「寒いな~・・・。 味噌煮込みでも食いに行こうか・・・・」
名古屋では、” 味噌煮込み ” と言えば、” 味噌煮込みうどん ” のことをさします。
味噌煮込みうどん と言えば、もう名古屋の名物。 全国的に有名?
赤みそに硬めのうどんを煮込むのですが、少し甘めの豆味噌(赤みそ)に、独特の硬めの麺が煮込まれて、フーフー言いながら食べる。 この味噌味と麺が独特ですね。
私は関西生まれなので、最初に名古屋に来てこの 味噌煮込みうどん を食した時は面喰いました。 味噌は甘ったるし、麺は半生みたいだし・・・。 そのうち、これが美味く感じるようになってきて・・・。 九州に住んでいる我家の長女(名古屋育ち)などは、名古屋に来るとスグに味噌煮込みを食べたいと言いますね。 まさに名古屋の味 ですかね・・・。
味噌煮込みうどんは、素焼きの鍋でまだグツグツと煮えている状態で持ってきます。
写真では判りにくいですが、鍋の中は味噌のお汁がグツグツと泡立っています。
一般的には、卵を入れたり、いろんなものが入るのですが、私は何も入れない一番シンプルなものがいい。
入っている具は、小さな鶏肉とかまぼこ、ネギぐらいですかね。
必ず土鍋のフタが被せてありますが、これは皿代わりに使います。 この蓋の上にうどんと汁を載せて、食するのですが、この方法を知らないと、上手く食べられません。
妻殿の味噌煮込みうどんは卵入りですが、私は特別に卵を抜いてあります。卵が入ると、味噌の味が変になるような気がするので・・・。 値段は同じです。
味噌煮込みうどんは、味噌の汁も全部飲んでしまうのが一般的。 汁を残すのは 通 じゃない。
このお店では、ご飯(炊きたてだった)と漬物が付きます。こういうパターンが多いですが、ご飯と味噌のお汁がよく合うし、漬物もアッサリ感があっていい味です。 写真右下の白いのは店が用意した紙のエプロンです。味噌が服にかからないようの配慮です。
この味噌煮込み、一人1000円でした。 決して安くないですが、大きな店構えの立派なテーブルで、チョッピリ贅沢なお昼 という感じでしょうか。
平日の昼だというのに、すぐに満席になって、席待ちの人が出るくらいでしたね・・・。
名古屋に来られたら、やっぱり 味噌煮込みうどん を食してみることを勧めます。
上蓋を皿代わりにして食すこと、味噌の汁を全部飲み干すのがポイントです。
名古屋人は、真夏でもフーフー言いながら、このグツグツ煮えた味噌煮込みうどんを食べますね。
なるほど・・・蓋を皿代わりに・・・これは外国人に教えたら喜ぶと思います。しかし、東京の場合、運ばれてくると鍋の蓋は、店の人がとって持っていってしまいます。お椀をくれますが、蓋じゃないとつまらない・・・。
鉛筆画でしたら、色を乗せるのは可能だと思います。全体ではなく、部分的に色を付けるのもきれいなのではないでしようか・・・それにしても辛抱強いことですね。
名古屋には、じつは一度も行ったことがありません。
美味しいものが、たくさんあるのですね、
「味噌煮込みうどん」 熱々で美味しそうです。
このおうどんにご飯が付くといのに びっくりです。
うどんでお腹いっぱいになりそうです。
母が山梨の人で 味噌煮込みうどんの「おほうとう」を
よく作ってくれました。「おほうとう」を思い出しました。
この皿は特別で、蒸気の抜ける穴がありません。
うどんを煮込んでいる時は蓋を使わず、出来上がってから蓋を載せるので、熱くない。
わざわざお椀を使わないので、店が作業しやすく考案したのかも。
鉛筆画。 確かに辛抱強いかも。 感性と技術がないので、仕方ないのかも。
サラサラと描き上げるのが本筋だとは思います。
現在着色中。 ご忠告通りに、塗り過ぎに注意して・・・。
実は名古屋の味噌煮込みうどんは、山梨の「ほうとう」を真似たものという説があります。
ほうとうは面が平べったくて薄味ですが、味噌煮込みは赤みそで味が濃く、麺もかなり硬い。
ご飯は小さなお椀に少しで、味噌汁にご飯という感じです。
少々くどい味噌の味ですから、逆にご飯がないと食べにくいですね。
味噌煮込みうどんは名古屋近辺に多くの店があります。
店によって少しずつ味ややり方が違います。
私が何時も入るのは、「山本屋本店」。 名古屋駅の西側地下街 エスカ にも店があります。