「次回は題材は何にしようか・・・」 手伝い役の講師の人が、みんなの意見を聞く。
「食べられるものがいいな・・・。 果物とか、魚とか・・・」 と私。
この教室では題材になったものは、終了後にみんなで持ち帰っていいことになっている。
前回のお絵かき教室の題材は、私の意見が採用されて、魚の干物となった。
何時もは教室では殆ど描かない?私ですが、言いだしっぺ は少しは描かないと・・・。
先月に植物園でみた細密画のようなデッサンが印象に残っていたので、デッサンだけでもと・・。
何に見えますか? 魚の干物ですが・・・・。 そう、アジの干物。
この絵は自宅で皿を加筆したものですが。
デッサンなんて殆ど勉強していない私。 珍しく?一本の鉛筆で格闘しましたが・・・。
「うーん・・・、同じ鉛筆を使うので、形と陰影の区別がつかん・・・。 陰影はどう描くのかな・・・・」
多分、陰影は細い線で描くのかもしれませんね・・・・。 細い線をきめ細かく何本も描くのかも・・。
写真でもそうですが、絵でも基本を勉強してないので、全て自己流で何度も失敗しながらですね・・・。
自宅に帰ってから、もう少し丁寧に描こうと思っていたのですが。
その日はたまたま妻殿が不在。 飯を自分で作らなきゃいけない。
目の前にアジの干物が鎮座している。
「まー、デッサンの勉強はまた出来るさ。 今日はとにかく飯を食うことが優先や・・・」
お絵かき教室から持ち帰った題材のアジの干物。 こんな姿に変身しました。
いやいや、結構新鮮で美味しかったですよ。 お蔭でその日の夕食は簡単に自炊が出来ました。
絵の題材を食べてしまうと、途端に描く気が消えてしまって・・・・。
「あのアジの干物、美味かったな・・・。 この季節はアジの干物の美味い時期なのかな・・・」
残ったデザイン画、途中でそのまま放置されています。
もう描く気は・・・・・・。
こうして 楽しまれて 絵の教室に通われ
デッサンされ、 題材を美味しく食す…
なかなか 有意義な一日だったのではないですか。
ちなみに私 アジの干物 目の前にしても 描けません、難しいですよね。
「絵の題材を食べてしまうと、途端に描く気が消えてしまって」
これは面白かった !!
確かに、お腹が満たされると、やる気や 細かい観察など
すっ飛びますネ。
絵の題材に「食べ物 果物・魚」後で美味しく食べられるので、良い提案でしたね。
お絵かき教室にでも行かないと、私は絵を描き続けられませんね。
2時間弱の時間、強制的?に絵を描く時間。
教室では殆ど描かないことが多いのですが、何かの拍子に描く気が起こる。そして、本気で描く気が起きたら、自宅でユックリと描きつづけています。
御助言有難うございます。 次回には頑張って・・・。
そうか、デッサンの上に薄く塗るね・・・。
色を忘れてしまったけど、頭にある色のイメージで。
対象物はもう私の胃の中で消化されていますけど。
気が向いた時にやってみますかね・・・。