タイ北部の旅行から帰って、先週は久し振りに勤め先の学校へ。
「サワディ ピーマイ カップ!(新年おめでとうございます)」
そして、正月休暇の過ごし方を聞くのは、タイも同じですね。
「それにしても渋滞がひどかったね~」
「私も家族と旅行したけど、凄い渋滞で・・・・・・」
しばらくはその話(殆ど英語、たまに日本語)でもちきりでした。
「タイは経済成長期に入ったということですね。6年前と全然違う。」と私。
「今年は連休だったから・・・・」 とタイの人たち。
「いやいや、これからもこんな状態が続きますね。タイはGDPが3000ドルを超え、普通の人が車を持っていますし、休暇を楽しめるようになったということですね」
「うーん・・・・。そうかな~・・・・・」 タイ人にはまだ実感がないようです。
私のアパートのバス通り裏界隈でも、殆どの家が車を持っています。
バンコクはもう貧しさからは程遠い暮らしが主流ですね。田舎はまだみたいですが・・・。
さてさて、北部タイのランパンで「蝙蝠」の干物を見ましたが、バンコクの東100キロの川沿いのお寺に「フルーツ蝙蝠」が沢山いるという。
「まさか、蝙蝠のスープでも飲もうと言うんじゃないだろうな?」
ノコノコと出かけたのは、バンコクの東のパーンパコン川。
そうですね。以前にイルカを見に行った川の上流ですね。
この川はバンコクの東の割合大きな川で、昔はバンコクの東の守りに相当する場所だったのか、川沿いに大きな大砲が置いてありました。
「1965年? イギリス製?」 ちょうど明治維新の頃ですね・・・・。
蝙蝠のいるお寺まで、小さな船で上ります。ちょっと川遊び風ですね・・・・。
「寒い!!」
最近バンコクは朝晩は20度を切ります。それに川風が冷たい。
タイでは多くの川が流れています。川べり付近の風景を少し紹介。
「乾季というのに凄い水量だね」
バンコク付近の川は海抜が低いので、海からの水が中流域まで上がって来ます。
川の両岸はヤシの密集地帯。
川の所々に民家がチラホラ。
川沿いの民家も瓦屋根はないですね。タイではスレートかトタン屋根ですね。
殆どの家が小さな船を持っています。
「ありやー別荘かい?」 たまには綺麗な家が。
タイでは川沿いに時々こんな家がありますが、川沿いは涼しいのでそうなるんでしょうね。
「まだ蝙蝠がいるお寺に着かないの? いーかげん腹も減ったよ」
どうも、この川のダム(海水の逆流防止用)のゲートが開かないみたい」
あたりには水草が一杯です。
「寒いし、腹は減ったし・・・・・・」
「なるようにしかならないよな~。こんな所を船で上る酔狂者はいないからな~」
そんなことで、蝙蝠とのご対面は次回へ
「蝙蝠の糞から集めた、蝙蝠が食べた蚊の目玉」を
眼病に効く薬として珍重しているという話も。(これは中華料理かも)
まぁ、私は蝙蝠本体も蚊の目玉もいりませんが…。
昔は沢山蝙蝠がいたけど、みんな食べちゃったので、今はいないそうです。ホントにうまいのかなー。