バンコクの市内は渋滞が有名ですが、郊外でも県庁所在地あたりの地方都市は結構渋滞します。タイに車が増えている証拠ですね。それより田舎へ行くと殆ど渋滞しません。
タイの特徴の一つは道が素晴らしく整備されていることです。
この原因の一つは、ベトナム戦争当時タイは戦場への物資供給基地的存在で、米軍がタイの道路を整備したためです。
このためにタイの道路標識は、バンコクから見て北へ向かう1号線、東に向かう2号線、東南へ行く3号線、マレー半島の4号線に分かれ、支線は103とか3011とか番号だけで何処にあるか判るようになっています。日本と随分違いますね~。アメリカ式?ですかね。
タイの国土は殆どが平坦な原野ですから、道はくねくねすることはなく、すっきりとしています。それに、かなり田舎に行っても立派な2車線の舗装道路が完備され、穴ぼこの道路にはお目にかかりません。日本の300代の国道がくねくねの山道になっているケースとは大違いですね。
バス旅行で信号でバスが止まった時の写真がありました。
これは確かバンコクから東に150キロぐらい離れた、3号線の支線の田舎道です。
道路の中央には王様の写真が飾ってあります。何処に行っても王様の写真が必ず飾ってありますね~。
田舎町からさらに人里離れた道は少し狭くなりますが、それでも大型バスが十分走れるぐらいの広さがありますね。
不思議なことに、タイでは日本のような小道があまり見当たりません。
バス旅行なのでそんな場所に行かないせいかも知れませんが、日本の田舎の小道のような感じのところがありませんね。
だいたいタイの田舎は意外と家屋が少ないのです。水も少なく、土地自身に人間を養える力が少ないために、部落が平野に点在するような状況ではない。勢い部落を結ぶ小道も発達しなかったように思います(私の推測ですが・・・)
県庁所在地クラスの都市は、結構小さなビルがあります。古い家屋と小さなコンクリートのビルの組み合わせが、地方の田舎の街の一般的景観ですね。
日本には地方都市に〇〇銀座のような繁華街がありますが、タイではメインストリートは広い道筋が多いですね。どうも飲み屋が並ぶ小路はあまり見かけませんね。だいたいタイ人はあまり酒を飲みませんね。晩酌もしない人が殆どじゃないですかねー。
上の写真で白地に青い看板でDAIKINとありますが、日本の空調機企業のダイキンですね。
タイのエアコン業界は完全に日本企業にシェアを取られています。
町のメイン道路には家庭用品などの店が並びますが、田舎のことですからそんなに格好いい店は少ないですね。
地方都市から離れると、ポツリポツリと家屋が点在します。日本の村のように集落を作っているのはあまり見かけないですね。どうしてか判りません。
まー、バスに乗った観光客の写真ですから、タイの地方都市の表面だけかも知れません。サイクリングでもすればまた違った顔があるのかも・・・。でも暑いからな~サイクリングは・・・。