馬篭宿から馬篭峠へ旧中山道の道をプラプラ歩く。 

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 ほぼ2.5キロ、標高差300mぐらいの、優しい登り道ですね。
 この辺りは恵那山の裾野が広がっている場所。 所々に畑があったり、時には小さな川の流れる谷があったりという感じです。

 山の中にもモミジですね。

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 旧中山道の木曽路では、クマよけの鐘が沢山おかれています。 チンチンという鐘の音を聞きながら。
 部落の人に聞くと、クマは年に1~2度、山から下りてくるそうです。 すぐ山に帰っていくとか。

 いい天気でした。 秋の陽を浴びて、何やら白い花が光っていました。

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 近くに居た軽トラのオジサンに花の名前を聞くと、「さー、何やろね・・」

 ドンドンと、いやプラプラと、上り坂を歩いて行くと、また赤いモミジが。

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 日本の紅葉の綺麗なのは、このモミジの赤と、常緑樹の緑があるからですね。 
 いやいや、日本の秋は好いですね・・・・。

 「おや? 今日は自称芸術家のオジサンはいないようだな・・・・」
 道端にある家と小屋。 昨年に木工芸術品?作成中のオジサンと話した場所。
 オジサン推奨のモミジが窓に写って綺麗・・・。

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 少し歩くと、今度は干し芋が一杯の庭が現れた。

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 去年は確かお婆さんが庭先で芋を蒸していたが、今日は出てきてない。 庭先に置いてあった箱に100円玉を入れて、干し芋の袋を一つ。
 「干し芋なんて食べたことあるか?」 と近くを歩いていた若い女性に。 袋を開けてそれぞれに干し芋を配って食させる。 干し芋を食べながら、何ともノンビリムードの歩行が続いていました。

 「ほー、こんなに大勢の外国人グループは珍しい・・・」 

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 十辺舎一九の碑のある場所。 付添いのガイドが句の説明をしているようだ。
 ちなみに、ここの句は確か  「渋皮の むけた女はおらねども、ここの名物 栗のこわめし 」
 「江戸からきて、木曽路を見下した下手な句だ。」 と私は言うのだが・・・。

 所々にある農家の庭。 この南天の輝きは素晴らしい。

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 我家の南天と比べると、ノビノビと育っている感じ。

 フラフラと歩いて行く。 その日は結構日本人の歩く人が多かった。 どうも、バス会社のウオーキング大会が行われているようだった。 賑やかさに、家の中からお婆ちゃんが顔を出す。

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 このお婆ちゃん、よく喋る人で、私の顔を見て 「そこに竹の棒があるやろ。 杖代わりに持っていきな・・・」
 よほど私が年寄りに見えたのか。 

 言われるままに、竹の杖を片手に、歩行を続行。

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 前に写っているのは菊の花ですかね・・。 こんな感じの道が多いのです。

 来た道を振り返ると、モミジが逆光気味に光って綺麗。

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 紅葉の様は光の具合で印象がドンドンと変わりますね・・・。

 本当にプラプラと歩いて、1時間以上かかったでしょうか、やっと 馬篭峠に到着。

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 下の赤いものは、バス会社のウオーキングの道しるべでしょうか。
 「ウヌ? 珍しく 峠の茶屋 が店を開けてるじゃん」

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 何時来ても閉まっていた店。 代替わりでもしたのかな・・・。 
 長らく店を閉めていた関係か、お客は誰も入っていない・・・。

 「そうだな・・・。 此処で食ってもしょうがない。やっぱり下の関所跡で持ってきた握り飯を食べよう」
# by takeshi_kanazaw | 2017-11-18 11:28 | ウオーキング | Comments(8)
 中国・万里の長城巡りから帰っても、ズーと腰の調子がイマイチ。

 「今年は木曽路歩きは止めようかな~・・・・」
 私はこの数年、春と秋には 馬篭峠越えの木曽路を歩くことに決めている。 この木曽路歩きが出来なくなると、本当の ” 老いぼれ ” になった証拠になる、なんて思いこんでいます。

 「いやいや、今年もやっぱり歩こう! ここで止めるとまさに 老いぼれ になる」
 ということで、11月12日(日) 例年通り、木曽路歩きに出かけました。
 ただし、例年以上にユックリ歩くこと、重い一眼レフのカメラは持たないことにしました。

 さて、何時も歩いているコースですが、 馬篭宿出発ー馬篭峠ー妻籠宿到着 の道で、約8キロの行程。
 簡単な地図を載せておきましょうか。

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 地図の上の馬篭宿から 馬篭峠を越えて、下の妻籠宿 という道順。

 毎年このブログに木曽路歩きのことは載せているので、またか と思われる方も多いかと。
 秋の陽の元、木曽路をプラプラと一緒に歩くような気分でご覧ください。


 名古屋から中津川までJRで70分。 中津川からバスで馬篭宿まで30分。 いつもより1時間早く家を出ました。
 「うーん、今年は結構バスが混んでるじゃん。 そうか、今日は日曜だった・・」
 
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 一時間に1本しかないバス。 木曽路の旧中山道を歩く人は、大半がこのバスに乗る。 乗客の半分以上は何時も外国人。(ただし中国人は歩かないので、こんな乗り合いバスには乗らない。)
 朝にこのバスに乗ったメンバーの多くは、山道を歩いている時にもよく顔を合わすことになる。

 「いい天気や・・・。 もう紅葉が随分進んでいるわい」  馬篭宿の入り口はモミジが赤い。

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 早朝(9時半ごろ)の馬篭宿は静かですね。 まだ観光客の姿は少ない。
 石畳の結構キツイ道を、ゆっくりと・・・。

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 道端にいろんな秋の花が咲いている。 歩き始めはノロノロと。

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 菊なんでしょうね・・・。 まばゆい秋の日差しに鮮やか。 以降の道にも一杯菊の花がありましたね。

 「さー、最初は何時もの店で熱いコーヒーを飲まなくちゃ・・・・」 私の何時ものパターンです。

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 「今日のコーヒーは格別美味かったよ」 本当に美味かったのです。
 「また妻籠まで歩かれるんですね・・・。気をつけて・・・」 顔なじみの店の女主人。

 腰の調子は悪くない、何とかなりそうだ・・・・・。
 何時ものように馬篭宿を素通りして、部落のはずれにある中山道の石柱へ。

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 店の軒下に干し柿。 秋ですね・・・。 彼方此方の家で干し柿があります。
 その前には、高札があります。 そうそう、奉行からの御定めが書いてある。

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 「ナニナニ、喧嘩をするな、博打をするな・・・・。 まるで生活指導みたいや・・・・」

 この辺りから人家が途絶えます。 まー、慌てずプラプラ・・・・。
 この花はアジサイでしょうかね・・・。 11月に赤紫のシッカリした花(ガク)がありますね。

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 廃屋になったような人家がパラパラ。 こんな花(実)もありますね。

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 名前は? 私に判るはずがない・・・。
 一向に歩くスピードは上がりません。 ウオーキングというより、プラプラ歩き ですね・・・。

 そろそろ木立の中へ。 旧中山道の山道の始まりです。

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 ここからは人の姿が極端に少なくなります。 何時ものパターンですが・・・。

 「まー、腰の方は何とかもちそうや。 なんといっても万里の長城の石段に比べると楽なもんや」
 焦らず、慌てず、ノンビリと・・・・。





 
# by takeshi_kanazaw | 2017-11-17 10:51 | ウオーキング | Comments(6)
 時々このブログに載せる、下手なお絵かきの話ですが。

 中国へ出かける前に、アジの干物の鉛筆画を載せました。
 「薄く色を付けると好いのでは」 とブロ友さんからのアドバイス。

 中国旅行記を書きながら、
 「そうだな・・・。 そう言えばアジの干物の絵がホッタラカシにしてあったな・・・」
 ということで、色つき版 を描いてみました。

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 どうですかね・・・。 どうも色が濃すぎた?  
 鉛筆画に色を付ける感じがつかめない。 
 どうもデッサンというのは、それ自体で完成品というイメージ。 スケッチというのは下書き風?
 上の絵は、色を付けると、鉛筆の黒が混ざってしまった。

 「どうせアジの干物を描くなら、焼いた後の姿も描いてやれ」  私は変なこと?を考えますね。
 中国では魚の干物は出ませんでしたから、なんだか急にアジの干物を食べたくなったせいもあります。
 わざわざスーパーへ行って、アジの干物を買ってきて・・・。

 チャンと鉛筆画を描いて、その後で色を塗って・・・・。
 焼き上がり?のアジの干物です。

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 難しかったのは、アジの干物にかけた醤油。 どうしても醤油の透明感が描けませんでした。

 2枚の絵は写真にすると、やや鉛筆の跡が強調されて、絵としては乱暴に描いた感じですが、現物はもう少し柔らかです。 絵を写真に撮るのも結構微妙なのです。


 さてさて、せっかくアジの干物の焼く前と焼いた後の絵を描いたので、これを組み合わせたら面白いのでは?

 例えば、一枚の額かパレット版に、2枚の絵を張り付けてみるとか。
 2枚の絵は4号ぐらいの大きさなので、2枚合わせてもそんなに大きくならないはず。



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 空白に、筆で川柳でもサラサラと・・・・。  しかし私は字が下手や・・・・・。
 暇人ですね・・・・・。 でも2枚合わせの方法は面白い。 やってみるかな・・・・。
# by takeshi_kanazaw | 2017-11-16 07:46 | お絵描き | Comments(4)

 身近に秋が

 立冬がもう過ぎたのですね・・・・。 そう言えば、我家の周囲もスッカリと晩秋の感じ。

 長らく長城巡りの話を載せていたので、なんだか長期海外旅行をしていたような気分?
 何時ものことですが、海外旅行から帰ると、日本の情景が新鮮に見えます。

 昨日は冷たい雨。 久しぶりにカメラを持って我家の周囲をウロウロ。
 「この家の柿の葉もいい色になって来たな~・・・・・」

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 すぐ近くの黒い板塀のお家。 この時期になると、大きな柿の葉が真っ赤になる。
 「日本の自然はシットリとして、落ち着くな・・・・」
 柿の木の傍に、何やら可愛いピンクの花。

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 サザンカでしょうか、もう咲いているのですね・・・・。

 時々自分の部屋から眺めていた桜の木。 ドンドン紅葉が進んでいました。
 傘をさして近づくと、もう上の方はスッカリ葉を落とし、木が雨に濡れてシットリでした。

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 桜の紅葉は結構早いんですよね・・・・。 木の根元に一杯の落葉。

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 「日本の秋は情緒があるな・・・・」  
 まー、見る私の気分が、旅先とは違って落ち着いていることもありますが・・・。

 「このもみじ、えらく赤いな・・・。 もみじでもいろいろ種類があるから・・・」

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 雨に濡れたモミジもいいもんですね・・・・。

 そう言えば、我家の南天。 少し色づいたと思っていましたが、もうスッカリ赤くなりました。
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 そうそう、我家の庭では壮大な?実験中。 梅雨頃に咲いたアジサイを切らずに観察中でした。
 現在の所こんな感じです。

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 ご存じのように、アジサイの花に見える部分は ガク なんですね。 ガクだから、花弁のように落ちることなく、まるで葉っぱのように紅葉?しているのかも。 でもなんだか不気味な赤ですね・・・。

 なんだか久しぶりに写真を撮ったような気がしました。
 そろそろ、日本の秋も楽しまなくちゃ・・・
# by takeshi_kanazaw | 2017-11-15 09:13 | 街の表情 | Comments(2)
 旅の7日目、最終日です。

 その日は北京へ帰り、紫禁城前の人民広場、繁華街の王府井(ワンフーチン)、お昼は北京ダックというコース。
 「長城巡りの旅も、最後は平凡やな・・。 この旅の企画者、7日目は思考停止したんかいな・・・」

 その日の北京の空は、真っ青でしたね。

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 この時期は5年に一度の共産党大会が、この近くの人民大会堂で開かれていました。 中国ではオリンピックや大きな催しがある時は、北京周辺の工場は操業停止措置を取るそうです。 その影響もあったのか、抜けるような青い空でした。

 実はこの場所に来るまでが大変。 バスは停車出来ないので遠くで降りて、道すがら何度も公安に止められ、最後は身体検査まで受ける始末。 検査は我々外国人だけじゃなくて、中国人も含めて全員です。

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 まー、仕方ないのでしょうが、この国は何時もチェックしないと気が済まないのでしょうか・・・。

 天安門の前でパチリ。 中央に毛沢東の絵ですね・・・。

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 そして、反対側の広場には、毛沢東の死体が置かれている建物がデーンとある。

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 私は 個人崇拝は大嫌いですね。なんでこんなことするんですかね・・・・。


 余談ですが、旅の最後に少し中国のお話を。

 私が度々中国に旅するので、中国好き と思われている節がありますが、それは違います。

 この国の一党独裁体制は嫌いですし、何より自由と合理性に欠ける中国のシステムは大嫌い。 
 中国人も好きではない。彼らはお金大好きな個人主義者です。共産主義者のポーズを取っていますが、国民性は全然共産主義にマッチしません。あんまり表面的な情報で判断しないほうがいいと思ってます。

 ただ、この国の大きさと歴史の流れは、感情じゃなくて、事実として十分考えないとイケナイ。
 
 万里の長城を巡りましたが、2千年も前から延々と長城をつくり、豊かな大地を死守しようとしてきた中国ですが、歴史を振り返ると、いわゆる漢民族がこの国全土を支配した期間は半分にも満たない。 殆どが周辺の遊牧民との戦いで、意外と?厳しい国際環境を生き抜いています。

 私は漢民族の全盛期は、漢王朝と唐王朝、そして現在の共産党王朝?ぐらいか と思っています。

 一帯一路(いったいいちろ)は、習近平総書記が唱える経済構想ですが、昔のシルクロードのように、中国と西洋を結ぶユーラシア大陸全体の経済圏作りです。 昔の唐王朝の復活とも言えます。 唐王朝の時代は中国と並ぶ世界大国はなく、恐らく世界のGDPの30%~40%を中国が占めていた。(現在は20%)
 日本のマスコミ報道ではあまり取り上げませんが、そのうちに ” 中国は唐王朝の復活をもくろんでいる ” というような見出しが躍り出すことでしょう。

 先週アメリカのトランプ大統領の訪中ニュースが流れましたが、きっとトランプ氏は大がかりな中国の思惑を肌で感じたのではないでしょうか。 ” これからは中国の時代がやってくるかも。人権問題なんて言っているうちに、追い越されそうだ。 チョット考え直さないと・・・ ” 日本の首相はまだ ” 価値観を同じくする国ではない ” と発言し続けていますが、最近は少し変化の兆しが・・・。

 繰り返しますが、私は中国びいきではなく、客観的な視点を述べているつもりですが・・・。
 13億の人、華僑の姿を見ればわかる様に、中国人は積極性があり、思考も大胆。そんな人たちが本領発揮?すれば、アメリカを追い越す可能性は大です。それに歴史に裏づけられた中華思想が復活するでしょう。厄介な国ですが、付き合っていくしかないのですから。


 そうでした旅の話でした。

 有名な繁華街 王府井は静かでした。 対外開放の時代はもてはやされた街も、もはや過去のことかも。

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 東京でいえば銀座に当たるのでしょうか。 歩行者天国方式で、ノンビリムード。

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 私はすることもなく、仕方なくコーヒーを飲みにビルの中のスタバへ。

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 日本と変わらない状況が広がっています。

 「こんな人民広場や王府井へ来てもしょうがない。 バスから見える北京の古い町並み散策の方がいい」

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 ドンドンンと古い家並みが壊されていくそうです。 日本と同じですね・・・。

 それからお昼の北京ダックの店へ。

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 不味かったですね、この北京ダック。 名前だけで、ネギも新鮮じゃないし、作り手が商業主義でした。
 北京へ来れば北京ダックなんでしょうが、パック旅行だから文句も言えないしね・・・。

 そうでした、前日は紀伊半島付近に台風21号が来ていましたので、北京にもう一泊かな? と思っていましたが、何とか定刻通りに名古屋へ向かってフライト。

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 長かった長城巡りの旅の話もこれにて 完。
 旅をしている期間の3倍の日数で書きこみましたが、お付き合いいただき感謝ですね。

 次回はまだ計画していません。 まだ腰が痛くて・・・・。



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# by takeshi_kanazaw | 2017-11-14 08:13 | 万里の長城巡り | Comments(6)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw