前回は紅葉を中心に載せましたが、今回は高原の森の様子を。
「このカメラは紅葉の赤がうまく出ないよ」
腕の悪さを棚に上げて、目で見るような紅葉の赤の鮮やかさが出ないのに不満を。
「毎年のように同じことを言ってるね」
「そうだなー、あんまり写真の勉強なんかする気ないしなー」
そんな会話をしながら、信州奥蓼科の白駒池の森をプラプラ。
「木漏れ日が綺麗だわねー・・・」
「うん・・・・」 どうせ上手く撮れないと思いながら生返事。
「まー、とにかくシャッターを押しておくか・・・・」
だいたい何時もこんな感じですね、私の場合。
高原の森は薄暗くて、しっとりしていました。
そこに時折木漏れ日が・・・。
この森は霧が多いのか、苔が綺麗でした。苔に木漏れ日が・・・・。
「紅葉より綺麗だよ」 と少し撮る気になってきました。
森を見渡すと、彼方此方に木漏れ日で光る草の姿が・・・。
よく見ると、森全体が木漏れ日で光っている。
黄色くなった葉が、暗い森の中で木漏れ日を浴びて浮かんでいました。
「俺は最近目が悪くなって、どうもピンとが合わないよ」
「まー、歳のせいだし、技術不足。設定を変える方法があるけど・・・・」
「そんなのメンドクサイ!」
いつまでたっても写真の腕は上がりませんね。
(ブログは原画を十分の一に圧縮してあります。原画はもう少しいいのですが・・・)