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相生山の桜が咲いた!

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毎週のように出かけている 雑木林の相生山。

梅林の近くにある桜。 3月22日(金)に行った時の写真。だいたい3~4分咲きでした。

去年だったかその前だったか、手前の梅の花がまだ咲いていた頃に、この桜が咲き始めたことがあった。
その時は2月が寒くて、3月が温かかったような気がする。今年はその逆ですね・・・。


ところで名古屋ではソメイヨシノの開花宣言はまだ出ていない。(23日現在)

「この相生山の桜は、毎年のことだが、名古屋でソメイヨシノの開花宣言が出る頃に満開になるんだよ」


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青空にピンクの桜、やっぱり春来る! という気がしてきますね。
この相生山の桜の種類の判りませんが、ピンクの桜は枝垂れ桜?

この相生山の桜が咲き始めると、「さー、桜シーズン開始だ!」 という感じになります。

この桜、おそらく今週には満開になりますね・・・・。

「今週はまた行かなきゃイカンわな~・・・。忙しくなるぞ・・・・」
天気と相談しながら、また相生山詣でになりますね。


この相生山の桜が満開を過ぎると、名古屋城や鶴舞公園などの市中のソメイヨシノが見頃になる。
市中の桜が過ぎると、川沿いの山崎川の桜、そして相生山では山桜。 
4月の下旬は木曽路に桜が咲く・・・・。

老骨に鞭打って? 今年も出来るだけ動いてみますかね・・・・。














# by takeshi_kanazaw | 2024-03-24 00:00 | 相生山の四季 | Comments(0)

天皇陵を作った人達

日本古代史・天皇陵の話を続けます。
今回は天皇陵を作る作業をした人達のことを、私が勝手に想像した話です。


天皇陵を作るには、どのくらいの人数・日数・費用が掛かるのかを実験した例があります。
1985年、建設会社大林組が、仁徳天皇陵を古代の方法と現代の工法で復元してみた話です。


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建設会社のプロが、実際の建設工事の感覚で細かく試算していますが、その結果によれば


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 総作業員数:延680.7万人 (一日平均1500人前後か)
 造営期間 : 15年8ヶ月(並行工程があるため上記合計より短い)
 総工費:796億円(1985年当時の貨幣価値、現在では5000億円ぐらい?)
 ただし、これには作業者の宿泊・食事・関連事業などの作業員や費用は含まれていないらしい。

「凄いな~・・・、プロの大林組が実際に作業してみた数字だから信用できるな・・・」
文献などから論ずる天皇陵建設とは異なる 肌感覚の天皇陵建設工事 をイメージ出来ますね。


さてさて、古代にこの天皇陵建設工事に携わった人達、どんな感じだったのでしょう?
以下は全く私の個人的な見解というか、一種の古代ロマンのお遊び。


1 かなり高度な技術が使われていた?

① 水処理技術が重要
  天皇陵は水堀に囲まれていますが、これを作り維持するには、地下水処理や水利保持の技術がいる。
  実際に大林組の実験でも、水処理に苦戦したことが報告されている。
  古代でも水利技術(水田管理と通じる?)が発展していた?

② 土塁を固める技術が使われていた
  天皇陵は土の塊ですが、単に土を盛っただけではすぐ崩れ、風化にも耐えられない。
  ある分析によると、土塁は色んな土を上から叩いて固めたふしが見られる。
  この工法は、中国の万里の長城を作った技術と同じようなものらしい。

③ 工程管理技術が出来ていた
  1000人以上の労働者が15年かかって行う工事。
  現代でもスケジュール管理は大変だが、古代で行うには相当高度な管理力が必要だろう。 


2 作業者は奴隷?それとも雇用者?
 実際に作業していた人達。どういうふうに集められたか、作業はどんなふうに?
 古代の遺跡で有名なエジプトのピラミッド。過去は多くの奴隷によって作られたと思われていた。
 しかし、最近はナイル川氾濫期の失業対策で、十分な肉などの食事が与えられ、宿舎もあったとか。

 日本の天皇陵工事は?
 私の知識不足かもしれないが、こうした作業者に注目した分析結果を見たことがない。
 膨大な作業者の数から考えて、かなり全国規模での作業員集めが行われたと思われる。
 歴史は権力者(簒奪者)のことばかり語るが、圧倒的多数の庶民の実態は無視される?
 歴代の天皇がどうのこうのより、当時の庶民が何を食べ、何を着て、どんな住まいに。


3 作業者には開発された水田が与えられた?
 奈良・山の辺の道には、多くの天皇陵がある。
 おそらく当時の住居は三輪山周辺に集まって、天皇陵と言われる物はそこから数キロ離れていている。



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(10代崇神天皇(すじん)陵とされる)

 「デカいな~・・・。まるでため池みたいや・・・」
 古代の奈良盆地は中央に大きな池があったようで、山の辺の道は丘と池の間の道という感じ。
 私は現場を見て、天皇陵と言いながら、それはまるで水田開発の灌漑施設のように感じた。

 「そうか、天皇陵工事に参加すれば、開発された水田を貰えるなら、みんな我慢して作業するわな~・・」

 河内の古市古墳群がある場所も、丘と湿地の境界のような場所で、水田開発の灌漑地ですね。
 「天皇陵と言いながら、水田開発の記念碑だったかもしれんぞ・・・」

 こんなこと言う人は誰もいないでしょうが、古代人でも儲け話は何より大事じゃないですかね・・・。


今回の話は、まさに古代ロマンのお遊びでしたかね・・・・。




















# by takeshi_kanazaw | 2024-03-23 00:00 | まほろば紀行 | Comments(0)

古代天皇陵の謎?

予想通り今年は桜の開花が遅いようです。
「サクラ見物は4月の方がイイよ。 そう慌てることもないさ」


一寸手持無沙汰の時期? 今回の話題は 古代の天皇陵の話。
先週からこんな本を読んでいます。


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日本の古代史、縄文時代ー弥生時代ー古墳時代ー飛鳥時代・・・・。
よく判らないことが一杯で、それが逆に面白くて、 古代史ロマン? なんて雰囲気でしょうか。
皇国史観あり、騎馬民族征服説有り、種々の考えで語られてますね。


私も 10年以上前の元気なころは、奈良や河内などをグルグル廻って、天皇陵も見ましたが・・・。
天皇陵と言えば、有名なのは 仁徳天皇陵。


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                (インターネットより)


河内の古市古墳群、仁徳天皇陵を見に行きましたよ。
「なんやこれ? 自然林の森があるだけやんか・・・・」


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その森をグルグル廻って入り口とおぼしき場所まで行きつくと・・・。


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中には入れません・・・。
なぜかよく判りませんが、天皇陵とされる場所の入り口は、同じようなスタイルの鳥居が立ってますね。


さてさて、天皇陵に関する冒頭の本の内容ですが・・・・。
「これは研究本というより、天皇陵に関するダイジェスト版やな~・・・・」


古代天皇陵の謎? とする主な論点は以下の3点。

一つ目は、歴代天皇の初代から9代までは 神話の世界で実在しない天皇なのに、天皇陵なるものがある点。


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我々が学校で習った 日本書紀や古事記。
現代文で読んだことありますが、豪族などの氏素性が羅列され、詳しい中身は全然覚えてません。
まー、どの国でも建国の神話風の話があり、時の権力者が建国以来の正当性を唱えるものです。

「しかし、実存しない天皇なのに、その陵があるのはなぜ?」


二つ目の論点は、天皇陵は江戸時代に ええ頃加減に決められたせいだ ということらしい。


古代天皇陵の謎?_d0140806_15005999.jpg



仁徳天皇陵についても、仁徳天皇は16代の天皇とされる。河内で盛んに灌漑工事を行った人らしい。
しかしこの最大規模の前方古円墳が仁徳天皇の陵なのかハッキリしていないので、大山古墳とも呼ばれるらしい。

「オカシイやないか! 調べ直せばいいじゃんか」

ところが、話はそう簡単でない。


古代天皇陵の謎?_d0140806_15033628.jpg


そうなんですね・・・、宮内庁さんが許可しない。
まー、誰でも先祖の墓を暴かれるのは、あんまり気分はよくないんでしょうが。
「天皇陵を開けられると、都合の悪いことがゴロゴロ出てくるのかもしれん?」


天皇陵とされる古墳はどのくらいあるんでしょうか。 そのほかの豪族と思われる古墳も一杯。
「学術調査ならいいんじゃないか。 宮内庁の所有でもないし、なんで国権でやらないのかな~・・・」


どうなんでしょうね・・・・。


古墳時代は古代史では 空白の4世紀 と呼ばれる。
この時期に日本の歴史が大きく変化しているが、その時作られている古墳が圧倒的に多いらしい。

面白いですね・・・・。

次回も少し古墳の話を続けてみます。















# by takeshi_kanazaw | 2024-03-22 00:00 | まほろば紀行 | Comments(4)
ポインセティア、まだクリスマスが続いている?_d0140806_13493108.jpg


寒の戻り という感じですね・・・。
それにしても寒い・・・・。 桜の開花、遅れてますね・・・。


我家の小窓に鎮座している面々。


中央は妻殿検査中?の人参さんの根、まだまだ延びている。


ポインセティア、まだクリスマスが続いている?_d0140806_14050626.jpg



左は妻殿が知人から貰って来た椿の侘助。


ポインセティア、まだクリスマスが続いている?_d0140806_14053884.jpg




右側の赤いのは、昨年のクリスマスの前にお絵描き教室で貰った ポインセティア。
一部緑だった葉っぱは、全部が赤く変化した。

「それにしても3か月以上経過したのに元気やな~・・・」


ポインセティア、まだクリスマスが続いている?_d0140806_13551281.jpg
 

中央にあるのは ポインセティアの花?
「う~ん・・・、この花みたいなものは、3か月間ズーと咲き続けているぞ・・・・」


この時期にポインセティアなんてあまり見ませんね・・・。







# by takeshi_kanazaw | 2024-03-21 00:00 | Comments(2)

椿の花ですが・・・

椿の花ですが・・・_d0140806_12424657.jpg


最近、椿の花を見ることが少なくなったような気がします。
ご近所でも殆どが サザンカ の生垣が多くて、椿はあまり見当たらない。


時代小説なんかで、よく椿が登場する。
白い土塀の屋敷に赤い椿の花がこぼれて、春の訪れを感じさせる。
その椿の一枝を切り取り、和室の壁に置かれた竹筒にポンと差して・・・。


話が古いね・・・。
人間も古いからね・・・。







# by takeshi_kanazaw | 2024-03-20 00:00 | 相生山の四季 | Comments(0)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw