
 また中国へ遊びに行きます。 
 中国の観光旅行は、30年まえから、もう20回を超えましたかね・・・。

 今回は江西省です。
 江西省なんて何処にある?  あまり馴染がない地方ですね。
 中国・江西省へ観光旅行します   3.18_d0140806_112302.png
こんな地図を見てもピンときませんね・・・。

 磁器の有名な産地、「景徳鎮」 がある地方。 そのほうが通りやすい。
 今回の旅のパンフレットの地図。
 中国・江西省へ観光旅行します   3.18_d0140806_1145064.jpg
 北を長江が流れ、南と東は山ですね。

 旅のうたい文句が長いのですが、要するに ” 中国の田舎の春を味わう ” というイメージしかないのですが、どうなりますか。

 スケジュールは、3月18日~3月24日。6泊7日の旅です。
 無事帰国しましたら、またこのブログに旅行記を載せる予定。

 ですから、3月19日~24日の1週間は、このブログは一時休憩にします。

 なおこの記事は、予約投稿にしてあります。





 
# by takeshi_kanazaw | 2015-03-18 07:58 | 中国・江西省の旅 | Comments(4)
 日本の女優第一号の川上貞奴と、電力王と言われた福沢桃介が共に暮らした家(二葉亭)を移設復元した、通称 「貞奴亭」が名古屋市東区にあります。
 貞奴(さだやっこ)亭    3.17_d0140806_8521795.jpg
 大正時代の雰囲気が漂う、面白い建物です。

 貞奴については、小説やドラマでよく取り上げられますが、欧米の有名人が「マダム貞奴」と呼んで、エキゾチックな日本舞踊と貞奴の美貌が評判を呼んだとか。

 福沢桃介とは貞奴が芸者時代に知り合い、桃介が木曽川の電力開発当時に一緒に暮らした館が二葉亭。地元の名士をもてなす、一種の迎賓館的な性格もあるようです。

 入口ののステンドグラス。
 貞奴(さだやっこ)亭    3.17_d0140806_931083.jpg
 大正時代の雰囲気を思わせますね。
 中は洋風な造りになっています。一階は欧米でよく見られる、広いフロアー。
 貞奴(さだやっこ)亭    3.17_d0140806_943192.jpg
 春の日差しが結構強くて、ブラインドが引かれていましたが、こぼれる光がいいですね。
 ステンドグラスのガラスは、所々歪んでいます。大正時代には今のような歪みのないガラス板を作る技術がなかったのでしょう。 そういえば、私が小さい頃、我家のガラス窓のガラスも歪んでいました。

 ステンドグラスは、そこを通った光も面白い影を作ります。
 貞奴(さだやっこ)亭    3.17_d0140806_9102174.jpg


 一階のフロアーから2階への螺旋階段があり、これも欧米風です。
 貞奴(さだやっこ)亭    3.17_d0140806_914345.jpg

 この二葉亭。桃介と貞奴が暮らした場所でもあり、二階は純和風です。
 貞奴(さだやっこ)亭    3.17_d0140806_9161837.jpg
 この部屋は6畳間ぐらいの広さで、ごくごく普通の和室です。

 電燈がいいですね。
 貞奴(さだやっこ)亭    3.17_d0140806_9183760.jpg
戦後まで、こんな感じの電燈がありましたよね。

 ちょっと電燈にこだわって、2階の彼方此方の電燈を見てましたら、こんな楽しい柄の笠が見つかりました。
 貞奴(さだやっこ)亭    3.17_d0140806_920382.jpg
いいじゃないですか、この柄は。

 余談ですが、旧中山道の南木曽にある 「桃介橋」 は、福沢桃介が近くの読書ダム建設のために作った橋です。 以前にこのブログにも載せました。

 二葉亭は、貞奴と桃介が青春時代の悲恋を通り超えて、この中部地方で睦まじく暮らした場所でもあるようです。
# by takeshi_kanazaw | 2015-03-17 09:34 | 街の表情 | Comments(4)
 もう名古屋の街中で桜が咲いています。

 名古屋市東区泉2丁目から北への並木道。
 名古屋で一番早く桜が咲く場所   3.16_d0140806_21512349.jpg

 昭和30年代、名古屋で一番桜が早く咲く並木道を目指して、植樹したそうです。現在約200本の桜の木があって、「大寒桜(オオカンザクラ)の並木道」という名前さえ付けてあるそうです。なんでも一番早いのは注目されますね。

 薄いピンクの桜がオオカンザクラ。
 名古屋で一番早く桜が咲く場所   3.16_d0140806_21554466.jpg
 ビルが並ぶ道路に、ピンクの花がもう満開でしたね。

 濃いピンクの花は寒緋桜(カンヒサクラ)だそうです。
 名古屋で一番早く桜が咲く場所   3.16_d0140806_21574081.jpg
 こちらは蕾が開きかけていました。

 この地域は名古屋城の東にある、昔は武家屋敷のあった場所。
 今では情緒ある街のたたずまいが見られます。
 こんな街中の桜が一番早く咲くというのも面白いですね。
# by takeshi_kanazaw | 2015-03-16 08:47 | 桜シリーズ | Comments(2)
 自宅から車で10分の、雑木林が広がる 相生山。

 雨上がりの暖かい日、早春の雑木林をカメラを片手に歩いてきました。

 竹やぶに春の日差し。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_9401545.jpg
下は前夜の雨で少し濡れていましたが、日差しが暖かい。竹の緑がとても綺麗。

 雑木林の道は彼方此方に水たまり。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_9435894.jpg
 水たまりから空が覗けます。

 ヒノキでしょうか。ここにも春の光。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_945411.jpg
 枝打ちもされず、間伐もしていない、まさに雑木林風ですね。

 見上げると、それでも結構高い所まで元気に育っています。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_9473325.jpg


 少し雑木林の丘を登っていくと、何時も休憩する場所へ。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_949558.jpg
 なんの木でしたかね・・。まだ新緑には程遠い感じです。 あと1ケ月もすれば新芽が出て、緑に覆われ、下の草むらにツツジが咲き始めるのですが。

 この相生山では、人家に近い場所では畑が作られています。周囲はもう住宅街が押し寄せているのですが、ここは里山の雰囲気が残っています。
 やっと梅が咲き始めましたね。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_9532959.jpg
 畑にある梅の花もいいものですね・・・。

 少し離れたところには、梅の実を採るための梅林が散在します。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_9551273.jpg
 こんな梅の花もいいじゃないでしょうか。

 畑の脇の雑草に交じって、小さな花が咲いています。
 何時もこの時期に見られる オオイヌノフグリ。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_1001210.jpg

 名前がチョット可哀想で、ブロ友さんは 星の瞳 という。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_1024344.jpg

 その星の瞳に混じって咲いている、ピンクの花。
 早春の雑木林   3.15_d0140806_1035252.jpg
 ホトケノザですかね。

 雑木林にも春が来ましたね・・・・。






 

 
# by takeshi_kanazaw | 2015-03-15 10:06 | 相生山の四季 | Comments(6)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw