旅の3日目、山海関を出発して、バスはひたすら走っている。

 周囲の風景はまさに田舎の道。 

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 その日の朝はドライバーのRさん、盛んにぼやいていました。 どうも予定の道路が道路工事で通れなくて、遠回りのルートでしか行けないらしい。 ガイドのG君は一旦北京に近いコースになるという。
 「今日は600キロ走ることになるよ・・・・」 我々はその辺の事情はよく判らない。

 なんだかトラックが一杯で、渋滞気味になってきた。

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 「道路工事の影響と、北京で行われている5年に一度の共産党大会の影響かな・・・」 とG君がぼやく。
 この時期は北京近くの道路の至る所で厳しい検問が行われていた。
 検問が過ぎて(検問の状況は写真に撮れません。しょっ引かれたら困るから・・・) 道はまた田舎へ。

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 中国の北部では水田はないので、多分コーリャンか何かの畑が広がります。 黄土高原ほど貧しくはなく、結構農産物は豊な場所のようですが、我々には草が生えている程度にしか見えない。

 サービスエリアに到着。 給油とトイレ休憩。

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 最近の中国は各道路にサービスステーションが出来て、汚いトイレから解放されつつあります。
 その休憩所で、メンバーが集まって何やら見入っています。

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 この旅行は万里の長城を10か所も巡る旅なのですが、まさか千キロを超える万里の長城を歩き続けるわけにはいかない。 ポイントの場所を訪ねる形ですが、その走るルートがサッパリ判らない。
 「おいGさんよ。俺たちは一体何処をどう走ってんだい?」 という声が。

 簡単な看板の地図で説明を受けてもイマイチピンとこない。
 「地図を買おうよ、河北省の地図を買ってちょうだいよ」 と、サービスエリアの売店へ直行。
 買った地図ですが・・・・・。 中国語で(当然ですが)細かすぎて、よくよく見ないと・・・。

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 右下の山海関から、その日の泊まりの承徳(地図の上の方にある町)へ向かっているらしく、これから地図の中央の「藩家口長城」の見学をするらしい。 よくよく見ないと判らないですが・・・。

 余談ですが、海外のパック旅行で、観光地は見たけれど、全体の見学ルートはサッパリ判らなかったというケースがよくありませんか? 自分で計画される方はシッカリと旅行ルートを作られますが、パック旅行は全く相手任せになりますから、日本へ帰ってきても自分がどう廻ったのか全然判らない。

 道は更に田舎の方へ。

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 長閑な農村風景が続きます。
 時折田舎の小さな町を通ると、露店などが見られて、面白いですね・・・。

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 オジイサンの来ている服装も、なんとなく田舎っぽくていいですね・・・。
 我々のバスはドンドンと山の方へ進んで行くようです。川が見えてきました。

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 揺れるバスの中で、メガネを掛けて地図を見ていたのですが、結局走っている道がよく判らない。

 突然大きなダムが見えてきました。

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 「そうか、これから見学するのは、ダムに水没した万里の長城ということか・・・・」

 「昼になったので、お昼ご飯を食べる場所へ行きますよ」 とガイドのG君。
 バスはダム近くの山際へ入って行ったのですが・・・・・。
 「ウム? これが我々の昼食の会場?」

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 どう見ても、農家が観光客を目当てに作った、バラックの急造食堂?
 横の畑に野菜も植わっています。

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 青いのは白菜? 赤いのは唐辛子。 他にもいろんな野菜が。 そしてこの畑の横には鶏やカモが飼われていました。 

 さて、この急造食堂でしばし休憩。 お茶が出てきたのですが・・・・

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 へちゃげたヤカンに、何やら間に合わせのふたがついてます。
 「面白いな、いやこれは面白い。 ヤカンぐらい新しく買えばいいのに・・・・・」

 出てきた料理はこんな感じ。

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 まさに自家製食材を使った、自然の香り一杯?のご馳走です。 味は? ごくごく普通の味でした。
 メンバーの中には、ヤカンの姿に食欲を失った人も。

 珍しく手の込んだ料理がこれ。

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 河北省の南の河南省でよく食べている食べ物で、小麦粉を練って揚げた袋に、いろんな料理を自分で入れてかぶりつく感じ。 私は 中国式マック と名付けていますが、マックよりズーと美味しい。
 食べ方をメンバーに伝授したのですが、どうも皆さん、この面白い食堂の昼飯はお気に召さなかったようです。


 それはそうと、この旅行記、綺麗な風景も出てこないし、世界遺産も出てこない。
 変な旅行記?ですが、まー、私の書く旅行記は何時もこんな感じですので悪しからず。


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# by takeshi_kanazaw | 2017-10-31 08:15 | 万里の長城巡り | Comments(2)
 万里の長城巡りの旅の3日目。 長城が海に入る山海関の宿で起床。

 「いい天気やな~・・・・」  旅も3日目ぐらいになると、朝の目覚めが早くなる。
 「チョット宿の周辺をプラプラしてみるかな・・・・」

 昨夜ライトアップされていた、大きな門が朝日に輝いていました。

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 外気は少々肌寒い。 名古屋と比べると5度ぐらい低い感じですが、風がないのでジャンパーでOK。
 小さなカメラをポケットに入れて、宿の周辺を歩いてみました。

 この門、近くで見ると結構大きい。 どうも天下第一関という東門より小さいけれど、立派な構えです。

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 門の下の道を三輪車や自転車に乗った人が通って行く。 中国の大都会ではなくなってしまった情景ですね。
 この山海関地域は人口が約15万人。 中国では小さな田舎町ですね・・・・。

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 古い大きな城壁の下の道路を、三輪車や自転車が通り抜けて行く。
 まさに中国の田舎町の感じですね。 乗用車で埋め尽くされた西安とは一味違いますね。

 門の反対側は小さな商店街のような感じです。ひょっとしたら、この道は町のメイン道路?

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 西安でも城壁の門の近くに商店街が生まれていますが、同じような感じなのかもしれません。

 メイン道路と思しき道を一歩離れて、この道とクロスする道路に入ってみましょうか。
 早朝の田舎の生活道路という感じです。 観光旅行には縁遠い情景ですが、田舎の路地を歩きたがるのは私の癖ですね。有名な観光施設もいいですが、何気ない生活の場も面白い。

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 昔ながらの中国の田舎町の通りですね。 左側の店では商売開始とばかり、朝食のお粥の準備をしていました。お世辞にも綺麗とは言えないお店で、カメラを向けられませんでしたが、店主のお兄ちゃんが大声でお爺さんと喋るのに夢中。

 少し奥に入った路地。 奥には昔ながらの瓦屋根の家屋。道端の汚い?コンクリートの家屋は、数十年まえの近代的な店だった? こんな建物が広がっているのが、中国の田舎町の常ですね。

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 大都市では早朝に道路を掃除する人の姿がありますが、田舎町ではないのかもしれません。

 反対側の道路も歩いてみましょう。

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 左側には古い建物が並んでいます。 この場所は結構古くからあった通りなのかも。
 自転車に乗った人がいましたね。 都会では殆ど電気自転車ですが、田舎ではまだ自転車が主流?
 ズーと先は、恐らく畑の広がる場所になっていく感じでしょうか・・・。

 この通りの右手に我々が泊まった宿がありました。 結構大きな建物でした。

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 もう少し古くなってきていますが、昔はこの街の一流宿?だったのかもしれません。
 宿の裏手を覗いてみますと・・・。

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 家並みともいえないし、農地ともいえないし、田舎の曲がりくねった道が続いています。 田舎ではこんな感じの場所が一杯あります。土地の所有権は全て国だから、どうも土地活用にきめ細かさがないのかも。

 何気なく歩いていたら、壁にこんなものが。

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 中国ではよく見かける光景ですが、道の壁に絵が描いてあります。 田舎町の何の変哲もない街角の壁に、こんな凄い絵が描いてあるのですね・・・。 ボカシの技法は凄く上手い。 誰が描いたとも記されず、ごくごく普通に描かれた絵ですが、さすが中国ですね・・・・。

 「さて、3日目は何処へ行くのかな~・・・・。 恐らくまた長城を歩かされるのだろうな・・・・」


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# by takeshi_kanazaw | 2017-10-30 09:57 | 万里の長城巡り | Comments(5)
 旅の2日目の午後、山海関(さんかいかん) にやってきました。秦皇島市山海関区になります。

 万里の長城の一番東端、長城が渤海湾に入る場所です。

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 右の海が渤海湾。突き出た長城の部分は、「老龍頭」 と呼ばれます。
 「うーん、ここが万里の長城の東の端か・・・。 初めて見る風景や・・・」

 この長城を巡る旅で、私が唯一見てみたいと思った場所です。長城の西の端、嘉峪関の西で長城が終わる場所を見ましたし、砂漠や黄河沿いの長城も見ましたが、東の端の海に入って行く長城を見ていなかった。
 まー、中国や万里の長城に関心のない方には、何の変哲もない情景かもしれませんが。

 この老龍頭は、中国東北部と河北を繋ぐ 「山海関」 と呼ばれる重要な関所の一部です。
 山海関の全体像は写真では撮れません。 昔の様子を描いた絵が判りやすい。

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 写真がチョット見づらいですが、一番右の海に飛び出しているところが 老龍頭 になります。

 この山海関はぐるりと城壁(約10キロ)に囲まれた、大きな関所という感じで、明代には8万人の兵士が駐屯していたと言われています。 絵の上側の山と海に囲まれた部分を進むと、中国東北部(旧満州)や朝鮮半島へ繋がる重要な場所です。

 余談ですが、昔日本陸軍の関東軍という部隊がありましたが、その名前の由来は、この山海関の東側(絵の上の方)を関の東、すなわち関東州と呼ばれていたことからきています。 昔も近世でも重要な要衝だったということですね。

 さて、話を戻して・・・。
 老龍頭へ行くには、まず大きな門をくぐっていきます。

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 上の絵を見ていただくと、山海関の本体と離れた海に突き出た小さな砦の部分ですが、実際は結構大きな門です。
 その門から広場みたいな場所を経て、海へ城壁が連なっています。

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 結構急な階段ですが、ドンドンと海に向かって城壁が伸びています。
 老龍頭の上はこんな感じ。 中国人の観光客が記念写真を撮り続けていました。

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 いくら待っても、入れ替わり立ち代わりパチリパチリ。いろんな派手なポーズで・・・。

 最先端から海を覗きたがるのは人の常?

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 この老龍頭は万里の長城を語るには欠くことの出来ない場所? なので、いろんな角度からの写真が撮られていますが、 現実はこんな感じの情景になります。

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 バックは近代的な港のドックの姿。前の砂浜は夏の海水浴場で、オジサンが釣りをしてました。
 多分一番いい写真は、船に乗って海からの角度で撮る情景ではないかと思いました。
 写真やテレビでは、きっとそんな情景が出てくるのでしょうね・・・。

 老龍頭を見てから、我々は山海関本体の城壁を歩くことに。
 有名な東門はこんな感じです。 「天下第一関」の大きな大扁額が掲げられています。

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 中国人は 天下第一 という言葉が好きなようで、至る所で使われます。天下第一というから一つと思ってはいけません。 彼方此方に天下第一が出てきますから。

 城壁の上は結構広いですね。幅が10メーターぐらいありそうです。

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 西安の城壁とよく似ています。 西安ではサイクリングレンタル屋がありましたが、ここではないようです。
 城壁から町を見渡すと、確かにここが大きな関所で、沢山の人が城内で暮らしていた感じが判りますね。

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 「少々疲れたな・・・・・。午前中は険しい長城歩き。午後は砂浜や城壁を長い時間あるいて疲れた~・・」
 その夜の宿は山海関の城内の宿。 チョット古びたいい感じの宿でした。 フロントではこんな感じ。

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 まるで清の時代のような服装が面白い。
 部屋のある棟も、1楼、2楼と独立した建物で、数十年前にあった中国のホテルのスタイルです。

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 近代的な高いホテルより、こうしたつくりのホテルが懐かしいですね・・・。 30年前に無錫で長期滞在したホテルもこんな感じでした。 私の部屋から、ライトアップした鐘楼(いや、形からして西門かな?)が見えました。

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 「あ~疲れた・・・・・。」
 やっと旅の2日目が終わりました。 やっぱり歳ですかね・・・、疲れますね・・・。


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# by takeshi_kanazaw | 2017-10-29 09:25 | 万里の長城巡り | Comments(4)
 万里の長城巡りの旅の2日目。

 前夜泊まった遵化のホテルでは、ガイドのG君が宿と交渉してくれて、自分の部屋でタバコも吸えて、ゆっくり日本から持ってきたコーヒーも飲めて大満足。 グッスリと眠れました。 変な話ですが、私にとっては、観光より自分の部屋でタバコが吸えて、コーヒーを飲めることの方が重要事項?

 2日目の朝は昨夜の雨で、遵化の町は少し煙っている。

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 田舎町らしく、大きなビルもなくて、しっとりしてますね。 中国ではこんな感じの町が多いですね。
 さて朝飯ですが、私の中国での朝飯は何時も同じ。 お粥とネジリ揚げパン。

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 お粥は米じゃなくてコーリャンかアワかヒエのような、小さい粒の雑穀。この地方では全てそうでした。コメのお粥はなかった。ゆで卵とトーモロコシも定番。このトーモロコシは日本よりモチモチで美味かった。

 さて、なぜこんな田舎町で宿泊したかよく判らなかったのですが、このコース設計では北京から渤海湾まで行くのですが、北京から400キロ弱あるので、途中で清東陵に立ち寄ったという感じ。 これからが長城巡りの本番になるという感じです。

 宿を出てから、ひたすら渤海湾に面した 秦皇島市へ走ります。 その距離は約200キロ。
 「午前中は 九門口長城 へ行きます。 河を跨ぐ長城が見られますよ。長城のの中でも川の上の長城は他にありません」 そうですね、黄河を超える長城は、両岸に長城はあるけれど、確かに河の上は長城はなかったですね。

 秦皇島市に入ってから、何やら山道をクネクネと。

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 周囲はリンゴ畑もありました。 この地方はリンゴの産地のようです。

 さて、川の上の珍しい長城 「九門口長城」 に到着。

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 左右の山の上から長城が降りてきて、川の上に跨っています。 まるで長城のダムみたい。
 少し上から撮った写真の方が判りやすいかも。

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 初めて見ましたね、こんな長城。

 この九門口長城が長城巡りの第一番目になったのですが、この旅行では長城を見学するのでなく、必ず長城の上を歩くのです。グループのN氏などは、長城を歩きたくてこの旅に参加したそうで、最初から意気軒昂です。
 「うーん、この急な石段を上がっていくのか・・・・・」

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 目の前に突然現れた急な石段。 地下鉄の階段を登るのがシンドイ私。 長城巡りの旅の本番に直面して、少々面喰っています。 他の人はドンドンと登っていきます。

 それでも最初の方は私も少しは余裕がありました。 長城の周囲の景色も愛でながら・・・。

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 伸びた枝に願い事の布が・・・。 中国らしい・・・。
 長城の下の畑にリンゴが植わっています。

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 そのうちに、首に掛けた一眼レフのカメラが、ダンダンと重く感じるようになってきて・・・・

 一つ目の塞というか、狼火台というか、高くなっている場所に到着。
 「フー・・・・。シンドイ・・・・・。 皆は元気やな・・・・」 最後尾になってしまった私。

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 元気いっぱいのN氏とM氏は先頭を、K夫妻はスピードはないが粘り強い、O夫妻も結構頑張る。 私だけが取り残されていく。

 「まだ上があるんだ・・・・」

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 一つの砦を抜けると、また長城が続いて、次の砦が見えてくる。

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 長城というのはズーと連なっているのですから、当然のごとく登っても登っても延々と続く。

 これらの長城は明代に修理されたもので、すべてが完全に修理されているわけではない。 現代でも上を歩ける範囲はおのずと限定されるのでしょうが、それにしても長城を歩くというのは大変。
 「えらいツアーに乗っちゃったな・・・・・。 それにしてもみんな元気やな・・・。こりゃとてもじゃないが一緒には歩けんわ。 マイペースで歩かんと、俺はくたばっちゃう・・・」

 もう最初の第一歩の長城から、グループの人と同じペースで歩くのは無理と悟りました。
 適当な場所で、私は一人で降りて行くことに。

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 この九門口長城のように、登ったルートを下るのはいいのですが、周回コースだと大変になる。

 下の公園で、一人でユックリとタバコを吸ってました。 イチョウの葉っぱが黄色くて綺麗。

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 中国の紅葉は、あまり全山が真っ赤に染まるということはないようです。 逆にこのイチョウの葉っぱのように、どちらかというと黄色が主役ですかね・・・。

 この長城もちょっとした観光地。 農家のオバサンがリンゴを売っています。

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 「美味そうなリンゴだけど、このお婆ちゃんでは言葉が通じないし・・・・」

 そんな気分を察したのか、帰り道でガイドのG君が道端の露店でリンゴを調達。

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 後でよく表面を拭いて、皮ごと食べましたが、果肉が硬くて実に美味かった。 現代の日本のリンゴは柔らかすぎて美味くないですが、昔食べた美味いリンゴに再会した気分でした。

 さて、我々はまた国道に乗っかって渤海湾を目指します。 田舎ですが結構車が多いですね。

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 そして、その日の昼飯も、道脇の大衆食堂です。

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 メニューは?  食べ物の話はキリがないので、1品だけであとは割愛。

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 玉ねぎが下にひかれて、上にはスライスしたジャガイモと少々の野菜。 下から熱し続けると、玉ねぎの水分が出てまろやかな醤油味になる。 その日は間違えてすぐに混ぜてしまった。


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# by takeshi_kanazaw | 2017-10-28 08:10 | 万里の長城巡り | Comments(6)
 万里の長城巡りの旅の1日目。  午前中に機内食を食しただけで、腹が減って仕方ない。

 「そろそろ夕食でも食べましょうか」 とガイドのG君。 道端の店にマイクロバスを着けた。
 見学先の清東陵から、その日の宿泊先の遵化(唐山市)への道路沿いだったようです。
 もう夕暮れ近くなってから、やっと夕食にありつけることになったのですが・・・。

 「ウム? この食堂で飯を食うのか・・・・」

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 この食堂の前には国道が走り、トラックがビュンビュン走っている。 どう見ても道路脇の大衆食堂というか、トラックの運転手などが立ち寄る 飯屋 という感じ。夕暮れなので写真がイマイチですが。

 一般に海外パック旅行では、ホテルや町のレストランで夕食というのが多いのですが、この旅ではその時の時間や道路状況で、ガイドのG君が適当に探すというケースもありました。 日本のバス旅行でも、その土地の豪華な食事を売り物にしているのに、そんな感覚はないところが面白い。

 店に入ってから、G君が店のメニューを見ながら、夕食の品を選んでいました。 予約?そんなことは全然していないようで、その場でメニューを決めている感じ。彼には初めての店ではないようです。 

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 手前に並んでいるのは、既に料理済みの品目も皿に盛られています。 日本の大衆食堂でもよく見られるパターンですよね。学生時代や若い頃に、よくこんな食堂で飯を食べましたね。
 「面白いじゃん。中国料理というより、中国人が日頃食ってる食べものという感じや」

 料理の前にビールでもという人がいて、出てきたビールがこれ。

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 地ビールというのですが、なんと値段は 4元! 日本円で70円前後ですね。 中国旅行の観光地で飲むビールの値段は、大体一本30元前後というのが相場ですが・・・。
 「味はどうなの?」 「全然ホップが効いてないよ」 私は下戸なのでよく判りませんが・・・・。

 さすが中国ですね。 料理するスピードが速い。 頼んだメニューがすぐに出てきます。 アツアツでしたから、頼んでから10分足らずで作ってしまうのでしょうね。
 ほぼ料理が出そろった頃にパチリ。 こんな感じの料理でした。

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 日頃皆さんが中華料理店で食べる料理と、出てきた料理はだいぶ様子が違いますね・・・。
 全体に野菜中心で、味付けが醤油味が濃いのが特徴。 あまり辛くない。
 河北地方の味付けの特徴のようです。

 この旅の最初の食事ですから、少し詳しく載せてみましょうか。
 まずは一番早く出てきたのがこれ。

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 モヤシ炒めに近い感じ。 どうもネギやニラの茎が入って、やや醤油味が濃い。

 意外と美味かったのがこれ。

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 豆腐の上に、豆やキクラゲ、野菜などが乗って、醤油味のとろみが掛けてある。 アツアツを食べると、意外と?美味でしたよ。 メンバーが一番沢山食べたメニューでした。

 下のような料理は、旅の彼方此方でも出てきた、この地方ではポピュラーなメニュー。

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 棒状のものは、湯葉と豆腐の中間ぐらいの食べ物。 いろんな野菜と混ぜて炒めてあるケースが多い。 この河北地帯ではコメが取れないので、野菜と大豆、麦や高粱やアワなどの雑穀を使った料理が多いですね。広州料理や辛い四川料理とは大分異なります。

 チョット変わったものがこれ。

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 小麦の麺ではなく、どうも雑穀中心の麺ですね。 腰もないしツルツル感もなく、正直言って不味い。
 私だけじゃなくて、メンバーの多くが、箸をつけても2度と取ろうとはしませんでしたね。

 しかし、私は結構沢山食べましたよ。 腹が減ってましたからね・・・。
 全体に醤油味がベースなので、変に辛かったり、酸っぱいという感じはないので、料理自体は食べやすい。

 「これが中華料理? 貧弱でまずそうね・・・・」 という声が出そうですね。
 まー、家庭料理の延長線のようなメニューですから、こんなもんですね。
 でも、私はいわゆる名物料理より、こんな感じの家庭料理の方がいいですね・・・。

 また、折に触れて食べ物の話も載せていきましょうか・・・。



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# by takeshi_kanazaw | 2017-10-27 08:48 | 万里の長城巡り | Comments(8)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw