カラマツの四季

 前回は赤城・蓼科の「カラマツ」の写真を載せました。如何でしたか?
 少しカラマツにこだわって、今回は過去に撮ったカラマツの写真を集めて見ました。
 カラマツの芽吹き、新緑、紅葉、そして落葉。

 有名な画家の東山 魁夷は、カラマツ林の美しさに魅かれて信州に足げく通ったとか。
 私は関西生まれなので、カラマツをあまり見たことがない。
 住居を中部地方にしたことから、度々木曽や信州を訪ねる機会が増え、カラマツを何度も見ることに。その新緑と紅葉はなかなかですね。

 確か若山牧水だったと思いますが・・。
「カラマツの林を出でて、カラマツをしみじみと見き。カラマツはさびしかりけり・・・・・」
 なぜかこの歌が頭に残っています。小さい頃に、私はこの歌でまだ見ぬ信州の風景をイメージしていたんですね。

 カラマツの芽吹き(先日蓼科で撮ったもの)
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 カラマツの新緑(同じく蓼科)
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 カラマツの紅葉(開田高原) 赤いのはブルーベリーの葉が紅葉。御岳の裾野に紅葉したカラマツが見えます。
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 カラマツの紅葉(乗鞍高原)
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 カラマツの落葉(上高地)
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 今年は蓼科や上高地でカラマツの紅葉が見てみたいですね。

 
# by takeshi_kanazaw | 2008-05-28 12:13 | 花撮り等 | Comments(0)

中国、貴州省の旅(1)

「貴州省に行ってみない?」
「貴州省って何処だい?」
 貴州省に知り合いがいる仕事仲間のM氏が、貴州への旅行に誘ってくれました。

「貴州省は中国の田舎で、今回は湖南省の武稜源、と貴州省の凱理にあるミャオ族の部落に行くんだ。どうだい?」
「ふーん・・・・。何処かよく判んないけど、一緒に行くか!」
 まー、こんな調子で中国・貴州省への旅が決まりました。

 M氏はどうも貴州省に少し”はまって”いるようで、今回が3回目らしい。
 旅の企画はM氏と貴州出身の中国の知人。日本の旅行社が企画する旅行とは一味違うものとなりました。

 さてさて、貴州省が中国の何処にあるのかご存知ですか?
 
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 長江の三狭下りをした重慶、武漢の南。桂林の北で雲南省の東という位置。
 何回も中国旅行をしている私もこの地域は初めて。

 旅行に出かける前日に四川省で大地震発生!
 震源地からは5百キロ以上離れているから、大丈夫だろうとは思いましたが。
「ひょっとしたら、中国へ行っても飛行機が飛ばないかも知れないなー・・・」
「その時はその時さ!」
 同行の4人はいたってノンビリムードでした。

 とにかく行程をよく理解せずにM氏の後についてプラプラと。
 国内便待ち5時間後(地震の影響じゃなくて、単なる便の都合)無事上海から目的地の一つである張家界(湖南省)に着きました。

 飛行機から見た張家界付近の山は、切り立った岩山が一杯。
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「こりゃいいや。面白そう・・・」
 到着した張家界の飛行場からも、岩山がすぐそばに見えます。
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 確か到着したのはもう夕暮れ時でした。
 M氏の関係の中国人S青年(研修生で3年日本に滞在)が出迎えてくれました。
 それからはS青年を加えた5人が旅仲間ということになります。

 この地方は既に少数民族の多いところらしい。夜はこの地方の少数民族のショウを見学。
 観客は2千人ぐらいで、結構な観光地でしたね。
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 張家界は人口百万人を超す大都会。全然田舎じゃない。
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「さー、いよいよ岩山を見に行くか!」
 しかし、乗り込んだバスは中国人観光客で一杯。
 どうも我々5人は、一般の中国人向けバス旅行の中に紛れ込んだ格好。
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 当然のことながらガイドは全て中国語しか喋らない。
 他のバスのお客は日本はまったく通じない。
 S青年の拙い日本語のみが頼りの道行となりました。

 しかし、不思議なことに日本人4人はまったく不安感は抱かず、判らない中国語の洪水の中でもノンビリと旅を続けることが出来ました。その話は次回以降に・・・。
 
# by takeshi_kanazaw | 2008-05-24 09:30 | 中国貴州省 | Comments(0)
 湖南省の張家界付近は「武稜源」をはじめ、周囲に多くの岩山が散在するらしい。
 日本ではあまり知られていないけれど、世界遺産(自然遺産)にも指定された名勝地。
 知らないままに闖入したこの中国人向けのバスツアーは、4日間かけて周囲を廻るらしい。

 一日目は張家界森林公園から歩き始めました。
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 ガイドの中国人のお兄ちゃんは元気者。早口の中国語で説明しながら、ドンドンと先に歩く。
 岩の形が何に似てるとか、その逸話話とか・・・・。(同行のS青年からの情報)
 とにかくロープウエイに乗って、さらに岩山が一杯ある山を進みます。
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「こりゃ黄山より凄いかも・・・」
 ひたすら奇岩の雄大な風景の連続でした。
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「まだ上に上がるの?」
「エレベーターで一分ですよ」
「こんなところでエレベーター?」
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「中国だなー・・。こんな景勝地に、このエレベターはねー」
「それじゃ、歩きますか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」

 さらなる上にはまた岩山が・・・・。
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 とにかく一杯岩山を見ました。
 カメラで撮った写真ではその雄大さはなかなか現せません。

 山頂でゆっくりお茶を飲んでいたら、「これから歩いて降りるんだよ」とM氏。
 彼の趣味は山歩き。これを知らなかったのが今回の旅行の盲点でした。
 ロープウエイとエレベータで乗り継いできた道を、ひたすら歩いて降りることに。

「シャーユー、シャーユー!」
 中国語で油を加えると書いて「頑張れ!」という意味。
 同行した中国人観光客と「シャユー、シャユー!」と言いながら、2時間近く岩山を縫って”よたよた”と下山することになりました。
 
 途中の風景は上から見るのとまた異なって、岩の間の景色が見えます。
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「あとどのくらい?」
「半分は来た?」
「シャーユー、シャーユー!!」
 なんと登ってくる中国人観光客に一杯会いました。
「シャーユー、シャーユー」
 出発した張家界森林公園のカンバンが見えた途端に、ガックリと疲れが出ました。

 この山歩きはまだ一日目。
 翌日は「武稜源」へ。
# by takeshi_kanazaw | 2008-05-24 07:59 | 中国貴州省 | Comments(0)
 さーいよいよ「武稜源」へ
 早朝からツアーメンバーとバスで出かけたのですが、入り口は観光客で一杯。
 まったく日本人には会いませんでしたが、「武稜源」は一大観光地でしたね。
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 武稜源に登るには専用バスに乗り換えが必要。
 そのバスへの乗り場はまさにラッシュ。おまけに一人ずつ登録した周遊カードと指紋を照合する作業まで行う。
「何で指紋を取るの?」
「外国人は拒否するだろうな・・・・」
 日本人の我々は変な気分でしたね。
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 この日中混合バスツアーのメンバーは、二日目になったこともあって馴染んできました。
 仲間のO氏などは、まったく中国語を喋らないでもすぐ友達感覚でパフォーマンスしてるし、始め戸惑っていた中国の人達も、タバコの交換や食事の会話?(殆ど通じていない)で違和感が薄らいできました。
 
 ガイドの張り切りボーイとは簡単な英語が通じることが判って、凄く便利。
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 ツアーメンバーは北京、武漢、貴州など各地からこのツアーに参加。だからそれぞれも初対面らしく、我々を受入れ易かったのかも。

 この武漢から来た夫婦の奥さんが世話焼きオバサンで、我々に食べ物を勧めてくれたり行動的。旦那はそんな嫁さんをおおらかに見てる感じ。国は違えども、そんな組み合わせは日本でもありますよね。彼女のくれたピーナツの醤油煮はおかゆにピッタリでしたね。
 O氏などは美味い、美味いと連発してました。
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 少し歩きつかれた夫婦は北京から来たらしい。娘さんが神戸で中華料理店をやってるらしい。
 この情報はもっぱら筆談を積み重ねて得られたもので、神戸とくれば話が(筆談)が弾みますよね。
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 後で同行してくれたS君(元日本研修生)によれば、ツアーメンバーの中国人達は外国人と一緒に旅をすることは初体験だったが、結構面白かったとのこと。
 我々はまったく自然に振舞っていたし、同じ宿に泊まり、同じ食事をし、時折変な中国語を喋るので、溶け込みやすかったのでしょうね。

 しかし、武稜源での観光は人が一杯。
 旗を持ったガイドが彼方此方にいます。中国も観光ブームなのかなー。
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 民俗衣装を着た娘。記念写真を作成しているお兄ちゃん。
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 この娘は忙しい合間に食事。
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 そんな観光地ですが、現地の生活が垣間見える姿も。
 山道を荷物を運ぶ人。バイクで持ってきた豚肉を買うオバちゃん。
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 山間農業ではとうもろこしが重要穀物らしく、至る所でとうもろこしが干してありました。
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 とにかく一大観光地の「武稜源」を歩き回ることになりました。
 長くなったので、山の様子は次回に。
# by takeshi_kanazaw | 2008-05-24 06:04 | 中国貴州省 | Comments(0)
 昨日に続いて岩山を見ながらの歩行が続きます。
「昨日は張家界で10キロ以上は歩いたよな」
「今日ももう5キロは歩いてるよ」

「なかなかの絶景だね」
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 武稜源も岩山のオンパレードなんですが、その岩山に沿って狭い歩道があり、その歩道を彼方此方歩くのです。
 何を隠そう、私は高所恐怖症なのです。
”この歩道の鉄パイプ、大丈夫かな・・・・”
 そんなことばかりを考えていました。

 中国の人は勇気があるのか、岩山に突き出した踊り場で記念写真を撮っていました。
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 上の写真の左側に小さく見える場所があるでしょう。あんなところ怖くて行けない。
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 まー、怖い怖いと言いながら、結構皆とアチラこちらを散策。
 見晴らしのいい場所では花を見つける余裕も出てきました。
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「さー、今日も歩いて下るぞ!」
 こんなことを言い出すのはM氏に決まっています。
「もう相当歩いたよ。ガイドがロープウエイがあるって言ってるぞ」
「せっかく来たんだから、歩こうよ」
「・・・・・・・・・・・・・・」

 ところが、この日中混合ツアーメンバーでは、有り難い事に大半がロープウエイに乗ろうと言い出した。”そうさ、北京から来たおネイちゃんも中年夫婦も我々に賛成するさ”
「国際民主主義でいこう。多数決で決定しよう!」
 結局ガイドが多数決の結果を尊重して、全員ロープウエイで下山に決定!
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 ロープウエイから見える岩の姿もまた絶景。
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 武稜源の観光も何とか無事に終わりました。
「霧でもかかっていればよかったなー」
「でも雨でも降れば、あの歩道は怖くて歩けないぞ」
「霧で何にも見えないかも知れないし・・・」
 人間は満足というのを知らない生き物かも。

 武稜源から降りて、疲れた身体を引きずり張家界の街に。
 ここでバスツアーのメンバーとはお別れ。
  「再見!」 「再見!」 
 再見は我々もよく知っているから、一人一人に「再見」を繰り返す。

 さー、今度は夜行列車に乗って、少数民族ミャオ族の住む凱理へ。
# by takeshi_kanazaw | 2008-05-24 05:42 | 中国貴州省 | Comments(0)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw