名古屋を出発してから5日目。殆ど霧の中を走っていましたからね・・・・・。
三内丸山遺跡から、割合スムーズに八甲田ドライブウエイに乗れました。
八甲田山は青森の南側にそびえる、1500メーターぐらいの割合なだらかな山ですね。
「どうしてこんな山で遭難したのかな・・・・。いくら雪のなかっといっても変だな・・・・」
皆さんご承知の通り、八甲田というと新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」や映画を思い浮かべますが、ドライブしていると、どうもピントこない。事件が発生したのは明治35年ということですが、やっぱり雪山は怖いということなんでしょうね・・・。
その日はホントにゆっくりムードのドライブ。道端に花を見つけては停車してパチリ。
「あれ? 雪が残ってる。もう夏が来るのに雪がある」
ハイマツなんでしょうか、何やら花のような紫のものが・・・・。
「それにしても高原の草花は何処か可憐だね・・・」
いたるところで車を止めて写真を写すので、なかなか行程ははかどりません。
小さな沼にも、小さな花が・・・・。
「こんな調子で走っていたら、なかなか奥入瀬渓谷へたどり着けないなー」
でも、綺麗なんですね緑が。見事な緑の森が続きます。
そんな緑の森を10キロも走っていたでしょうか。八甲田から少し渓谷へ降りて行くと、急にまた霧が出てきました。
山の天気は判らないもんですね。高原は晴れていたのに、谷合に入ると霧。
この旅では度々霧にみまわれましたので、少し霧が出やすい地形が判ってきましたね。
谷合を抜けるとまた緑の森の道路が続きます。
八甲田から奥入瀬渓谷を経由して十和田湖までの約20キロの道は、ホントに緑の森を満喫できる綺麗なドライブコースですね。
そろそろ奥入瀬渓谷が近づいてきたようです。
奥入瀬の新緑、きれいですね。写真からもマイナスイオンがでてくるようです(^-^)
故郷の山はまた格別ですよね。もう少し八甲田を丁寧に撮っておけばよかったんですが・・・