カテゴリ:相生山の四季( 66 )

 数ミリの小さい花

 春になると、田圃の畔や土手などに小さな花が一杯咲きます。

 雑木林の相生山にもそんな花が咲く場所があります。
 いわゆる雑草の花達ですが、人の手が全く加わってない自然の姿についついカメラを向けてしまいます。

 漠然と見るとこんな感じです。
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 まさに何の変哲もない草むらなのですが、いろんな小さな白い花があります。

 「これはマクロレンズに切り替えないと撮れそうにもないわ・・・・」
 草むらに座り込んでカメラを構える変なオジイサン。 
 でも誰もいないので、笑われることもない。

 最初に目についたのはこの花。
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 健気な小さな花ですが、シッカリと?咲いていますね。
 雄しべが面白い色をしています。
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 カメラを向けている時は面白がって撮っていましたが、さて、花の名前は・・・・。
 花図鑑で見ると、どうも ハコベ(ナデシコ科) のような、違うような・・・。
 ハコベもいろんな種類があるようですからね・・・・。
 そういえば、藤村の詩でもハコベはもえず なんてあったような。

 その横にあった花。 まだ蕾なのですが、ハコベに似ていますがどうも違う・・・。
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 花図鑑では、これはどうも同じナデシコ科の オランダミミナグサ のような・・・。

 座りついでに? 周囲を見渡すと、少し背の高い(数センチ)草にも白い花が。
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 もう少し拡大すると、結構綺麗に咲いている。
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 これは・・・・。 花の名前は苦手ですね・・・。  たぶん、多分、ナズナ じゃないかと・・・。
 春の七草にありましたかね、ナズナ。

 同じように背の高い草、茶色い茎の先に白い花が。
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 「もうギブアップや、花の名前を調べるのは疲れる・・・・・」

 私は別に小さな花を追っかける趣味はないのですが、冬の間は何もない雑木林に、春先になって咲く小さな花達を見ると、ついついマクロレンズを持って行って、その可憐な花を撮りたくなりますね。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-19 11:13 | 相生山の四季 | Comments(2)

 どちらがホトケノザ?

 雑木林の相生山の雑草の中に、カメラを持って座り込んでいました。

 春になると、それぞれの草に小さな花が咲きます。
 雑草という植物はないわけで、この小さい花たちが咲くと春到来を実感します。

 一番目に入ったのが前回載せた青い「星の瞳」ですが、次に目立つのがこの花。

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 全体が茶色くてあまり綺麗じゃないですが、ピンクの花の形が面白い。
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 「これはホトケノザだろうか・・・。 花の形から見ると、きっとそうだ。」 と思ったのですが・・・。

 たまたま近くに小さなカメラを持った人がいまして、二人で花の名前を検討。
 「ホトケノザというのは、仏様が鎮座する座 ということだから、この花は違うかな・・・・」

 近くにこの花と似たような花が目に入りました。

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 「うんうん、この花の葉っぱの方が仏の座のような恰好をしてるな・・・。 この花がホトケノザかな?」

 再度茶色い花を撮り直してみました。
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 花の形が少し似ていますが、やっぱり違う植物ですね・・・・。

 さて、帰宅してからさっそくインターネットで植物図鑑を検索。

 どうも最初の茶色い葉っぱの植物は、「ヒメオドリコソウ(シソ科)」 らしい。
 そして、3枚目の花が 「ホトケノザ(シソ科)」 で、春~秋 に咲くとありました。

 ところが、小さい頃習った 春の七草にホトケノザというのが入ってましたが、植物図鑑によると春の七草のホトケノザというのは、コオニタビラコ(キク科)という黄色い花だという。

 「花の名前はこれだから困るんだ。 もう判らなくなってきたわ・・・・」
 さてさて、本当はどうなんでしょうかね・・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-18 10:43 | 相生山の四季 | Comments(4)

 地面に星の瞳

 梅は咲いたか、桜はまだかいな・・・・。 そんな気分の時期ですが。

 彼方此方の地面に、春の訪れを感じさせる、青い小さな花が咲き始めています。

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 野原の土手や田圃のあぜ道、道路の脇にも見られますね。 何気なく通ると見逃してしまうほど小さな(数ミリ)花ですが、よく見ると可憐な青い花が綺麗です。

 この花、オオイヌノフグリというのが和名だそうです。オオイヌノフグリとは、大犬の陰嚢ということですから、花の姿とは似ても似つかぬ名前。 どうも明治時代の植物学者が、果実が犬の陰嚢に似ているイヌノフグリとこの植物が似ているので、オオイヌノフグリ と命名したとか。

 「そりゃあんまりひどい名前やんか!」

 ということで、可愛い花の姿をみて、別名 「星の瞳」 と呼ぶ人が出てきた。
 確かにオオイヌノフグリより 「星の瞳」の方が、可憐な花の姿にピッタリですね。

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 この「星の瞳」は、この時期には何処でも見つけることが出来ますね。
 私はこの花を見つけると、野山に春が来た! と感じてしまいます。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-17 10:07 | 相生山の四季 | Comments(2)

 白い葉脈は抽象画?

 前回に続いて、雑木林の相生山にある枯れたガク紫陽花の写真。
 私としては珍しく? この枯れたガク紫陽花に拘っています。

 前回は、全くの逆光で光っているガク紫陽花の葉脈を追っかけてみました。
 今回は少しずつ撮る角度を変えてみました。

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 半逆光のような感じですね。 左の葉脈は白く輝いていますが、右の順光部分は枯れオバナ風です。

 「順光でも葉脈が綺麗に見えるのだけど、どう撮ればいいのかな・・・」

 チョット休憩していたら、そこに大きなカメラを持った人が現れました。
 持っているカメラは、昔写真館の人が使っていたような、とてつもなく大きいカメラ。
 フィルムじゃなくて、何やら大きな版を大きなカメラに挿入して、長い時間を掛けて撮るもの。

 「今日は半日で4枚撮ったから、もう一枚で止めるかな・・・」
 写真のプロかなと思ったら、趣味で撮っておられるそうです。彼の写真機はなんというのか聞いたんですが忘れました。 10センチぐらいの長方形の版が入る、とにかくでかいカメラ。

 「僕なんか、デジカメで何枚もパチリ・パチリやってます。」
 「それはそれでいいんじゃないですか。 何枚も撮れるのがデジカメの特技ですから」

 プロのような人がそういうのだからと、デジカメらしく枯れたガク紫陽花を何枚も撮ってみました。
 「うーん、これは抽象画みたいに撮れたから、これも面白いかな・・・」

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 少しピントが甘いかな・・・。 全体をバッチリ撮るのは難しい・・・。

 写真好きの方が多いですが、大きなカメラを抱えた人の話を聞いて、それぞれの技量で好きなように撮ればいいのかな なんて変に納得してしまうような気分になりましたね。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-16 10:54 | 相生山の四季 | Comments(4)

 白い葉脈が美しい

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 雑木林にある畑の道端に、ガク紫陽花の株が数十本残っています。
 初夏の頃に薄紫の花を咲かせますが、それ以降はそのままズーと放置され、秋を過ごし、冬を越して春になるまで、枯れたままで立っています。

 この雑木林に来ると、必ずこのガク紫陽花の姿を観察していますが、初秋の頃には花(ガク)に少し紫色が残りますが、時が経過するとともに色もなくなり、茶色になってきて、そして最後は葉脈だけが残るのです。

 「このガク紫陽花の 枯れた美しさ は格別だわ・・・・」

 毎年のように、いや一年に何度もカメラを向けるのですが、その都度表情が変わります。
 逆光気味に撮ると、まるで残った葉脈が透き通ったように綺麗です。

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 「今回の写真は、葉脈が輝くように撮れたな・・・・」

 光の関係でしょうか、何時も違った表情をするこの被写体は、実に面白い。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-15 13:03 | 相生山の四季 | Comments(6)

 梅花乱舞

 もう梅の花は見飽きた? という方が多いでしょうが、何時も行く雑木林の相生山では、この時期に梅の花が満開でとても綺麗です。 今年の名古屋は梅の花の咲く時期が遅かったのかも。

 竹林と畑の間にあった梅。 特に梅の実を採る為の木でもなく、なんとなく?そこにある感じ。
 木漏れ日が梅の花を輝かせていました。

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 「咲く時期が遅れているかもしれないけど、ここの梅の花は今が一番綺麗だな~・・・・」
 
 花でも食べ物でも、季節の初めが一番注目されるものですね。
 でも、一番の盛りの頃はもっと後の時期なんですね。
 時代遅れの?私には、時期遅れの?梅の花が似合うのかも。

 「いやいや、ホントに綺麗だわ・・・・」
 果樹園になっている梅林の梅の花。

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 まさに 梅花乱舞 という感じですね。

 木の彼方此方に花が花弁を開いて、まさに今が盛りと咲いています。

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 もう1週間もすると、この花は散って行くのでしょうかね・・・・。
 桜の散り際は美しいですが、梅の花の散り際はどうなんでしょうかね・・・。

 1週間後にでも、またこの場所に来てみますかね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-14 10:17 | 相生山の四季 | Comments(2)

 雑木林に春が来た

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 時々出掛ける相生山という雑木林。
 この雑木林は住宅地の中にありますが、周囲が竹林に覆われ、殆どは雑木や雑草が生える小高い丘。
 
 相生山は都市の公園とは違い、雑木林を切り開いた果樹園と畑が少しあるほかは、全くの自然林です。 別に花壇があるわけでも、子供の遊園地があるわけでもなく、まっこと殺風景な場所。 そんな自然のままの姿がまたいいのですが・・・・・。

 「ほー、梅が満開になってきたな・・・・・」
 相生山にある果樹園。 梅林じゃなくて、梅の実を採る為の果樹園ですから、木の上は実を採りやすいように切りそろえてあります。

 この果樹園の傍に木のベンチがあって、私はこのベンチで本を読んだり、持参したお茶を飲んだりするのですが、春の太陽が温かい時はノンビリとした時間を過ごせますね。 勿論この梅の花を見に来る観光客などはいませんし、時折散歩をする人が通るぐらいで、実に静かです。 時折雑木林に鳥の声が聞こえるのも、またいいものです。

 雑木林に春が来たようです。 人間が演出したものでなく、これこそ本当の春到来という感じがしますね。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-11 10:12 | 相生山の四季 | Comments(4)

 枯れしものも美しい

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 スッカリ冬の雑木林。 その一角に忘れ去られたように、枯れてしまったガク紫陽花が残っています。
 「今年も刈られることなく残っているな・・・・」

 初夏の頃には薄紫の綺麗な姿を見せるのですが、畑の持ち主はそのガク紫陽花を摘んでしまうこともなく、毎年のようにそのまま放置されて冬を迎えます。 私はその冬のガク紫陽花の様に魅かれています。

 綺麗だったガクの部分は葉脈を残して、スッカリ姿を変えてしまうのですが、葉脈だけに枯れてしまった様が、陽光を背にするとなんとも情調がある様に見えるのですが。

 恐らく紫陽花の綺麗な頃を見慣れた方には、枯れてしまった姿は 哀れ に見えるかも。

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 少々拘りすぎているのかもしれませんが、枯れしもの に何処となく魅かれるのですが。

 その日はちょうど雑木林にも雪が残っていました。
 普通の目線では、まさに枯れた茶色い変なものが、寒そうに立っている感じです。

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 「枯れたものに眼が行くのは、自分が歳を取ったせいかな~・・・・・」
by takeshi_kanazaw | 2017-01-23 10:21 | 相生山の四季 | Comments(6)

 冬のメタセコイア

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 何時も行く相生山でメタセコイアを見上げた写真。
 大空に突き上げるような大木、広がる沢山の枝。 冬のメタセコイアは独特の風貌があります。

 メタセコイアという木は 「古くて新しい木」 ですね。
 化石で発見されたことから一時絶滅機種と思われていたのですが、中国で現存することが確認されたことから 「生きている化石」 と呼ばれるらしい。

 日本に入ってきたのは1946年。 ですから新しい木でもあります。
 各地に並木道に植えられたメタセコイアの綺麗な姿もいいですね。

 残念ながら雑木林の相生山には、私が撮った2本のメタセコイアしかありません。

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 冬の時期のメタセコイア。 
 どこかの並木道でも見てみたい気がしていますが・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-01-22 10:08 | 相生山の四季 | Comments(2)

 竹藪探訪

 少々相生山の雑木林の竹にこだわっています。

 昔は生活の周囲に一杯竹で作った道具がありました。 竹竿、籠やザル、そうそう竹トンボも作ったし、釣竿は竹で作りましたよ。 最近殆ど見ませんね、竹細工。 少し雑木林の竹を散策。

 これまでは手入れの整った竹林風の場所ばかり歩いていました。
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 この竹林に陽光が差すときなどは、筋状の光と影が出来て実に面白い情景が生まれます。

 しかし、相生山の雑木林では、こんな竹林は限られた場所ですね。 竹林風になっているのは、多分筍栽培をされている場所ではないかと。 多くの竹はそんなに格好よく生えていない。
 殆どが他の木との雑居?状態。
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 苔むした木も綺麗だし、バックのたけの緑もいい感じ、私はこんな情景も好きですが。

 こちらではヒノキの木立の中に竹が進出した?状態。
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 ご存じのように竹は地下茎で繁殖をしていきますから、ドンドンとその領域を増やしていくようです。 ですから、竹藪が人間の住む領域に入り込むと、家の土台が損なわれたりするそうです。

 筍栽培の竹林には入れませんが、竹藪の中には入って行けます。
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 まさに 竹藪 という感じで、古い竹も新しい竹も、みんな細いままで混在状態ですね。 竹の勢いで枯れてしまったのでしょうか、木が倒れていますね。 こんな姿が本来の竹藪の状況なんでしょうね。

 相生山では所どころで、ミカンや梅を栽培していますが、耕作放置された畑も。 そんな場所では、ドンドンと竹が進出してきます。
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 そういえば故郷の山にも竹藪があって、この間帰省したら元の畑の場所まで竹藪になっていました。 私は不在地主みたいになってしまっているので、周囲の人から文句がでるかもしれません。  まー、広い畑でもないので、いいか・・・・。


 
by takeshi_kanazaw | 2017-01-07 08:10 | 相生山の四季 | Comments(2)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw