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 政治家案件

 今回の時事放談のテーマは、安倍首相のお友達の 加計学園の獣医学部新設 のお話。

 先日のテレビでの、前文科省事務次官の前川氏 のマスコミへの発表が波紋を呼んでいます。
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 (インターネットより)

 彼はこのマスコミへの発表の中で、加計学園の案件については、総理官邸から圧力を受けて公正な行政が出来なかった。自分の目で官邸からの圧力の経緯をまとめたレクチャー・ペーパーを見た。ペーパーの存在が確認できないという政府見解はおかしい と話しました。

 この発言に、官房長官など各方面からグチャグチャと横槍が入っていますが、私は前川氏の発言は事実を物語っており、真正な情報だと思いました。官房長官の前川氏への個人攻撃は、話の本筋をはぐらかす発言で、どうも低レベルな発想だと感じましたね。失礼ですが、官房長官は平気で嘘を言いそうな感じですね。

 この話の本筋は、行政における「政治家案件」の典型だと思いましたね・・・。
政治家案件というのは、行政の仕事の中で政治家からの意見が出ている案件をさし、 議員案件などとも言われ、世間でよく言う、政治家がらみの案件。

 お役所の仕事というのは、法律や規則に基づいて公明正大に行われるということになっています。行政の中立性は重要なことですが、そんな行政のやり方では目的を達せないので、議員さんが役所に横やりを入れて、自分たちの都合のいいように捻じ曲げてしまうケースが多々あるようです。

 議員は住民の選んだ代表ですから、その地位を利用して、「役所は住民の声を聞け!」 とかなんとか、もっともらしい理屈をつけて役所に圧力をかける。 
 「これは議員先生と地盤の住民との個人的な話で、住民の代表としての話とは違うのでは・・・」
 「そこを上手くやるのが、君たち官僚の腕の見せ所だろうが!」

 国民の代表として、国のためとする意見なのか、議員の個人的な事情を満足させるための横槍なのか、実際は判然とさせないままにごり押しをするのでしょうね。

 昔からのことわざに 「瓜田に靴を納れず 李下に冠を正さず」 という言葉があります。人に疑われるようなことをするな、という意味らしいのですが、結局は議員さんの「お人柄」の問題なんでしょうね。

 今回の話は、まー、俗っぽく言えば、「この案件は安倍首相の長年のお友達の話だぞ。国家戦略特区もあるだろう? その辺を上手く使って知恵を出せ!」 という感じの話でしょうか。

 政治家から圧力を受けた官僚さんたち。
 「ここで男気を出して、国民のための行政を考え、政治家の圧力を跳ね返さないとイケナイ。しかし、そんなことをすると、次の移動で地方へ左遷は目に見えている。これまでもみんな苦労して政治家案件をこなした人が出世しているのだから、ここは我慢だ。変な正義感を出さん方が身のためだ・・・」

 現役の官僚達からは、通り一遍の発言で全然真正な情報が出ないのは、保身ですかね。 ドンドンと意見が出てくれば、政治家さん達はどうされるんでしょうか。 しかし、官僚さん達は後が怖いでしょうね・・・。

 安倍首相がお友達と楽しくゴルフをされている姿を見ながら、官僚の人たちは妙案を出すべく汗をかいていたのでしょね。行政の中立性なんて放棄してしまって・・・・。
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(インターネットより)

 政治家ってそんなにエライ人なのでしょうかね・・・。官僚に助けてもらわないと答弁もできない人が多いのにね。
 「そんなことはない。議員はエライんだよ! なんたって国民が選んだ代表だからな」

 こんな政治家達を選び、ひどい官邸が生まれたのは我々選挙民の責任ですかね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-05-27 11:22 | 時事放談 | Comments(4)
 自宅近くの山崎川。 都会の川ですが結構鳥がいます。
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 カモさんでしょうか、一生懸命川底の餌を食べています。
 泳いでいる姿は悠々ですが、このお尻を出して餌を探している姿は、少々格好悪い。 でも生きていくには ” 格好なんか気にしてられない ” のが実態ですが、カモさんは何処か別の健気さを感じますね。

 さて、人間社会のお話ですが。
 森友学園騒動。 15日ほど前にこのブログで 「忖度(そんたく)」 というテーマで取り上げました。
 まー、収束していくだろうと予想していましたが、私の予想が外れて国会の証人喚問にまで発展。
 
 木曜日(3月24日)の森友学園の籠池理事長の証人喚問のテレビ中継、次いで金曜日の予算委員会のテレビ中継をシッカリ見ていました。
 まさに ” 格好なんか気にしてられない ” 感じの攻防でしたが、川で餌を探すカモさんはどこか可愛げがありましたが、人間社会の姿は醜いもんでしたね・・・。

 私は前回の 「忖度」 のテーマで書いた時にも触れましたが、籠池理事長さんはどちらかというと嫌いなタイプのお人柄の方ですね。 しかし、証人喚問には誰に臆することなく発言してましたから、発言内容の真偽は別にして、なかなか説得力がありました。

 私が奇異に感じたのは証人への質問する側の自民党の国会議員さん。
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 「これじゃまるで 安倍家の家来か家僕みたいじゃないか。 真実を追求する質問というより、安倍首相を守るために必死に 証人を貶めている 発言の連発で、お前が悪い! と叫んでいるみたいだ」
 これはあくまでも私の印象です。 テレビ中継というのはマスコミ報道とは異なり、直に見れますから、人の表情とか話しぶり、その方の人柄や人格まで感じ取ることが出来ます。

 質問された自民党の国会議員さんは、税理士さんや元検事さんという立派な経歴の方々で、国会議員にまでなられたのですから、私のような平民が言うのも失礼なのですが。
 「森友学園騒動より、この質問している国会議員さんの姿勢の方が怖い。 自分の所属する党のトップを守るために、必死にプレイしている役者みたいだ。 我々一般市民の目線からいうと、国民を代表する国会議員が、まるで党首の家僕のようになることの方がズーと怖い!」

 維新の会の質問者も党首を守る姿勢が調所に見られ、これも奇異に感じました。
 民進党や共産党の質問者の方が、証人喚問の趣旨に沿っている感じがしましたが、野党という立場が優位に働いているのでしょうか。 疑惑解明という線にマッチしていましたね。

 森友学園騒動は、前にも触れたように 安倍首相夫人が学園の名誉会長だったことからくる、役人たちの 「忖度」 が原因だと思います。 ただ、忖度 というのは、立証するのが難しい。 役人はそれを認めた途端に首になりますから、上から下まで必死でガードをしてしまいます。 一人でも勇者?が現れて喋ると、周囲の人が袋叩きにしてしまうでしょう。

 この森友学園騒動は、証人喚問の後にも 夫人付の方のFAX、夫人同士のメールなど、実態が出てきていますが、鴨池理事長一家と首相夫人などの関係が深かったことをうかがわせます。 ですから、証人喚問で籠池氏が 「安倍首相に裏切られた」 と感じたのは当然かもしれません。
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 一般に政治家さんは応援者にチヤホヤしますが、自分に火の粉が降りかかってくると サッサと逃げてしまう習性があります。 安倍首相が、まるでうるさいハエを追い払うように、「籠池氏は シツコイ人」 と言われたのが、今回の事件発展の原動力?となったようです。

 自民党は証人喚問をして決着しようと企んだことが裏目に出て、まるで「窮鼠猫をかむ」のようになった籠池理事長の発言に右往左往しています。 証人として籠池氏が 「首相から100万円寄付をいただいた」 と何度も証言を繰り返しています。 真偽は別にして、彼の表情からみて、確固たる事実 であるという意思が感じられます。 
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 それに対する首相夫人のメールは 「記憶にない」 です。 名誉棄損で訴える! とは言っていない。

 補足ですが、安倍首相は 「森友学園に寄付もしていないし、便宜も図っていない。 もしそうなら首相も国会議員も止める」 と国会で発言しています。 なお、寄付行為そのものは違法ではないそうです。

 この森友学園騒動は国家を揺るがすような問題ではないですね。 
 しかし、政治家やその周辺にうごめく人たち、そして、身を守るために動く政治家。さらに、政治がらみの動きに 忖度 し、その内容を決して外に出さない役所。 こうした日本の政治風土が、随所に顔を出すこと自体が非常に重要なことではないでしょうか。

 川でお尻を上げて餌を探しているカモさん達。 今日も頑張っていますでしょうか。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-25 12:01 | 時事放談 | Comments(8)

 忖度(そんたく)

 変な題名ですが・・・・。
 先ほど開かれた参議院予算委員会で、大阪の森友学園問題について、民進党の福山議員が「首相夫人が学園の名誉会長なので、森友学園の扱いについて官僚が首相に 忖度(そんたく) したのではないか?」という趣旨の質問をされました。

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(インターネットより)

 忖度(そんたく)という言葉は聞いたことがないので、調べますと。
忖度とは 「他人の心をおしはかる」 とい意味だそうです。言葉そのものは悪い意味ではない。

 平たく言えば、関係する役人さん達が ――「首相夫人が名誉校長なのだから、特別に配慮しないと後で叱られるぞ」と考えたのではないか。 だからトンデモナイ値段で国民の財産である国有地を学園に売り、いろいろと学園側に配慮した措置を重ねたのではないか ―― ということでしょうか。
 私は大いにあり得ることだと感じます。

 我々の身近でも、直接お役所へ頼んでも一向に進まないことでも、地元の議員さんに頼めば、お役所はすぐやってくれるというケースがあるようです。 忖度ですね・・・。
韓国では大統領が憲法裁判所で大統領職を罷免されましたが、これも最初は韓国の役人たちの大統領への忖度を利用し、それがエスカレートした事件だったのでしょう。

今回の森友学園事件は、この「忖度」を利用した事件といえます。 
どうも森友学園の代表者は、民族主義的団体とされる「日本会議」の大阪地区の役員で、いわば安倍首相と同じお仲間ということでしょうか。 ですから首相夫人も学園で講演し、名誉会長になった。学園側は安倍首相という名前を利用して、役所に圧力をかける、忖度 を利用することを最初から考えた、というパターンですね。この学園の園長ご夫婦は、その技が身に沁みこんでいる人達のような感じがしますね。

政治家との付き合いや、人脈があるということをちらつかせて 甘い汁 を吸おうとする人たちはいつの世にも、どこにでもいますね。また、地元政治家を動かして役所に圧力をかけるのは当然だという風潮もあるのが事実です。

「役人はもっとしっかりせよ! 忖度なんかするな!」
でも、参議院委員会の政府のお役人の答弁を聞いていると、忖度 そのもので、国民目線じゃなくて、自分の身を守ることに専念されている感じです。むしろ、政治家のことを 忖度 して、黒じゃなくて灰色にするテクニックを駆使することが、エリート役人の技だと思っている節がありますね。
必死に答弁をしている姿を見ていると、エリート官僚さんでしょうが、どこか滑稽で、非人間的で・・。失礼な言い方ですが、笑ってしまいましたね・・・。

民進党の福山議員の質問に、安倍首相が名誉棄損だ、証拠を出せ とわめいたのを聞いて、私は、テレビのサスペンスドラマで、犯人が捕まる前に喚く、証拠を出せ! という常套言葉を連想してしまいました。

忖度・・・・。 日本の政治風土に沁みこんだ悪習ですね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2017-03-10 14:33 | 時事放談 | Comments(2)
 2017年1月20日、アメリカ新大統領にトランプさんが就任しました。

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 (インターネットより)

 就任演説全文の日本語版を読んでみると、まさに「アメリカ第一主義」ですね。 読んだ感じでは ” 古き良き時代のアメリカを取り戻そう ” という気分ですかね。 人類の英知とか、世界の平和などという、従来のアメリカ大統領演説で触れられた精神は全くありませんね。

 トランプさんの米大統領選勝利の時、このブログでは 米没落の始まり?」と題する パロディ ぽい記事を載せましたが、その後就任式までの状況を見ても、その考えは変わりませんね。

 アメリカの白人中流層の状況はよくわかりませんが、トランプ支持の人たちをテレビで見ると、その表情はまさに アメリカ第一主義 いや、俺たちのことを一番に考えてくれるトランプ大好き というイメージがうかがえます。 アメリカに雇用を戻せ、俺たちにもっと仕事と豊かさを取り戻せ。 世界平和や人類の未来なんて、恰好ばかりつけてる政治家はもぷうんざりだ。 そんな感じですね。

 まー、アメリカの大統領ですからアメリカ人が選べばいいことなんですが、他国の我々から見ると、自分の国のことしか考えない大国 の出現に警戒心を持ってしまうのは当然ですね。 「これまでアメリカが言ってきたことは何だったんだい? もう信用できんわ」 という声が出るのは仕方ないですね。

 なんだか、世界中でキナ臭いことが起こりそうな気さえしますね。

 私のような単純思考の人間は、専門家の意見は難しすぎてよくわからない。 自分中心主義者とどう付き合うかというった感覚で捉えています。 
 「アメリカの牛肉は絶対買わないぞ。 アメリカ製の製品はもう買わない。 アメリカなんか行かない。 アメリカ人と付き合うのも嫌だ。 アメリカを外して世界と付き合う方法を考えよう」

 トランプさんは本気でメキシコ国境に壁を作るかもしれません。 移民も嫌がっています。
 「そうか、アメリカにバリアを張り巡らせて守ろうというわけか・・・」

 先日雑木林で見た状況。
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 棘に囲まれた枯葉がありましたが、こんなに棘に囲まれると鳥も近寄らないし、新しい植物も生えませんね。
 「誰も棘に囲まれた場所に行きたくもないな。 まるでトランプさんのアメリカみたいや。 いくらバリアで守っても、枯葉が若葉になるはずがない。 新しい人達も受け入れないと廃れるぞ・・・」

 商売とはいえ、そんなアメリカ市場で車やいろんな商品を売っている日本企業。 これから予想できないような苦労が発生するかもしれません。 そのうち何処かで 「もうアメリカばかり見ていないで、他の地域での商売に目を向けた方がいいんじゃないか」 と考える人たちも出てくるのでは。

 トランプさんの出現で、アメリカ離れが始まるぞ。 そんな気分になっていますが・・・・。

 アメリカでは現時点で、トランプさんを支持する人より、不支持の人の方が多いという結果も出ています。
 
 どうなるんでしょうね、トランプさんのアメリカ。
by takeshi_kanazaw | 2017-01-21 12:03 | 時事放談 | Comments(2)
 一昨日からの日露首脳会談。 テレビ中継をズーと見ていました。

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 少し上ずった感じで頑張る安倍首相。 ジックリ落ち着いて動じないプーチン大統領。
 同時通訳の訳がイマイチ(プーチンさんは凄い早口)で、細かいことは判らないけど、その流れを見ると、
 「こりゃ役者が違うわ。 ファーストネームで呼び合っても、何処まで本音を漏らすか疑問や」

 今回の会談。 日本側のマスコミ報道は 北方領土返還問題。 しかし、それは勝手なマスコミの見出しに過ぎず、本筋は日露の経済関係を広げる方が主題。 ただし、プーチン大統領の、「あくまでも最終目的は平和条約締結にある」 との発言が重要だったような気がしましたね。

 両首脳の態度から、役者が違う と感じましたが、それは両国の国民の国際政治に対する姿勢も反映しているような気がします。
 プーチン大統領が盛んに日本とアメリカの関係に言及していました。 「北方4島を日本に帰したら、そこに米軍の基地を作る可能性がある」 「東アジアの安全保障はロシアにとっても重要なのだ。米国主導で日米だけで考える問題ではない」 まー、我々日本人はそんなロシアの立場は理解してませんね・・・。

 この日露首脳会談の期間中に、シリアで反政府勢力の中心地 アレッポ がシリア政府軍の手に落ちました。 これはロシアの軍事介入があったことが大きいことが予想できます。 プーチンさんは安倍さんの話を聞きながら、一方では電話でシリア情勢の報告・指示に余念がなかったのではないでしょうか。 役者が違いますね・・・。 世界政治の立ち位置がまるで違いますね。

 ロシアのクリミア占領への経済制裁(日本も参加)や、中東問題、そして東アジアの中国問題。 ロシアは世界の国と一線を引いても自国の立場を貫いていますが、日本は米国主導の国際政治に身を任せています。そんな両国が同じ土俵、いや同じ畳の上で柔道をしているわけですから、役者が違う と感じてしまう。

 我々日本人も、国際的な立ち位置をシッカリ見直す努力がいるのかもしれません。 米国追随外交からチェンジする覚悟がまだないですし、その条件整備が全く出来ていません。 やっぱり島国育ちで、国内ばかりに眼がいって、外が見えていない・・。
 
 日露首脳会談で感じた 役者の違い は、単に首脳間のことだけではなく、国民自身の世界政治、世界の安全保障問題に関しての 役者の違い でもあるような気がします。 どうも我々は世界の動きを感じ取れない、政治音痴になっているのかもしれませんね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2016-12-17 11:16 | 時事放談 | Comments(4)

 国の品格 カジノ法案

 12月2日の衆院委員会で、いわゆる「カジノ法案」 が強行採決されました。

 翌日3日の朝日新聞、私の好きな 針すなおさん の風刺画が状況をまっこと上手く捉えています。

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 先日発表された流行語大賞 「神ってる」 をもじって、不評語大賞 「カジってる」 とは実に上手い。
 
 いわゆる 「カジノ法案」、正式には 「統合型リゾート(IR)整備推進法案」。 この法律の詳しい内容はさておき、平たく言えばこんな感じでしょうか。

 「堅苦しいことばっかり言うとっても金儲けしなきゃアカン。 やっぱりカジノ付のホテルでもバチッと作って、ぎょうさん客を集めて金を落とさせる算段をせないけませんわな。 マカオをみなはれ、日本も指をくわえてみとったら、乗り遅れまっせ」

 この法律は議員立法の形を取っています。
 本来、立法府(国会)は議員が国民の声を吸い上げて法律を立案し、それを行政(政府)に実行させるのが筋というものですが、悲しいかな国会議員さんは法律を考える能力がイマイチ。 珍しく?議員立法を企てたのが今回のカジノ法案。

 「カジノ法案、これは票になりまっせ。 地元の商売人達は票はもちろん、政治献金も出しますわ。 今は自民党が絶対多数やし、国会がTPPや南スーダンの自衛隊派遣でゴチャゴチャしてる隙を狙って、サッサと通してしまいまひょ。 博打でも金がもうかることやから、今が通すチャンスや!」

 日本は 「恥の文化」 が基本とされています。
 小さいころから、親や周囲からこういわれてきました。
 「人様に後ろ指刺されるような 恥ずかしいこと をしたらアカン。 恥は末代までやぞ!」

 この恥の文化が根底にあって、日本の 「国としての品格」 が保たれてきたのではないでしょうか。
 今回のカジノ法案は 恥も外聞もかなぐり捨てた ゲスの行為のような気がしますがね。

 どうなんでしょうね、議員立法でこの議案を提出された国会議員さん達。
 恥ずかしくないのでしょうかね・・・・。
by takeshi_kanazaw | 2016-12-04 07:57 | 時事放談 | Comments(8)
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「アメリカの大統領選はトランプが勝ったんだってな・・・・。 予想外の結果やな・・・」
「アンタもそう思ったか。 まさかトランプとはな・・・・」
「それにしても今回の大統領選挙は歴史上最低の選挙戦と言われているけど、確かにまるでトランプカードのゲームをやってるみたいで、政策論争とは程遠い感じやったな・・・」

「結果はアメリカ人の現状不満への爆発やな。 合理的根拠じゃなくて、感情に左右された投票結果ということや。 まさに衆愚政治(ポピュリズム)の典型やでこれは」
「アメリカの民主主義というのはこんなもんか・・・。 えー勉強になったわ」

「イギリスのEU離脱といい、難民受入れ拒否といい、今回のアメリカの大統領選といい、どう見ても今は西洋文明の曲がり角やな。 世界平和なんてエー恰好するより、我が身が一番可愛いということや」
「そうやな・・・。 アメリカは古い体制に縛られず、まさに開かれた新世界を作ってきた凄い国やと思っとったけどな・・・。 変わってしもうたんやな・・・。 俺たちの小さいころは、アメリカは輝いていたよな・・・」

「これからどうなるんやろな・・・・。 アメリカは・・・」
「没落するやろな・・・。 輝いていた時代へは帰られへんわ。 もう圧倒的な経済パワーはないわ。 鉄鋼はいうに及ばず、自動車もいろんな工業製品は他の国の製品の方が安くて品質もいいもん。 国を閉ざせば世界から優秀な人間は集まってこんだろうし。 昔の夢を追ってもまさに夢物語や」

「そういうけど、まだアメリカはGDP世界一やし、軍事力も世界一やし、超大国には変わりないよ」
「昔のモンロー主義のように、自国中心主義で成長することは無理やろな。 他の発展途上国が頑張るから、相対的に地位が下がって行くわ。 アメリカが中心の世界はドンドンと変わっていくやろうから、あと20年もつかな・・・・」

「そういうけど、これはアメリカだけの問題やないでえ。 世界中が考えんといかんわ、アメリカとどう付き合うか考えんと困るわな。 日本でもそうやでえ」
「アメリカはこれまで 陽気で人のいい力持ち というイメージもあったけど、これからは すぐカーッとなるプロレスラーみたいな感じになるような気がするわ。 扱い方を間違えると大けがをしそうや」
「そうかもしれんな・・・。 これまでどこかでアメリカを信じていたところがあったからな・・・。 あんまりアメリカに頼りすぎるのは問題かもしれんな・・・・」

 後世の歴史家は、今回の大統領選の結果はアメリカの没落の始まり と位置づけそうな気がしますね。
by takeshi_kanazaw | 2016-11-10 11:04 | 時事放談 | Comments(6)

 若人に輝く舞台を

 今日(8月7日)甲子園で夏の高校野球が始まりました。

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 オリンピックより、私はもっぱら甲子園を見ようかなと思っています。
 真夏の太陽の元、汗と泥にまみれて、懸命にプレイする球児の姿が良い。

 高校球児にとって、甲子園は憧れの舞台。地区予選に勝ち抜いて、この甲子園の舞台に立つことが夢だったのに違いない。 みんなチョッピリ緊張と、誇らしげな顔をしていました。

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 私の母校は何時も地区予選の一回戦で敗退。応援に行ったこともない。
 一度ぐらい甲子園で応援する機会が有ったら、感激したでしょうがね・・・。

 選手宣誓する子は毎年シッカリことをした言いますね。なかなかのもんです。

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 甲子園では高校生の若者が晴れ舞台で輝いています。
 「若者と云うと、なんだか無知で乱暴で、常識がない奴らだ」というイメージが浮かんでしまうのですが、彼等は晴れの輝く舞台に立つと、真剣で眼が輝いてなかなかシッカリしてますね。

 「日常で若者は輝く舞台に立っているのかな・・・。若者が主役になっているのかな・・・」

 余談ですが、私の故郷の漁村の夏まつりでは、中学生の年頃から、祭りの期間だけは同じ年頃の仲間だけの「宿」に寝泊まりして、祭りの行事を自分達だけで仕切る「自治社会」を作る習慣があります。 ミクロネシアなどの南方の習慣と同じだそうです。

 「若衆達に任せようや」と部落の暗黙の了解があって、未成年だからドウノコウノといういらぬ指図はしません。 漁村では中学を出るとスグに一人前の漁師にならねばイケナイから、祭りぐらいは自分たちで仕切れという、長い間の経験からの知恵でしょうか。

 現代ではまだ中学生や高校生は子供扱いですね。
 舞台を用意してやれば、結構大人以上のことが出来る歳になっているのかもしれません。
by takeshi_kanazaw | 2016-08-07 15:24 | 時事放談 | Comments(6)
 東京都の舛添知事さんのニュースがマスコミに氾濫しています。
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 私は東京都民でもなく、対岸の火事のような気楽な気分で見ています。
 別に政策論争でもなければ、行政施策の良し悪しの問題でもなく、はなはだ低レベルな、知事の日常のお金の使い方の話。 それも家族旅行の費用とか、クレオンしんちゃんの本の購入とか、議論するのが馬鹿らしくなる世界。

 「これは お人柄 の問題だわ。 政治の問題より、この方のお人柄だわ・・・」
 私は舛添さんに逢ったことも、話したこともないので、失礼な言い方かもしれませんが、テレビ会見などの生放送を見て、そう感じました。

 同じくテレビの街頭での意見で、こんな声が。
 「この問題は、彼を都知事に選んだ、 ”選んだ方の責任だ ” と思う」 の意見。
 
 「うーん、確かに東京都民が投票しなければ、彼は都知事に成れなかったわな・・」

 しかし、投票した東京都民側にも意見があるでしょうね。
 「私は彼に投票しなかったぞ」 とか、 「彼がそんな人柄とは知らなかった」 とか。
 さらに言えば、「自民・公明の推薦だから入れたのに、どうしてくれる!」

 甚だ生意気な言い方で恐縮ですが、舛添さんがどうのこうのというのは、枝葉末節の話ではないかと思っています。 むしろ ” 選んだ側の責任 ” という街頭での一般人の言葉の方が重みがあるように思います。

 話が少し飛びますが、 「選んだ方の責任」 で思い出されるのが、ドイツのヒトラー。

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 平和憲法のワイマール憲法の元、ドイツ国民はヒトラーを選びました。その経緯は詳しく知りませんが、ワイマール憲法の非常事態に対する対応を上手く利用して、見事にドイツ国民を牛耳る政権を確立したようです。 しかし、元はドイツ国民が彼を選んだことに起因しています。いや、ヒトラーを選んだ国会議員を選んだことにあります。

 1~2年前に、麻生副総理・元首相が、なかなかいいことを言いました。
 「国民の負託を受けた国会議員は、ヒトラーの誕生経緯をよく勉強しなきゃいけない。ヒトラーを選んだのは、直接的には国会議員なのだから」

 マスコミ諸氏はこの意見を曲解(意識的?)して、独裁者誕生へのルートづくり のような扱いをしたのは、まっこと貧弱なマスコミ報道だと思いますが・・・。

 来週から舛添さんの集中審議が行われるとか。
 さてさて、「選んだ側の責任」 はどうなるのでしょうか・・・。

 7月には参議院選挙。
 「選んだ側の責任」を果たすには、どうすればいいんでしょうかね・・・。
 何時も ” 該当者ナシ ” と投票用紙に書いている私。 選んだ側の責任が果たせてないですね・・・。
by takeshi_kanazaw | 2016-06-12 12:45 | 時事放談 | Comments(8)
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 伊勢志摩サミットに参加した、とある首脳間の会話。

「いやいや、やっぱり日本は遠いですな・・・。来るのに一日、また帰るのに一日かかりですからな~・・。体にこたえますな・・・。 首脳同士が顔を合わせること自体は重要ですから、何とか出てきましたわ」
「まー、アワビやいろんな日本の食べ物はなかなかでしたから、良しとしなきゃいかんでしょう。 それより初日に、あの何とか神宮とかいう、変な社の森に連れていかれましたなあ・・。 ようわからんが、日本古代の歴史建造物ですかな・・。 この国の首相は復古趣味ですな・・」

「聞いたところ、あの首相は国粋主義者のお祖父さんを尊敬していて、何かといえば愛国心を強調して政権を維持しているらしいですぞ。 それであの神宮とやらへ連れていかれたというわけですな」
「そうですか、それで近隣諸国から毛嫌いされているわけですな・・。 無理やり仮想敵国を作って、国民の人気どりをしているというのは本当ですね。 日本へ来てみてようわかりましたな・・・」


「ところで、彼のいう 現在はリーマンショック前の状態と似ているという話ですが、なんですかね、あれは。 変な資料まで配って。 私の国の財務大臣や事務方からの事前情報では、そんな話はなかったのに。 彼の世界経済視点はどうなっているんですかね」
「私もビックリしましたな・・・。一番借金の多い国の首相が、財政出動を呼びかけるなんて、お門違いじゃないですかね。 それより自分の国の財政健全化が重要でしょう。今一番経済運営がまずいのはこの国でしょう」

「わかっとらんのじゃないですかな、彼は。 国の景気刺激策なんてものは、一時的なカンフル剤みたいなもんで、重要なのは民間活力だということ。 国民の人気取りばかり考えているんじゃないでしょうかね・・」
「この国がギリシャみたいになったら、それこそサミットどころの話じゃなくなりますよ。」
「でもこの国の国民は大人しいから、彼のやった失敗は全部国民が尻拭いするんでしょう。 前から言われているじゃないですか、この国の経済は一流だけど、政治は三流、いや四流だったか。そんなお国柄だから、何とか守っているわけでしょう」


 会議の終了後の会話。

「変な話を小耳にはさみましたよ。 うちの駐日大使からの情報だと、今回のサミットの結果を受けて、この国の消費税の増税を伸ばすとかなんとか。 それが大きな話題になってるらしい。」
「まさかそんなアホナことは話題にならんでしょう。 サミットは世界の課題を話す場ですぞ。それを自国の政争の具にするほど恥知らずなことはやらんでしょう」

「私もそう言ったんですが、日本のマスコミではこのサミットの成果の中心は、この国の消費税の扱いがどうなるかに集中しとるらしいですぞ。 こんな世界一の借金大国がですぞ」
「ほー、この国のマスコミもオカシイですな・・。 たとえ彼がそんなことを言ったら、世界のことを話すサミットを侮辱する気か と、マスコミが書かなきゃいかんでしょう。 この国のマスコミはそのくらいの常識は持っとるでしょう」

「しかし、もしその話が本当なら、我々はワザワザ遠い日本へノコノコやってきて、この国の政争の具に使われたということですか。 この国は東洋では唯一の構成メンバーだから、東洋のテーマに触れることは許せますが、自国の消費税なんて末梢的なテーマに利用されるのはかないませんな」
「もう日本はメンバーから外れてもらいたいですな・・・。 とりわけあの首相はイケません。」
「本当は中国を入れたいですが、あの国も自分勝手な国ですからな・・・」

「しかし、サミットもこんなことを続けていたら、アメリカ中心の仲良しクラブのディナー会になってしまいますぞ。」
「うーん・・・。 そうですな・・・・。軍事大国のロシアも外しましたし、経済大国の中国も入っとらんし、イスラムの諸国は全く姿もないですからな・・・」
「そろそろ考えなきゃいけない時期かもしれませんな・・・」
by takeshi_kanazaw | 2016-05-28 10:49 | 時事放談 | Comments(8)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw